酒とごはんと映画の日々
食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。
2014年5月
- 2014/05/22[この記事のエリア] 富良野・美瑛・トマム
- 美瑛に誕生した、パン工房と宿泊施設を備えた「レストラン ビブレ」に行ってきた!
「ゴールデンウィークってなんですか?それって美味しいの?」とボケたくなるほど、連休中も5月中も稼働を続けてた田中です。ふ〜、ちと疲れたか!
さてそんなGW最中、美瑛に4月22日にオープンしたレストラン ビブレに行ってきました。ブーランジェリーと宿泊の施設を持った本格的レストランということで、期待に胸も腹も膨らむ!
真狩村の「マッカリーナ」のプロデュースグループが仕掛ける、宿泊施設が併設された本格的な料理が味わえるレストラン、しかも今回は石窯焼きのパンが購入できるブーランジェリーもある!ということで、札幌界隈では早くも話題の「ビブレ」。ラッキーなことにランチのご招待をいただいたので、早速予約して訪問です。
場所は美瑛駅からケンとメリーの木を経由して、さらに2キロほど走ったところ。昔の小学校の敷地に新たに建物が建てられています。
駐車場から見た感じ。手前が宿泊棟で奥がレストランです。レストランの入り口はこんな感じ。
入ってすぐが、宿泊のフロントを兼ねたブーランジェリー。左に行くとレストランスペースになってます。
レストランの窓からは、少し遠くに、美瑛の畑の丘が広がります。手前は結構広めの空き地。お聞きしたところ、来年あたりに麦を植えるとか。そうなると、けっこういい風景になりそうです。さてお料理。
まずテーブルに置かれる布の袋に包まれた物体は…パンです、カンパーニュです。袋の底に温めた小豆が入っていて、パンを保温してくれているのです。この袋の中のパンをちぎって、いただきます。う〜ん、もぐもぐ、カンパーニュですからね、素朴な味わいです。次に前菜。
スタンドの上に載せられたプレートに2人前がで〜んと登場。パテ・ド・カンパーニュに左はラタトゥイユかな。その間に鎮座するのは、ニシンの燻製。右は野菜のピクルスです。パテはやっぱりラパンスタイルと同じ味(だから好き)。ラタトゥイユのお野菜が旨かったですね〜。
前菜の間に、ちょこちょこと新しいお料理を持ってきてくれます。これはタラの芽にホタテのすり身を詰め込んだフリッター。
これはかぼちゃのスープ。甘〜い。
メインは鶏肉の2種類の煮込み。胸肉はホワイトソースで、もも肉は赤ワインのソースで煮込んであります。もも肉の方がコクがあって好みだったかな。付け合せのにんじんがまた甘い!
で、また後から追加のお料理が。チーズのリゾットです。
デザートは生クリームとチーズをホイップしたものに、ハスカップのソースをかけたもの(名前、忘れた!)。これ、軽やかで、いい感じでした。
こんな感じのランチコースが2600円は、まあリーズナブルかなぁ。コーヒーが別料金っていうのが、ちょっと…だけど、まあ飲まない人もいるからね。
お隣の方が食べてたコースがにんじんまるごと一本を、鉄製の鍋で加熱した1品など、豪快な野菜料理も入っていてよさげ。ランチコースは他に、3600円と5400円。お隣のは、5400円かな…。夜のコースは7400円。宿泊は2食付きで23,700円というのは、まあ納得の範疇でしょうか。
2600円のランチでも、お料理にクリエイティビティが感じられて、月並みじゃない感じがいいですね。夏のドライブに立ち寄るのに、ひょっとしたら人気が出そう…。
■レストラン ビブレ
美瑛町字北瑛第2(旧北瑛小学校)
電話0166-92-8100
ではまた!
2014/05/22 19:16富良野・美瑛・トマム