シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
2017年7月
- 2017/07/09[この記事のエリア] 札幌
- 札幌で縄文イベント開催
土面 千歳市ママチ遺跡 重文
女性の土偶ファンを
「土偶女子」と呼ぶように、
このところ、縄文文化が
ブームになっています。
そんな中、札幌市チカホで
「縄文夏まつり」が開催されました。
これは、北の縄文道民会議
などが主催する催しで
北海道と北・東北の
名品(複製品)が展示されました。
さっそく、写真で見てゆきます。
主役は、国宝「中空土偶」函館市
みなさま、ご存知の通り、「カックウ」と
いう愛称が付けられています。
北斗市の注ぎ口の付いた土器
重要文化財「人型装飾付異形注口土器」
重要文化財
「動物形土製品」千歳市美々
重要文化財「土面」千歳市ママチ
興味のある方は、次もどうぞ!
私は、千歳市ママチで育ちました。
小学生の時、近所で土器掘りをしていた所が
ママチ遺跡となったのです。
調査団が来た時に、声をかけると、当時、
北海道大学の大場利夫・教授が
自宅まで来てくれました。
掘り当てた土器石器などを見てもらい、
持っていてよいと言われました。
それ以来、
焦げついた土器破片や黒曜石の矢じり、
アオトラ石の石斧などが家宝となり、
縄文に興味を持ち続け、
今では、機会があれば、
「ご当地・縄文料理」も
披露したいと考えています。
ご希望の方にはご相談にのりますよ!(笑)
過去の縄文に関するシェフ・ブログはコチラ
国宝 青森県 合掌土偶
世界遺産を目指してのパネル
楽しそうな縄文ツアー!
道内の日帰りや宿泊、本州へも行きます。
顔写真付きの専門家による案内も
あるそうですよ。
最後になりますが、
世界文化遺産に登録されることを
楽しみにしています。
道庁の関連ページはコチラ
土偶をつくった、
3千年前の道民のご先祖様たちも、
期待してくれるでしょうか。
2017/07/09 17:12札幌
- 2017/07/08[この記事のエリア] 網走・紋別・北見・知床
- 網走市で夏の料理教室
自動炊飯したターメリックライスと夏野菜のサラダ
今年で7年目にとなる料理教室が
6月7日に網走市で開催されました。
主催が(一社)北海道LPガス協会・
網走支部網走分会ですので、
新しいガスコンロの紹介や災害時の
LPガス利点についてもお話ししました。
メニューは、
インド料理をイメージした
地元産ポークのカレーライス。
家庭でできる手づくりカレーソースと
ターメリックライスなどをご指導しました。
前日の材料準備
前日のまかない
網走ポークのトマトソースパスタ
オホーツク総合振興の根布谷・局長も
同席されました。
調味料の計量
フセンをつけて細かく計量します
本番の調理実演
専用・自動炊飯器の実演
スイッチ2つで
約25分後にご飯が炊きあがります
生徒の実習
みなさん、きびきびと動いくださり、
見ているだけで気持ちよかったです!
生徒・スタッフと試食
実演したメニュー (手前から右回り)
ターメリックライスと
夏野菜のサラダ、ヨーグルト・ドレッシング
とろっとやわらかポークのカレーソース
地元産小麦のナン
ヨーグルトデザート、イチゴソース
道庁の「災害食レシピ」
コンテストの紹介をしました
地元の備蓄品を使って応募してほしいと依頼!
あってはならないと思いますが、
万が一、今回、参加されたみなさんが、
災害などにより
避難所生活を送ることを想定してみました。
限られた材料や人数でも、
きっと、その場をうまく仕切って、
明るい食事会に仕立てて
くれるのだろうなと想像できました。
まさに、「楽しい備え」になりそうです。
そう考えると、
おいしい食事が食べられるのなら、
防災訓練も楽しくなりそうですね。
2017/07/08 16:54網走・紋別・北見・知床
- 2017/07/02[この記事のエリア] 札幌
- 調理師学校で災害食授業
根室さんまのトマトスープ
豚汁の材料を豚肉の代わりにサンマの缶詰とトマトで
つくりました。
前回ブログに続き、
6月30日に札幌市の
光塩学園調理製菓専門学校で
災害食のメニューを実演しました。
こちらは、北海道庁が開催する
災害食レシピ・コンテストの
一連の事業して開催されました。
コンテストの内容はコチラ
災害食の参考レシピはコチラ
写真でみてゆきましょう。
生徒試食用の材料を準備
学校の講師のみなさんは、動きが違います!
野菜の下準備
緑黄色野菜は油で加熱すると
β-カロテンの吸収率が8倍になるとか
会場の視聴覚室のようす
階段状になっていて、とても見やすいです
実演前のあいさつ
生徒のみなさん、試食中
アシスタントと実演の真っ最中
ふだん、ガス会社の料理教室で
補助をしてくれる二人に来てもらいました。
今回も、
根室のさんま缶を使った
メニュー3品
左下から時計回りに
根室さんまのパエリヤ、
さんまのトマトスープ、
さんまのトマトリゾット
避難生活が長引いたときに、
なるべく日常食に近いように食べたい!
という心構えでつくりました。
光塩学園からは、
7/15のコンテスト締め切りまでに、
たくさんの応募がありそうで、楽しみです!
2017/07/02 21:52札幌