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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2010/11/07[この記事のエリア] 帯広・十勝
十勝の料理講習会&帯広に名品そば誕生!
さる、11月6日に十勝・更別村で料理講習会が行なわれました。restaurant
地元の農産物でランチコースをつくって、食べようというものです。
見慣れた野菜に加え、最近人気のさらべつチーズ工房の長期熟成チーズ、moon2
隣町の大樹・半田ファームのチーズも加えたヘルシーな西洋料理でした。
 
◆写真、右下の料理から(時計回りに)happy01
十勝さらべつ・野菜のオードブル
 
十勝産・牛スネ肉の赤ワイン煮込み、さらべつチーズポテト添え
 
カボチャのポタージュ
 
さらべつニンジンのババロワ です。
 
RIMG5430料理.JPG
 
◆シェフが実演しているところ。
RIMG5419実演.JPG 
 
◆村民に指導しているところ。
RIMG5434実習.JPG
 
◆肉のソースを指導しているところ。
RIMG5446実習.JPG
 
◆和室で試食開始。地元野菜が変身しました!note
RIMG5450試食.JPG
 
◆全員、ナイフ・フォークでの試食です。restaurant
RIMG5453試食.JPG 
 
◆第2部は、食育の講演会です。ear
 食育とは、簡単には、「食卓の教育」のことで、食卓で話す食のことをいいます。sign03
 RIMG5457講演.JPG
 
◆地元、更別農業高校の生徒さんも参加してくれました。
RIMG5460聴衆.JPG
 
◆帯広市の宿泊は、定宿の北海道ホテル。night
 北海道内のホテルでいちばん好きなホテルです。モール温泉もあります!spa
 ロビーからの前庭とホテル内のチャペル。
RIMG5412北海道ホテル.JPGRIMG5411チャペル.JPG 
◆朝食(和定食)と前庭をレストラン「バード・ウォッチ・カフェ」から望みます。bread
RIMG5417朝食.JPG 
 
帯広市内にそばの名品が完成!
 
更別講習の2日間、おいしいそば屋さんと出合いました。happy01happy01happy01
 
帯広大正地区のお店で、雰囲気がよくて、たまたま、入ってみました。car
すると、手打ちの田舎そばで、出し汁のカツオが高品質で、おいしかったのです。sign03
 
店主の及川 良さんの話しを聞くうちに、
どうしても、もう一度、来てみたくなり、無理を言って、
次の日の営業時間外に、特別メニューをつくってもらうことになりました。
RIMG5404店主.JPG
 
再来店すると、そのメニューがよいできでしたので、sun
貫田シェフ命名として、
2つが新メニューnewとして販売されることになりました。
 
現行メニューを少し手直しした、ゴボウのそばが、
とかち大正・土付きゴボ天そば(うす味) 」¥800で、 
カツオの効いた出し、田舎そばと皮付きゴボウの細切りてんぷらが、抜群
の相性です。up
RIMG5402ゴボ天そば.JPG 
近隣で採れるゴボウを洗い、切ってからは水に浸けないので、
ゴボウ本来の風味がしっかり出ています。
てんぷらの小麦粉も道産小麦です! 
 
もうひとつは、かき揚げで、
限定!とかち大樹港・小エビのかき揚げ天そば(うす味) 」¥800です。 
大樹で混獲される殻ごとの小エビをタマネギとかき揚げにして、温かいそばにのせたものです。
エビの香ばしさと身の甘味がとてもおいしいです。
 
 
こちらの情報は
店名 蕎麦処 良庵 
住所 帯広市大正本町本通3丁目16番地
電話 0155-64-2155
営業時間をご確認されてください。mobilephone
 
お近くの方はぜひ、召し上がってください。noodle
国道沿いにあり、わかりやすいですよ。rvcar

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2010/11/07 19:13帯広・十勝コメント(10)


コメント一覧

byカブタン

相変わらず北海道じゅうを駆け巡り、
食の魅力をいっぱい引き出していらっしゃるのですね。

貫田シェフの笑顔はたくさんの人に元気をくださいます。
なんでもチャレンジしたくなる「勇気」みたいなものも
くださいますよね。
みんなのパワー全開ですね☆楽しみです。

2010/11/07 22:17

byカブタン ←シェフ貫田

年内は、あちこちへ行きますよ!
地域では海の幸がなくても、フルコースができちゃいます。
ですから、おもしろくて、きりがありません!

いつもカブタン、応援のコメント、ありがとうございます!
励みになります!

2010/11/08 09:21

byharemi

相変わらずお忙しいのですね!

ごぼう天ぷらのお蕎麦美味しそう!
ごぼうが踊っているみたいに見えるから
ごぼうの踊り天ぷらですね~。笑

2010/11/08 22:51

byモモンガ

モモンガの町でも年に1度オーストラリアの家庭料理教室を開くのですが、和室の長テーブルに洋食が並びます(洋室も有るのに)・・・田舎の公民館ってどこも同じなんですね!
牛蒡が豪華~!ドンブリの下は滑り止めでしょうか?

2010/11/09 00:03

byharemiさん ←シェフ貫田

はい、年内はあちこち訪問いたします!
「ゴボウの踊り天ぷら」いい名前ですね。
先に知っていたら「イタダキ」という感じです。
良い香りの土が付いたゴボウを、洗って水にさらさないで
天ぷらにするので、濃厚な出し汁と田舎そばにとても合います!

2010/11/09 08:44

byモモンガさん ←シェフ貫田

そうそう、田舎の食事は、和室にフルコースが並びます!
モモンガさん、丼の下はすべり止めと、
塗りもののお盆なので、丼の底で傷がつかないようにしているようです。

2010/11/09 08:47

byみっちーdesu!!

シェフ♪こんにちは!m(__)m゛
シェフの食育講演また,聞きたいで~す!
十勝のそばも美味しいですね(^.^)
「十勝千年の森のほおの木」の和田さんの
牛蒡天そばを食べにいきましたよ(*^^)v
素材が生きた料理は,ほんとに美味しいです♪
私は,美味しい物を求めて食べ歩き専門ですヽ(^o^)丿゛

2010/11/09 15:31

byみっちーさま ←シェフ貫田

◇また、みっち~さんの地区で食育講演に呼んでください!
◇十勝はそばのおいしいお店がたくさんありますね。
  ほおの木は何度か行きました。和田さんのゴボウがおいしいですね。
  今回も、大正地区のけっこう良いゴボウです。
◇ふつうは、食べ歩きだけですから、みっちーさんが一般的だと思います!

2010/11/09 15:46

by一本松

コース料理の素材が全部地元で揃う地域力こそ、北海道の魅力ですね。
ごぼうは切った後水につけなくても美味しいんですね。
迫力のそばですね。

2010/11/12 17:17

by一本松さん ←シェフ貫田

コメント、ありがとうございます!
北海道の食材力は、すばらしいですよね。
ゴボウは、良いものでしたら、切った後、すぐ加熱するか天ぷら生地と混ぜるととてもおいしいです。
水に浸けると、味も有効成分も流失してしまうそうです。
このそば、見た目もすごいですよね。

2010/11/12 17:26




シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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