シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
- 2016/12/22[この記事のエリア] 帯広・十勝
- 足寄学校給食が全国一!
シェフが指導した
「適塩」調理で
みごと優勝!?
みなさん、うれしいニュースです。
学校給食の全国料理大会で
北海道代表が優勝しました!
これは、地場産物を活かした学校給食の献立を
味や栄養、調理など、12のルールで競う、
第11回「全国学校給食甲子園」という大会です。
平成28年12月4日、東京都豊島区の
女子栄養大学で行われ、2004件が参加し
4次予選を通過した12件の学校などが
決勝に進出しました。
今回、みごと、栄冠に輝いたのは、
栄養教諭 吉田美優さんと、
調理員 廣田裕美さんの
「ヨシ・ヒロ」ペアです。
このセンターでは、毎日、給食の献立を
ネット上で公開しているのですよ!
メニューは、こちらです。
十勝産の食材がふんだんに使われており、
ふだんから、給食で出している献立のようです。
写真左下から、時計回りに
ラワンぶきの繊維たっぷり飯
足寄産物三色団子
いちご、長芋、かぼちゃをすりつぶし白玉粉に混ぜる
道産子ホイル焼き
マダラ、ブロッコリー、コーン、
マッシュルーム、ひらたけを包み焼きしたもの
味は味噌マヨ
カブレーゼ
(恐らくトマトとモッツアレラチーズのカプレーゼ byシェフ)
和・さんらーたん
昆布、鰹、鰺でだしをとった和風の酸辣湯
じつは、出場前、吉田さんには、
「適塩」量のご指導をしていました。
十勝音更町で開催された、わたくしが講師を
つとめる講演会に参加してくれたのです。
講話中、給食の塩分は、
主菜が塩分~%、副菜が~%と、
話しました。
さらに、吉田さんには、具体的に、
ホイル焼きのタラの身と副菜の
塩分濃度をそれぞれ何%とアドバイスしました。
何度も試作を繰り返して、本選に臨んだそうで、
本人のご努力が実を結びましたが、少しは
お役に立てたようでとてもうれしいです。
その吉田さん、大会前に
シェフの話しを聞けてよかったと話します。
恐らく、審査員にも、この「適塩」料理の
おいしさが伝わったのでしょう。
こんな熱心な栄養教諭がいらっしゃるなら、
私は、足寄の給食を食べたくなりました。
そして、いつか、足寄の子どもたちに、
私の料理も食べてもらいたいなあ、
とも、思い浮かべました。
これからも、おいしくて楽しい
給食づくりに期待しています。
2016/12/22 09:14帯広・十勝コメント(4)
廣田さん、札幌でお友だちになりました。
優勝したんですね
それはすごい!
シェフがご指導しただなんて
知らなかったです。
それはそれは食べてみたいなぁ
2016/12/22 23:54
haremiさん
廣田さんと、お友達でしたか!(わたくしは、存じ上げません)
吉田さんもセンスのよい方ですよ!
指導のうちには、入らないかもしれませんが、適塩を
すぐ実行されたことは、すばらしいと思います。
食べにゆきたいですね!
2016/12/23 10:50
足寄に行くときは誘ってください!
給食食べさせてもらいましょ(笑)
2016/12/23 14:28
haremiさん、
いいですね!ごいっしょいたしましょうか!!
って、勝手に、こっちで盛り上がっていますね。(笑)
2016/12/23 14:32