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酒とごはんと映画の日々

食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。



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2016/10/30[この記事のエリア] 札幌
札幌でパリを感じる気軽なフランス料理店!

仕事から論文まで、いろいろとお尻に火がついているような気がして、当分飲みに行くのを少々控えようと思っている田中です。今月中には目処つけて、早々に復活するぞ〜!

さて今日はオシャレに彼女or彼氏と…というよりは、気の置けない友達とか家族と一緒に楽しみたいビストロのお話です。

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お店の名前は、ビストロ・プティット・レジョン。FaceBookでお友達になっている食のプロの方々が、なんかよく行ってらっしゃる雰囲気なので、一度訪れてみたかったのです。

場所は地下鉄の菊水駅から東札幌へ向かって3分ほど歩いたところ。どっちかと言えば、こんなとこにお店が〜というエリアです。店構えからして、パリの気軽な食堂って感じ。

ざっくり前菜、メイン、デザートと分かれたメニューは、定番のフランス料理のオンパレード。魚のスープだったり、パテ・ド・カンパーニュだったり、牛肉の赤ワイン煮だったり、ビーフステーキだったり。うれしいのは3品コースっていうのがあって、前菜、メイン、デザートをメニューから好きに選んで(一部料金割増のメニューもあるけど)、さらにパンとカフェがついて、3240円っていうの。これは頻繁に来れるお値段ですよね。

さて前菜に頼んだのが上の写真の●●風サラダ(忘れた!)。豚足やソーセージとレンズ豆、赤かぶが乗った具だくさんのサラダです。こっちはタコのマリネ。セルクルで型どったクスクスの上にのってます。

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メインに選んだのは、骨付き子羊のロースト。これはコースでも+220円のメニュー。付け合せの野菜もたっぷりでボリューム満点!もちろんお肉もジューシー〜。

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クネルもメニューにありました!濃厚ソースにふわふわ白身魚のすり身がたまらない!バターライスもついています。

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両刀使いなもんで、デザートもしっかりと。これはイル・フロッタントというメレンゲスフレにカスタードソースのデザートです。辛党さんは、デザートにチーズの盛り合わせを選ぶこともできますよ。

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いや〜、味もボリュームも、そしてコスパも満足満足。月に一回は行きたくなるようなお店でした!
 
■ビストロ・プティット・レジョン
札幌市白石区菊水5条3丁目5−11
電話011-595-7565
ランチ 11:30 - 13:30 LO ディナー 17:30 - 21:00 LO
月曜、第2火曜休み
 
ではまた!

2016/10/30 16:09札幌


2016/09/30[この記事のエリア] 稚内・留萌
札幌からクルマで2時間。お酒とフルーツと海産物の町、増毛に行ってきた!

夜の寒さが急激に肌に感じるようになってきた札幌。なんだか風邪を引きそうで、なんとか持ってる状態がこの2週間ずっと続いている田中です。そうはいっても、フツーに飲んだり、運動したりしてるんですけどね(^o^)。

 

さて先日の週末、やっぱ新しい相棒のDS4(クルマのことです)をどっかに連れてってやんないとということで、増毛に行ってみることにしました!単にクルマで2時間ぐらいで着きそうなところって選択なんですがね。

 

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iPhoneに新しいOSiOS10を入れてたら、自動的にこんな表示が。bluetoothで繋がってたクルマのナビとの接続が切れた地点を、駐車場所としてマップが記憶してくれるという機能らしい。でかい駐車場に停める時には便利かも(・・?。

 

増毛は何年か前に増毛えび地酒まつりにバスで行ったっきりなので、久しぶり。まず向かったのが、Cafe de SOBA 凛というお店。手打ちそばもやっているカフェなのです。インテリアは、まるっきりカフェ。

 

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もりにかけに鴨もりにかしわそばに天ざるにと、冷たいのも暖かいのも一通りのそばメニューがお品書きに。なんでも幌加内産のそば粉を使った9割そばとのこと。初めてのそば店では、やっぱりまずもりそばから~。700円です。

 

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中くらいの細さの麺は、コシがしっかりとしているのが特徴。好み的には、もうちょっと柔らかくてもと思うのですが、これはこれでアリかと。汁との相性もなかなかです。人気なのは、自家製の鰊のあまから煮を使ったぶっかけ鰊や鰊そばだそうで。今度来たら、そっちを食べてみよ。

 

