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- 2017/02/12[この記事のエリア] 大沼・鹿部・松前・江差
- 「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」に泊まってきた! <2>
道南のリゾート地・大沼の大自然を楽しむオーベルジュ
「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」に泊まってきた!
今回はエプイ宿泊のメインイベント!
ディナーの紹介です。
旅先での食事の醍醐味といえば、
やはり地の物をいただくこと。
ましてエプイはオーベルジュと銘打っているので、
否が応でも期待は膨らみます。
エプイのレストランは宿泊施設のある建物から一度外に出て、
屋根のある通路を渡った反対側にあります。
今回、宿泊した部屋、スパリビングもそうですが、
一度外に出て次の空間へ移動する時、
その都度、風を感じたり、野鳥のさえずりを聞いたり、
大沼の自然を感じることができるのが
とても良い気分転換になります。
レストランはガーデンが見える広いスペースと個室があり、
私は個室に通されました。
18:00スタートのディナーなので、
外は真っ暗ですが、時折通り過ぎるJRの車両の音が
旅の風情を感じさせます。
まずは食前酒にシャンパン。
「白いニマ」という料理9品のスタンダードコースです。
エプイは「大沼50マイルスローフード」を掲げており、
大沼を中心に半径50マイル=約80km圏内の食材を使った
創作料理を楽しむことができます。
道南といって真っ先に思い浮かべるのは、
やはり魚介類です。
(上)ボタン海老とズワイ蟹のサラダ 和風コンソメゼリー
(下)魚介の和出汁香るブイヤベース 鉄鍋仕立て
ボタン海老は背中を開いたところにズワイガニのほぐした身を挟んでいて、
その上にキャビアが添えられています。
なんて贅沢な料理でしょう。
メインは
北海道産牛フィレ肉のポワレ 山ワサビクレーム添え
(上)山川牧場のモッツレアチーズとタラバ蟹のカナッペ
(下)イチゴのムースとバニラグラス
意外と知られていないのが、
このエリアが酪農が盛んだということ。
道南は近代酪農がスタートした地でもあり、
大沼から北へ50km進んだ八雲町は
尾張徳川家が明治時代に開拓した「徳川牧場」があります。
王様しいたけといろいろなキノコのナージュ
最近、なにかと話題の「王様しいたけ」は、
エプイのある七飯町の福田農園で作る
肉厚の大きなシイタケ。
生シイタケの品評会で日本一にも輝いた、
道南を大小する食材です。
道南の食材をたっぷり楽しんだ後、
もう少しワインでも飲んでのんびりしたいところですが、
今夜はもう一つ、楽しみたい空間があります。
レストランから外に出ると、
昼間は晴れていた大沼にも雪がしんしんと降り始めていました。
エプイの食を楽しむ空間としては、
ベーカリーとレストラン、そしてこのバーラウンジがあります。
このセンターテーブルの鉄道ジオラマは
かつて大沼が鉄道の要地としてSLが走っていた頃を再現しているそうです。
ボタンを押すと模型の車両がジオラマの中を走り出します。
このジオラマが、バーカウンターの下にも設置されていて、
カウンターでグラスを傾けながら、鉄道ジオラマを楽しむことができます。
ジオラマにばかり目が行きがちですが、
お酒のメニューもビール、カクテル、ウイスキー、ブランデー、
カルヴァドス、マール、グラッパと、かなり充実していています。
食後の1杯はウイスキーと決めていましたが、
せっかくなのでオリジナルカクテルを1杯。
シングルモルトウイスキーと
りんごのブランデー・カルヴァドスを1杯ずつ。
若いバーテンダーでしたが、
彼が学生時代に勉強したというコーヒーの話で盛り上がり、
美味しい水出しコーヒーの淹れ方を教わって、
1日を締めくくりました。
エプイの夜はもう少しだけ続きます。
◆「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」の宿泊プランはこちら
http://www.gutabi.jp/hotel/base/846/plan
2017/02/12 22:27大沼・鹿部・松前・江差
- 2017/01/25[この記事のエリア] 大沼・鹿部・松前・江差
- 「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」に泊まってきた<1>
道南のリゾート地・大沼の大自然を楽しむオーベルジュ
「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」に泊まってきた!
こんにちは、ぐうたび副編集長の木村です。
相変わらず全道各地を走り回っている私。
すっかりブログはサボっておりますが、
実は先日、
巷で話題の「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」に泊まってきました!
じゃん!
