シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
- 2013/03/04[この記事のエリア] 富良野・美瑛・トマム
- 占冠で高齢者・食育トーク
先日、占冠村へ
食と健康のトークショー
で行ってきました。
地元の老人クラブ主催で、
70歳平均の高齢者が60名以上、
人口(1158名)の5%も集まってくれました。
これを、札幌市の人口に換算すると
10万人ほどに当たり、
とても有り難いことだと思います。
講演前に富良野の知人と演奏会をしました。
富良野在住の演奏家・久林 庸 (くばやし・よう)さんです。
私はムックリ演奏でしたが、ギターの音に負けてしまいました。
ムックリは、外出時に持ち歩いていて、
ときどき、弾いていますが、
シェフが変顔になる方が
おもしろがられたり、しています。(笑)
*北海道の子どもたちは、
みんながムックリを演奏できればいいのに、と思います。
久林さんのギターで「上を向いて歩こう」の合唱。
シェフの右隣は、占冠村社会福祉協議会
事務局長の飯沼 巌さん。
富良野オムカレーでもお世話になっています。
久林さんは、富良野で飲食店を経営され、
倉本聰氏とも親しく、有名なTVドラマに
大きな影響を与えた人です。
紹介されたTV番組はこちら
*11位を参考にしてください。
演奏と合唱の後は、シェフのトークです。
今回、食と健康というテーマで、内容はこんな感じです。
食べものと体について
適量の水とよい塩を摂り、だ液を「スルスル」にする
血流をよくして、脳にも血の巡りをよくするとよい
体の欲する声を聞いて、体が必要なものを食べる
危ない食べ方と対策
野菜不足、糖分や肉・脂肪の過多には、
地域の旬・野菜と山菜をしっかり食べる
健常者が減塩し過ぎている時は、
「減糖・適塩」おかずやミネラル食で対処する
健康寿命を延ばす
平均寿命の長さより、介護期間の短い「健康寿命」を延ばそう!
簡単な運動で「尿もれナシ&介護要らず」の老後を送ろう!
PKOで寿命をまっとうして、北海道を健康立国にしよう!
(P=ぽっくり、K=コロリと、O=おだぶつ→
PKO=高齢者の家庭内・平和維持活動!)
*「高齢者のPKO」は占冠社協・飯沼事務局長の発案です
今回のトーク、高齢者には
「尿もれナシと介護要らず」に
注目が集まっていました。
シェフ監修の調理器具「さっぽろ木べら」やおすすめの海水塩を用意しました。
じつは、この日、道央~道北が
大荒れの天候で、JRもバスも運休となり、
帰るのをあきらめかけていました。
ところが、夕方になって、
富良野からバスが再開され、
なんとか、札幌まで、たどり着きました。
夜8時頃のJR札幌駅。
ふだんは、掲示板にびっしり列車名が表示されていますが、
なんと、この日は、3本のみ。こんな光景、肉眼で初めてみました。
ということで、わたくしも、
50歳を過ぎたので、
健康には、もう少し
配慮してゆこうと思います。
そろそろ、「尿もれ」体操*も始めて、
老後、おしっこのことで、
周囲に迷惑をかけないように
しないとね!
*尿がもれなくなるよう、
おもに骨盤底筋を鍛える体操。男女とも有効です。
2013/03/04 15:35富良野・美瑛・トマム