カフェということで、ドリンクとかデザートも。北海道じゃらんにも紹介されていたというのが、そばかんてんが入ったそばあんみつ。これも美味しいそう。クルマじゃなければ、国稀のあつかんなんて、ね

 

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この凛さんの付近は、増毛の街歩きエリア。お隣が米蔵を改装したギャラリーで、その隣が國稀酒造、さらに先には旧商家丸一本間家と、時代を感じさせる建物が並びます。国稀酒造では酒蔵見学やお酒購入も可能。さらに大通りを進むと、生ちらしで有名な寿司のまつくらさんがあります。

 

さて今日の目的のもう一つは、増毛シードル。果樹園がいっぱいで果物狩りもできる増毛なのですが、そのリンゴを使って、増毛フルーツワイナリーさんがシードルを作っているのです。ワイナリーの場所は、果樹園が並ぶ暑寒沢エリア。

 

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辛口のBrutと甘口のDouxを購入。どちらも5種類のリンゴをブレンド(品種は辛口、甘口で異なる)、香料も着色料も砂糖も一切使っていません。早速家でキンキンに冷やして、飲んでみました。

 

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これは辛口。泡立ちが細かくて、とってもきれい。リンゴのニュアンスが品よく残っていて、これは美味しいです。アルコール度数の低い(3.5%。ちなみに辛口は6.5%)甘口の方も、まあさらっと飲むにはいい感じ。どちらも330ml775円は、ちょっと高いかなという印象はありますけどね。ふかがわシードルも誕生して、道内のシードル飲み比べなんていう企画も、楽しいかも。

 

ワイナリーのご主人とちょっと話をしたのですが、JR留萌線の留萌~増毛が今年12月で廃線に、増毛駅がなくなるために、今町中でいろいろ将来に向けて考えているそう。今もスタンプラリーやってましたね。ただ今年は、廃線間際ということで、結構JRで増毛に来る人が多いそうで。確かに、なんとなく町に人が多かったのは、そのせいか

 

駅がなくなっても、クルマで割りとすぐ。いろいろ楽しめる増毛は、もうちょっと注目されてもいんじゃないでしょうかね。

 

■Cafe de SOBA

増毛町永寿町1-5

0164-56-0063

11:0018:30

木曜日休み

 

増毛フルーツワイナリー

増毛町暑寒沢1842

0164-53-1668

10:0017:00

火曜日、水曜日休み

 

 

ではまた!

 
 

2016/09/30 20:02稚内・留萌


2016/08/31[この記事のエリア] 石狩・空知
あのテルツィーナが恵庭に作ったお店に行ってきた!

大学院が夏休みだとゆーのに、なぜか大変忙しい思いをしている田中です。これじゃあ、週に一回ぐらいしか、飲みにいけないよ〜(;_;。

さて、今日はちょっとドライブの時にぴったりのランチスポットのご紹介です。

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恵庭にこの6月にオープンした「カフェ テルツィーナ」。そう、サッポロファクトリーに入っている「トラットリア・ピッツェリア テルツィーナ」の堀川シェフが新しく作ったお店なのです。なんか、ヨーロッパの郊外の雰囲気ですかね。広々とした感じが、快適です。

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さて、ランチ。前菜とパスタのコース、前菜とパスタとお肉料理のコース、パスタ単品があるみたいです。今日は2000円の前菜とパスタのコースにしてみました。前菜は6つのメニューから3つ選択+サラダという構成です。
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ちょっと小ぶりですが、いろいろ食べられるのはいいかも…と。同行者のは、こんな感じ。
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こっちの写真の方がわかりいいですね^^;。パテ・ド・カンパーニュだったり、ラタトゥイユだったり、お肉だったり。たぶんある程度前菜の種類は、日によってかわるかも。
 
さて、パスタです。ここのパスタは恵庭産の小麦を使った手打ち麺。この日はリングイネとタリアテッレでそれぞれソースが違うのが2種類づつ。あ、ラザニアもありました。なぜかオレも同行者も、トマトじゃない気分で、塩&オイル系のリングイネを2品選択。二人で違うものを選んだ場合は、2種類のパスタを取り分けてもってきてくれますよ。
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カラスミとアサリのリングイネ。カラスミからの連想か、ダイス状の大根が入っているのが、ご愛嬌です。もっちりしたパスタと絶妙な塩加減のソースで、極楽気分。
 