昨年8月にオープンしたばかりの「エプイ」は、今年、初めての冬を迎えます。
今回は、静寂が広がる大沼の森で過ごした2日間を紹介してみたいと思います。
宿の紹介の前に、
チェックインまで少し時間があったので、
大沼周辺を少しだけ観光してきました。
「エプイ」までは函館から車で約40分、JRなら約30分。
JR大沼公園駅の真裏にあって、駅からも徒歩約5分なので、JR旅にもオススメです。
冬の大沼といえば、氷上のワカサギ釣り。
ここもJR大沼公園駅から徒歩5分くらいの場所。
実は私、昨年も大沼に来ていてワカサギ釣りやってます。
1時間で3匹と惨敗しましたが・・・、時間と場所を選べば、結構釣れます。
用具レンタルと餌が付いて1600円(詳しくはこちら)
大沼に行ったら外せないお店といえば、コチラ。
明治38年創業。折にぎっちりと詰まったひと口サイズのだんごは
いつ食べても飽きない味。
買ったのその日に食べるのがお約束ですよ!
JR大沼公園駅から北へ10分ほど歩けば、
オオハクチョウとカモが集まる一角「白鳥台セバット」があります。
この日もオオハクチョウが羽を休めてのんびりと佇んでます。
多少、近づいても大丈夫。
いつみても美しい「駒ケ岳」の稜線。
この風景を見るだけでも気持ちが高ぶります。
大沼から見た様子が馬がいなないている姿に似ていることから
「駒ケ岳」と名付けられたとか。
周辺には乗馬体験ができる施設も多数ありますよ。
さて、大沼観光を楽しんだところで、
いよいよチェックイン。
宿泊したのは1月18日。
大沼エリアはこの日も深い雪に覆われています。
エプイ入り口周辺もこんな感じ。
白と黒を基調としたエプイの外観の窓から溢れるオレンジ色の明かりが、
いかにも雪国らしい温かさを感じます。
入り口の扉をくぐり抜けると白黒の世界が一転。
臙脂色の壁や天井、瀟洒なシャンデリアが
一気に気分を盛り上げてくれます。
「エプイ」はアイヌ語で「木の花がいっぱい咲く森」という意味があるそうです。
ロビーから左右に配置された宿泊棟は、左がherbサイド、右がberryサイドと名付けられています。
廊下には植物のスケッチが飾られています。
私が宿泊したのは右側のberry。
部屋の名前はmulberry(クワ)。
部屋の様子はというと・・・・・・
ここは入り口の扉を開けてすぐの寝室。
ベッドの周りのスペースもたっぷりあって、
ソファーとテーブル、ロッキングチェアがあって、
これだけでも私的には十分な広さ。
今回泊まるのは「スパリビング付きツインルーム」といって、
寝室とは別に、一度外に出たところにある「離れ」がある部屋。
専用のサンダルを履いてデッキスペースを抜けると・・・
バスルーム付きのリビングへと続きます。
ここには大型プロジェクターがあって、大画面で映像を楽しむことができます。
実はここに来る前に、函館の蔦屋書店に寄って本を購入し、DVDもレンタルしてきてある。
函館蔦屋書店は東京の代官山にある店舗と同じで、
広大なスペースにテーマごとに本やDVDが並べられているので、
探し歩くだけでも楽しいのでオススメですよ。
離れのスパリビングにはワインセラーもあります。
レストランで提供しているワインと同じですね。
夜はコレを飲りながら、映画を観よう!
ここが離れのリビングとひと続きになったスパルーム。
3面がガラス張りになっていて開放感があります。
浴槽は足を伸ばしても十分な広さ。
風呂上がりはガウンを羽織ってここに座って本を読もうかな。
とりあえず、寝室に戻り、
部屋に届けられたウエルカムスイーツを
寝室のふかふかソファに座っていただいた私。
地元産の牛乳を使った甘いミルクプリンの上に
ハーブの香りのする爽やかなゼリーが乗った2層構造のスイーツです。
甘いスイーツを食べて少し落ち着いてきたところで、
すこし外を散歩してみました。
ロビーを抜けてバーラウンジの奥に、
大沼の森へ出る出口があります。
長く続いているでデッキを歩くと、
湖面が結氷して真っ白になった小沼の景色を独り占め。
シーンと静まり返った景色に、
時折、通り過ぎるガタンガタンという電車の音も心地いい。
春になるとここにソファが設置されるそうです。
こちらはレストランに併設したベーカリー。
道産小麦100%にこだわった焼きたてのパンです。
私は夜の食事のおつまみにと、バゲットを1本購入。
お店の方にお願いして、3切れほどスライスしてもらいました。
さて、夜のお楽しみの準備は完了。
エプイの夜はまだまだ続きます。
◆「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」の宿泊プランはこちら
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お肉屋さんがやっているお店なので、
ジンギスカンやしゃぶしゃぶといったメニューも多く、
いただいたあんかけ焼きそばには、ザンギが入っています。
名物は大皿ダブル(2人前)の「ジャンボあんかけ焼きそば」ですが、
今回は一人なので中皿(普通盛)で勘弁してもらいました……
「元祖 大沼だんご」をお土産に買って、
大沼でのプログラムは終了。
いざ函館へ。
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