シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
- 2015/09/30
- ミラノ万博へGO!
次の日曜から、ミラノ万博・日本館で開催される
「北海道の日」に行ってきます!
道産食材の実演試食で料理をつくり、
食の総合監修を務めてまいります。
会期は、10月6日から8日まで。
初日は、北海道の高橋はるみ知事のあいさつもあり、
午後から、わたくしの料理実演が開催されます。
今回の実演は、次を予定しています。
いずれも、道産食材をイタリア人の好みに合うよう
工夫したメニューです。
北海道和牛のアロースト、和風にんにくソース
Manzo “WAGYU” arrosto salsa aglio e Shoyu
シェフオリジナル、生さけの三平汁
Brodo di salmone e ortaggi “SAMOEI-JIRU” originale
ホタテ貝の刺し身風、トマト風味のしょう油ソース
SASHIMI di Capesante salsa Pomodoro fresco e Shoyu
北海道和牛のアロースト、和風にんにくソースは、
白老牛と平取和牛で、平取は、
同町の佐藤修さんが育てた月齢30ヵ月のメス牛。
小さく切り分けた牛肉に塩1%を振って焼き色をつけ、
低温加熱してローズ色に仕上げ、薄く切ります。
ソースは、
すり卸したニンニクを加えた、卵黄としょう油に
滝川産ナタネ油を入れたソース。
濃厚なビーフの脂分を中和させるような、
濃密なソースです。
シェフオリジナル、生さけの三平汁
輸出の関係で生サケと、刻んだ野菜の
塩味スープのような料理にしました。
ホタテ貝の刺し身風、トマト風味のしょう油ソース
ホタテ貝柱を手で割いて、刻んだ皮付きトマトに
しょう油やレモン汁を加えた
ドレッシングで味わって頂きます。
ミラノ万博・北海道の日には、
星沢幸子さんらが出演する料理実演のほか、
すぐれた道産食品の展示・試食や、
よさこいソーランの演舞やアイヌ民族の演奏など、
いろいろなステージイベントもあります。
今回をきっかけに、
イタリアをはじめとした
ヨーロッパや世界のみなさんに、
北海道のおいしさや楽しさを
アピールして、
より知ってもらい、
観光で来てくれたり、
食材を輸入してくれることに、
つながるよう、
生産者の熱意を胸に、
たくさんのお客さまと
ふれ合ってきたいと思います。
では、みなさま、
チャオ!アリベデルチ!!
さようなら、
また、次回、
お知らせいたします。
2015/09/30 12:55