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こっちは豚肉とチーズのリングイネ。チーズが入るとまた味が全然違っていて、これまた天国〜。
 
最後にデザートとコーヒーもついてきます。定番っぽいデザートですが、安心の美味しさ。
 
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後で聞いたところ、堀川さん、しばらくの間は札幌ではなく、この恵庭のお店にいるそう。通りで、パスタの味付けが凄いわけだわ〜と、納得。
 
札幌から車で約1時間。ドライブの途中によって、ゆったり気分でランチ…というのには、いい感じのお店です。難点は車で行ったら、お酒が飲めないこと(同行者は飲んでましたが(^^))。JRで行けないこともないらしいのですが、ねぇ。
 
■カフェ テルツィーナ
恵庭市島松寿町1-28-10
0123-37-6267
月11:00〜17:00
水〜日11:00〜19:00(L.O.19:00)
火曜日休み
※ランチの予約は11:00〜11:30に入店できる場合のみと言われました!
 
ではまた!
 
 

2016/08/31 16:00石狩・空知


2016/07/31[この記事のエリア] 札幌
夏の札幌のハシゴ酒フルコース!

一日一万歩を目標にしてから早1年。1日の平均歩数は約8400歩って、なかなかがんばってると思いませんか…の田中です。こんちは!その割には体重の減少が伴ってない…(T_T)

さて、今回は札幌のハシゴ酒モデルコース。まあ単に自分が思わず巡った店の報告でしかないのですが^^;。でも、相変わらず美味しいものには巡りあいましたよ!

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夏ですからね〜。まずはビールということで、「月と太陽BREWING」へ。併設工場のできたてをはじめ、全国のいろいろなクラフトビールと味わえるお店です。まずは一杯。上のビールは、自家製IPAのカルペ・ディエム。ガツンとした感じが、まったくもってオレ好みです。

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料理もいろいろ。じゃが芋そのまんまのフライドポテトや、バーニャカウダ、生ハムを「前菜」っぽくいただきます。

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さて、次はワイン。前もここで紹介しましたカウンターのみのお店「Phish Apartment/フィッシュアパートメント」へ。「泡を…」ってお願いしたら、面白いのが出てきました。微発泡の赤ワイン…って感じでしょうか。飲みやすいけど、しっかり感もあります。

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さてこのお店のお料理はお酒に合うものばかり。名物の「トウモロコシの焼き寄せとウニ」を。

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この「焼き寄せ」を店主の久保田竜彦さんは、年間1000個も作るとか。トウモロコシをミキサーにかけてふんわりとした生地を軽く焼いて、その上に生ウニをのせて、バーナーで炙ってあるのです。トウキビの甘みにウニの旨みが複雑に絡み合って、こりゃ旨いわ。

 
もう一品、ボタンエビのラザニアっていうのも頼んでみました。
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ラザニア用のパスタにベシャメールソースを挟んでミルフィーユ状に。その外にボタンエビをミキサーにかけて作ったどろりとしたソースを塗って、さらにトマトベースのソースで仕上げてあるというもの。聞くと、トマトソースがかかったエビクリームコロッケをバラして、組み立て直したとのこと。エビの強い風味をベシャメルソースが上手くバランスして、これもイケる!でも久保田さん、この料理にそろそろ飽きたって言ってたので、もうないかも…。ま、でも、代わりにまた新しい美味しいのが加わってるはずです!
 
さてデザートは、日本酒。行けば、知り合いの日本酒好きの誰かが必ずいる「酒肴や 伸」へ。例によって、おまかせで日本酒を選んでもらって、堪能しました。こうやって写真とっておかないと、何飲んだかも、わからなくなっちゃいますw。
 
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いかがだったでしょうか、札幌はしご酒フルコース。 これでお一人様大体一万円なので、そんなに高額ではないような…。ディープな札幌グルメを楽しみたいかたも、ぜひ参考(?)に。
 
■月と太陽BREWING
札幌市中央区南3条東1-3
050-5571-9051
17:30〜24:00
水曜日休日
 
■Phish Apartment/フィッシュアパートメント
札幌市中央区南4西3 第2グリーンビル3階
011・562・7505
18:00〜0:30
日曜日休日
 
■酒肴や 伸
札幌市中央区南3条西5 三条美松ビル B1F
011-215-1319
19:00〜翌4:00
無休
 
ではまた!
 
