シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
- 2013/10/29[この記事のエリア] 帯広・十勝
- 音更で料理コンテスト!
この町名は、「おとふけちょう」と読みます。
おいしい農産物がたくさんある町なので、
北海道民は、全員覚えていてくださいね。(笑)
名産品は、
ニンジンやブロッコリー
強力系小麦や豆類
チーズなど乳製品
さて、先週、音更町内で町民料理コンテストが行われました。
場所は、町内のふれあい交流館です。
「THEおとふけ製 家庭料理コンテスト」と題して
町民から60品以上の応募があり、20点が書類選考を通過して
当日、試食をして順位が決まりました。
審査作品を前に町長の表情がゆるみます。
最優秀賞は、
野菜三種の煮こごり 河口利子さん
野菜(長イモ、ニンジン、枝豆)の食感が絶妙でおしゃれな料理。
ネーミングを工夫すると、全道や全国コンテストでも
通用しそうな、すばらしい作品でした。
優秀賞は、
よくばりシフォン 高田徹子さん
自家野菜(ニンジン、小豆、ホウレン草)と町内産の鶏卵、ナタネ油などでつくる
低糖シフォン。砂糖を控えすぎて、コンテストとしては
やや減点になりましたが、お子さんのおやつにもうってつけです。
同じく、オトフケテリーヌ…からの~ミネストローネ 岩沢美香さん
完成度の高い野菜料理。塩分を控えて、素材の味が不足していましたが、適塩なら、だんとつ1位だったかも。
以上のメニューも掲載された、家庭で再現可能なレシピ集が
年明けにも作成されると思います。
表彰式
町長から表彰状を授与します。
表彰後の記念撮影
シェフは、審査委員長として参加しました。
参加者のご家族と!
帯広のベッドタウンとして人口の増えている音更町。
新しい町民にも特産品を活用してもらいたいと、開催しましたが、
担当部署は準備でたいへんだったと思います。
これだけの規模のコンテストをイベント事業者の手を借りず、
自力で企画、準備、開催、撤収を行ったことに敬意を表します。
ご担当のみなさん、特に技術アドバイザーのお二人の
作戦や行動力は、すばらしいものでした。
また、そういった催しに声をかけてくださいましたことに、
感謝いたします。
これからも、彩り豊かな農産物を食べて
長寿で健康なマチづくり
を期待しています。
2013/10/29 11:14帯広・十勝