シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
2016年2月
- 2016/02/29[この記事のエリア] 札幌
- 札幌で地産地消弁当発売
販売されることになりました!
2月29日、道庁で記者発表会が
開かれましたので、
お知らせいたします。
荒川副知事と記念撮影
知事会議室で、
発表会と試食会を開催しました。
マスコミの前でシェフの説明
新弁当のポスターの前で料理紹介
弁当の紹介です
名称は、
「貫田シェフの道南☆旅グルメ弁当」
販売は、平成28年
3月1日(火)~5月31日(火)
の3ヵ月
企画は、北海道農政部
場所は、札幌駅構内の「駅弁の弁菜亭」
4ヵ所と、JR特急列車内ほか
価格は、1個980円(税込み)です。
この弁当は、
道庁農政部の地産地消の一環で、
北海道新幹線開業に合わせ、
観光客や北海道民に道産食材のよさを
お伝えする企画のひとつです。
わたくしが、基本のレシピを作成して
道庁に提供しました。
今回は、札幌駅立売商会さんに、
協力してもらいましたが、
私がつくった少量レシピを、大量調理
可能なものにご調整くださいました。
今後、希望する事業者には、
道から提示する予定もあります。
*新函館北斗駅前のレストランからも
要望が出ています。
今回のお薦めポイントは、3つです。
行政が企画している
道庁HPのトップページに告知されています。
食材手配先も紹介してくれました。
道南食材をイメージした12品
写真は、弁当に添えられるお品書き
札幌駅では、何品かが道南産で、
札幌近郊の食材も活用して適正価格に抑えました。
道庁HPで食材情報が見られる
これは、画期的!
食材情報がわかる駅弁は、
もしかすると、全国初 かも!?
掛け紙のQRコードから、
道庁HPを読み込むと
「貫田シェフのひと言」で
食材や調理方法の説明が見られます。
*12品それぞれを見てください。
一例はコチラ
北海道新幹線が開業することで、
行政も、道民も、客数だけでなく、
おもてなしの気分を少しでも
盛り上げて行きたいと思います。
そうそう、最後に、特におススメは、
グルメと健康に配慮する女性です。
量は、軽めで低カロリー、
使用する油もオリーブ油が中心です。
塩分は、やや控えめの適正量=「適塩」で、
加熱野菜がたくさん入っています。
次回、どんな料理が入っているか、
じっくりみてゆきたいと思います!
みなさん、ぜひ、ご注目を!
2016/02/29 20:20札幌
- 2016/02/28[この記事のエリア] 札幌
- カレーを手で食べた!
ときどき、訪ねている札幌市内で人気のインドカレー店
「スパイスダイニング チャンダマ」。コチラ
うま味調味料などを使っていなくて、
札幌駅前周辺で、わたくしが利用できる
数少ないお店のひとつです。
ネパール生まれ、インドで修業したシェフと
いっしょに撮影しました。
このお店は、
以前から、カレーがおいしかったのですが、
手で食べると、スパイスの風味がより強くなり、
いつもより、おいしく感じました。
午後1時を過ぎ、お客さまの少ない時刻に
ランチのセットを頼み、手で食べるように
平たいお皿にライスを持ってもらいました。
食べかた
ソースをかけます
スプーンでソースをすくい、ライスに少しかけます
右手で食べます
ソースとライスを右手で混ぜ、
親指以外の4本指にのせ、
親指で押し出すように口に入れます。
はじめは、少しどきどき、しますが、
慣れてくると、スプーンで食べるより、
おいしくて、やみつきになります。
指でこすりながら、きれいに食べつくしました
15年ほど前、イスラム教徒の方に、
食べ方を教わってから、いつか飲食店でも
試してみたいと思っていました。
お寿司やおにぎりも
手で食べるとおいしいですが、
カレーは、
スパイスの風味が金属で軽減されないようで、
香りが一段と冴えわたります。
でも、こんなにおいしく感じるとは、驚きでした。
ちなみに、この店では、ほかに
手で食べる客はいないそうです!
次回は、南インド風にバナナの葉にライスと
ソースをのせてほしいと言ったら、笑われました。
このお店、ライスを食べる時は、
ご飯とソースの上に、少し塩を振って食べました。
食後は、チャイ。
鍋に入れ牛乳で煮出した紅茶です。(別料金?)
2016/02/28 15:52札幌コメント(2)
- 2016/02/28[この記事のエリア] 札幌
- ピンクのフォンデュ!?
ダッチオーブンに入ったピンク色のチーズフォンデュ
みなさん、チーズフォンデユは、
召し上がったことがあると思います。
先日、定期的に開催している、
北ガスフレアスト西の料理教室で、
チーズフォンデュをつくりました。
このチーズフォンデユ、割と簡単につくれるのですが、
チーズの種類によって、かなり、味が異なります。
また、塩加減が難しくて、おいしい塩分濃度が
チーズの産地や種類でも、少し違います。
わたくしは、春先に、赤ワインを使った、
ピンク・フォンデュで、年度末を乗り切ります。
付け合せの野菜
ローストしたジャガイモ、タマネギに
塩0.5%をまぶしたもの。
ブロッコリーとニンジンは、生のまま油で
ソテーして塩0.5%を振ったもの。
細切りポテトをオリーブ油でパリパリっと
焼いて塩を振ったもの。
パンは、札幌市・ブーランジェリー・ポームの
バゲット・トラディッショナル
盛りつけなど
フォンデュは、フライパンでつくって、
ダッチオーブンで再加熱しています。
家庭では、
フォンデュ鍋やフォークがなくても、
ホットプレートで野菜を焼いて、
フライパンでつくったフォンデュを
キャセロールに入れてもいいと思います。
チーズは、欧州の輸入品を使うときは、
白ワインでつくり、
道産品は、
牛乳とプレーンヨーグルトをおもに使い、
ワインで風味をつけるといいでしょう。
今回、よつ葉乳業のチーズフォンデュ用の
商品でつくりました。
料理教室・参加者の盛りつけ例
次回の、料理教室は、
日時 3月10日(木)11:00~13:00
場所 北ガスフレアスト西
料理 パスタ・カルボナーラ
くわしくは、コチラ
2016/02/28 15:28札幌