シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
2013年12月
- 2013/12/31[この記事のエリア] 大沼・鹿部・松前・江差
- 道南へGO!2
森町1つ星寿司店のアナゴ握り
パート2は、
道南の福島町、江差町、森町です。
福島町では
居酒屋・留(る)で地元周辺の魚介類を楽しみました。
経営者のご夫妻とシェフ(左)
前浜マグロの刺し身
お店の壁にイラストを描きました。
お店のOKをもらって、かなりの大きさです!
お手伝いは、福島町役場の阿部さんです。
奥の個室なので、見たい方は、お店で聞いてください。m(__)m
続いて
福島町のいかめし
福島町のいかめし
北海道産のイカを使ってつくっていて
本州でもかなりの人気があります。
札幌の物産展で北福水産・西村社長とシェフ(左)
今度、コラボで新しい食品も生まれそうですよ!お楽しみに!!
次に
江差町のそば
そば蔵やまげん
江差町のそば
そば蔵やまげん
ミシュランガイドの「安くておいしい店」に選ばれています。
地元産の玄ソバを仕入れて石臼で挽いているそう。
最後は、
森町(もりまち)の鮨おおね田
森町(もりまち)の鮨おおね田
ミシュランガイド1つ星を獲得しています。
お店の外観
冷蔵庫ではなく、ネタケースがこちら
手前がカウンターでみごとな織部焼の平皿にのせてくれます。
千円ちょっとの安いセットを頼んだ後、いくつかお好みで
注文しましたが、かなり良心的でした。
今回、涙がにじんでくるおいしさだった、前浜アナゴ
やわらかく煮込んだ大ぶりのアナゴを、
塩と卸したてのワサビで頂きました。
店主の
大根田茂樹さん
以前、函館市柏木町の
梅乃寿司にいらっしゃる頃からの知り合いです。
というように、
函館以外の道南も、かなり楽しめます。
函館以外の道南も、かなり楽しめます。
魚介類がおいしくて、混雑しない冬場がお勧めですよ!
2013/12/31 15:56大沼・鹿部・松前・江差
- 2013/12/31[この記事のエリア] 大沼・鹿部・松前・江差
- 道南へGO!1
熊石産アワビのご飯
年末に何度か、道南地方を旅してきましたので、
おいしい料理を紹介いたします。
八雲町の平飼養鶏卵
「遊楽卵(ゆららん)」
エサの臭みがないおいしい卵で、
生卵かけご飯にしょうゆではなく、熊石の塩をかけると絶品です。
エサを着色していないので卵黄がレモン色で、市販品よりかなり淡い色。
八雲町・銀婚湯近くにある直売所の前で松永夫妻とシェフ(右)
この品質で10個500円は、良心的です。Tel 0137-67-3980
八雲町熊石・ひらたない荘
アワビご飯セット
もちろん、熊石海洋深層水の塩を振って食べます!
直売所のある「あわびセンター」でアワビを育てる田畑さん
(正しい名称は、ひやま漁業協同組合熊石支所アワビ水産種苗供給センター)
漁港にある深層水を利用できる施設の前でスタッフのみなさんと記念撮影
上ノ国町 旅館よ志栄
夕食のはじめのセット
このあとに、イカのゴロしゃぶしゃぶ、牛肉の煮込みなどがでてきました。
お刺し身や焼き魚は、もちろんおいしいのですが、
自家製漬け物は、絶品で、甘えてお代わりも頂きました!
けっこうな量も出て、ご飯は食べられませんでした。
朝食のセット
前浜魚の焼き物、いか刺しと定番ながら、鮮度や手間がかなりのものです。
煮物のサトイモが地元産だったり、おコメも地元の生産者産など、
食材吟味もすばらしいと感じました。
町では、
上ノ国観光ボランティアガイド協会(岩田靖会長)が発足して
北海道遺産・上ノ国の中世の館(たて)を巡るイベントなども
来年は、函館や札幌から、上ノ国へのグルメツアーも期待しています!
ということで、道南のおいしい食べ物を紹介しました。
2013/12/31 15:17大沼・鹿部・松前・江差
- 2013/12/31[この記事のエリア] ニセコ・ルスツ
- 岩内でアワビ&ニシン
後志地方の岩内町は、水産加工業のまちです。
シェフもたびたび、訪ねてきました。
来年から、商品開発のお手伝いをいたしますので、
岩内のおいしい食べ物を紹介いたします。
ご指導した食品
調味料「にしんのおかげ」
ニシンの身を発酵させたペースト状の食品です。
「にしんのおかげ」を製造している一八興業水産さん
身欠きニシン製造中の紀哲郎さん
好みの飲食店
すし店「竹鮨」
ミシュランガイドの「安くておいしい店」に掲載されています。
セットで頼んで順番に、つくりたてを頂きます。
お食事処ささや
紀さんの身欠きニシンを使っています
画像は多少、手直ししています。
身欠きニシンは、やわらかく煮て、うす味に仕上げられています。
好みのご当地食品
石塚水産の「お刺身あわび」
和食で水貝という料理がありますが、ほとんど同じ状態の食品です。
「あわび塩辛」
アワビの肝(正しくは中腸腺)に塩とアワビの身を加えたもの。
肝好きファンには応えられません。
今後のご当地食品
年明けから訪問して、次のような新商品を開発予定です。
身欠きニシンの加工品(見本)
前浜ニシンの加工品(見本)
アワビの煮もの(見本)
市販化までは、しばらくかかると思いますが、
地元の塩や海洋深層水を使って
おいしくつくる指導をいたしますので、
みなさんも、ぜひ、ご期待ください。
2013/12/31 14:54ニセコ・ルスツ