 

2016/07/31 08:03札幌


2016/06/30[この記事のエリア] ニセコ・ルスツ
料理自慢のニセコの温泉旅館、「杢の抄」に行ってきた!

しばらく仕事も勉強も楽勝!と思っていたら、なんだか最近、いろいろ忙しくなってきた田中です。酒も飲まなきゃならないので、より忙しいのか…(^^)。

さて、そんな中を縫って、ニセコの「杢の抄」という温泉旅館に行ってきましたよ!

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正式名称は「ニセコ昆布温泉鶴雅別荘 杢の抄」。鶴雅グループさんが、「あしりニセコ」を購入して、3年前にリニューアルオープンさせたところです。部屋数が25室と小ぶりで、隠れ家チックなお宿といったところ。今回はちょっと贅沢して、温泉露天風呂付スイートに宿泊してみました。ベッドルームの手前が、畳が敷かれたリビングになってます。マッサージチェアーも!

お部屋の露天風呂は、デッキの上にあって、開放感満点で気持ちいい!デッキ・チェアもあって、外の緑を眺めながら、湯船に浸かったり、本を読んだりとゆったり過ごせる(もちろん飲みながら!)スペースです。

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デッキのすぐ下を渓流が流れていて、ずっと水の音が聞こえるのも、なんかいいんですよね。

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さて、このお宿のお食事は、食事処での会席料理です。特別会席…というのもあるそうなのですが、今回はフツーのもので。

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先附の男爵豆腐。おいもの味が濃いいっす!

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地場の食材がいろいろの前菜に、目抜きと浅利の小鍋仕立て。鍋のお出しが超美味しい〜。

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お造里にきんきと雲丹の杉板焼き。いろんなお魚が食べられて、うれしい!(山の中なのに…(^o^))

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あ、もちろんお酒もいろいろ揃ってます。せっかくのニセコなので、二世古酒造さんの京極をいただきました。
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近、北海道の温泉旅館では、強肴(しいざかな)として、洋食コースのメインみたいに、肉料理が出るケースが多いですね。ここのは道産黒毛和牛か真狩産ハーブ豚からのチョイスです。和牛、柔らかくて、旨みたっぷり。どちらも、キノコのソースでいただきます。
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料理長からのサプライズの一品があるのも、今のトレンド。この杢の抄の場合は、強肴の後のタイミングで、お客様のお腹の具合を確認してから出すというスタイルです。今日のサプライズは天ぷら!葉っぱ(何だったっけ?)が美味しい!
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お食事は蘭越産の「ななつぼし」というお米を使った、ニセコ産黒千石豆の炊き込みご飯です。
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こうして食べてくると、レベルの高いこと!私が十数年前に北海道に来た頃には、温泉旅館の食事といえば、カニが出て、やたら量が多くて…というワンパターンなものだったのですが、それから考えると格段の進化です。地元の食材の使い方も、かなり巧みになってきていますね。
 
食後はラウンジで一休み。コーヒーなどはフリードリンクになっていて、大勢で来てもリビング感覚で過ごせるスペースです。あと滝が見えるデッキに足湯があったりと、ゆったり過ごせる演出が非常に上手くできています。
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大人の休日を過ごすにはぴったりの「杢の抄」。もうちょい安いといいなと思いつつ、かなり満足でした!
 
■ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄
 
ではまた!

2016/06/30 14:01ニセコ・ルスツ



田中勲

Profile

[ 名前 ]
田中勲

[ 得意ジャンル ]
グルメ

[ 職業 ]
エディター兼ライター兼出版社経営

[ 自己紹介 ]
大学時代。隣のヤツが常に転がり込むほど、自炊好きで名を馳せる。サラリーマン独身時代。電気コンロ一個のワンルームマンションでも料理。それをネタに女の子を部屋に呼び込む(たいてい不成功)。サラリーマン既婚時代。DINKSを良いことに、毎晩外食で収入を使い果たす。独立時代。自宅をオフィスにしたため3食自分で作ることもしばしば。たまにはkartan's bar(kartanはあだ名)と称して、ホームパーティを開催…てなことをしているうちに、choi-plus[ちょいぷら]という、普段の食生活を楽しくするための「食のエンタテインメントマガジン」をはじめる。また仕事には全然関係なく、豊平のコミュニティFM・FMアップルの映画紹介を担当。業務試写で年間100本程度の映画を鑑賞、ブログに紹介を書き続けて、早5年以上!


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