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酒とごはんと映画の日々

食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。



2012年12月


2012/12/11[この記事のエリア] 函館・湯の川
クリスマスの函館は特別な場所。

大阪、東京とそれぞれ十年以上過ごして札幌に流れてきたオレにとって、港町というのはなんか特別なところという印象。ちょっとハイソなイメージがある神戸だったり、青春時代のデートの定番スポットだった横浜だったり。オシャレで特別な場所=港町というのが、長年の暮らしの中ですっかり刷り込まれちまってるような気がする。

で、今は札幌。北海道の港町もやっぱりいろいろ特別。特に函館は札幌から意外に距離があることもあって、なかなか行けなくって、何となく憧れの地。札幌とは明らかに文化が違っていて、美味しいものも、キレイなものもたくさんありそうで。

 

特にこの12月は函館がとても輝く月。というのも、12月25日のクリスマスまで行われる「はこだてクリスマスファンタジー」というイベントで街中が盛り上がるというお話。ということで、11月29日にJR北海道様のご好意で、ちょっと早めにクリスマスの函館を体験してきた。

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一番度肝を抜かれたのが、赤れんが倉庫街のすぐ近くの海の上に浮かぶ巨大なクリスマスツリー!姉妹都市のハリファックスから送られたという高さ20メートルの「もみの木」がキレイに飾り付けられて、これは確かに一見の価値あり!12月にはツリーに向かうメイストリート沿いに「スープバー」の屋台が並んで、1杯500円で道南の食材をたっぷり使ったいろんなスープが味わえるとのこと。
 
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さてこの時期、今年から開催されるお楽しみは「ツインクルバル」。札幌のタパスと同じ感じでいろんなお店を巡り歩く「バル街」っていうのは、函館ではもうすっかり定着した行事。それをクリスマス時期に…というのがこの企画。ベイエリア・元町地区から五稜郭や湯の川温泉周辺まで、21のお店の特別メニューをクーポン*で使って巡って楽しむことができる。今回行ったのは「はこだてビール」と「ベイサイドレストラン みなとの森」、そしてロワジールホテル函館にある「スカイバー エステラード」のハシゴ。
 
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店の自慢のおつまみとドリンクのセットに舌鼓。「はこだてビール」は地ビールの3種飲み比べができるのが、ビール好きには堪らない!「みなとの森」ではいろいろ工夫されたピンチョスが楽しい、楽しい〜。「エステラード」では夜景ともにヘルシーな野菜チップでゆったりと。いろんな場所でいろんなものを食べたり飲んだるするのって、やっぱり面白いね!
 
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*ツインクルジョイクーポンはみどりの窓口やツインクルプラザ(旅行センター)で販売中。2枚セット1000円から。どのお店のバルメニューもクーポン2枚で味わうことができる。
 
夜だけじゃなくて、昼間もイベントいろいろなのが12月の函館。鉄道ファン垂涎の的なのが、函館〜大沼公園を走るSLはこだてクリスマスファンタジー号!1日2往復するこのSL列車、車両の中も装飾ばっちりで乗ればすっかりクリスマス気分。ちゃんとクリスマスツリーが飾ってある車両もあるから驚き。サンタクロースの衣装を付けたスタッフがおもてなし。車内販売のあるカフェカーでコーヒーを飲んだりグッズを買ったりもできる。
 
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さて大沼公園から函館に戻る時に使ってみたいのが「ツインクルバス大沼クリスマス号」。途中いろいろ寄り道しながら、ツリーのあるはこだてクリスマスファンタジーの会場まで連れて行ってくれる。立ち寄るのは「北海道昆布館」と「はこだてわいん」。昆布のことならなんでもござれの昆布館、利尻から日高、知床まで道内各地の昆布も買えるけど、オススメは昆布ソフトクリーム!ね、美味しくて幸せそうでしょ。
 
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道内屈指の生産量を誇るワインメーカーの「はこだてわいん」。1050円で買えるツインクルバス乗車記念オリジナルワインもコスパ抜群だけど、ちょっと背伸びして購入してみたいのが、最上級のガルトネルシリーズ。白ならケルナー、赤ならピノ・ノワールで作られたはこだてわいん渾身の一本の味わいをぜひ。
 
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あれやこれやで見どころ一杯の12月の函館。やっぱりオススメはカップルでの訪問かな〜。きっと楽しい滞在になるはず。
 
☆☆☆
 
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2012/12/11 21:12函館・湯の川



田中勲

Profile

[ 名前 ]
田中勲

[ 得意ジャンル ]
グルメ

[ 職業 ]
エディター兼ライター兼出版社経営

[ 自己紹介 ]
大学時代。隣のヤツが常に転がり込むほど、自炊好きで名を馳せる。サラリーマン独身時代。電気コンロ一個のワンルームマンションでも料理。それをネタに女の子を部屋に呼び込む(たいてい不成功)。サラリーマン既婚時代。DINKSを良いことに、毎晩外食で収入を使い果たす。独立時代。自宅をオフィスにしたため3食自分で作ることもしばしば。たまにはkartan's bar(kartanはあだ名)と称して、ホームパーティを開催…てなことをしているうちに、choi-plus[ちょいぷら]という、普段の食生活を楽しくするための「食のエンタテインメントマガジン」をはじめる。また仕事には全然関係なく、豊平のコミュニティFM・FMアップルの映画紹介を担当。業務試写で年間100本程度の映画を鑑賞、ブログに紹介を書き続けて、早5年以上!


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