先週末はフラノ寶亭留で行われた半田シェフのフラノフレンチとふらのワインとのマリアージュの会に参加。
今年で5回目になるこのディナー、ふらのワインの高橋さんに誘われて一昨年の第3回目から毎年出席するようになって、今年で3回目。だって、半田シェフのお料理おいしいし、ひとつのワイナリーのワインを、作り手さんに直にお話を聞きながら、コースにしっかりと合わせて味わっていくなんて機会、滅多にあるもんじゃないし。
料理はこんなかわいい越冬大根の上にのった、旭川産の白蕪と貝のタルタルからスタート。鮮烈な大根の風味に貝のタルタルが絶妙にマッチ!
越冬玉ねぎのタルトも玉ねぎの甘さがほんのり漂ってきて、これもなかなか。
他にもいろいろとおいしいお料理があったけど、この日のメインはなんといってもトマムの江頭さんとこの、仔羊もも肉のロティ!
これはホゲットっていう、ラムとマトンの間の1〜2歳の羊のお肉。だから柔らかいのに味もしっかり。あっさり味のグレービーソースでいただくので、もう何枚でも食べれちゃいそう!
このお料理に合わせたふらのワインはなんと8種類!白ワインだけでも3種類を飲み比べできるなんて、なんか贅沢でしょ?デザートには、普通は抽選じゃなきゃ買えないアイスワインも登場するし…。
で、一番びっくりしたのが、フラノ寶亭留限定のふらのワイン「レセプション」。樽熟成されたツバイゲルトレーベとふらの2号の二つのぶどうを使ったワインを、半田シェフと高橋さんが一緒に樽を選んでブレンドしたもの。
飲んでみたら、複雑なのに適度な軽やかさと酸味があって、まるでピノ・ノワールを使ったブルゴーニュのワインのよう。いきなりこれをグラスで出されたら、絶対どこのワインかわからないだろうな…というのが、当日の出席者、共通の感想だった(ワインアドバイザーが3人もいたんだよ!)。
夏場はちょっと混むけど、フラノ寶亭留は温泉もあっておいしい料理も味わえて、部屋も広いし冷蔵庫は飲み放題(!)だし、ゆったり過ごすには最高の場所。部屋の窓から見る冬場の雪原の景色もなかなかなものだし、新緑の季節なんかもきれいそうだし…。
あんまり大きな声では言えないんだけど、ここだけの話、他ではもう絶対購入できないふらのワインのアイスワインが買えるのも、このホテルの売店だけ。ワイン好きなら、「レセプション」&アイスワイン狙いで、宿泊してみるといいかもね。
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あのアンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップ。
二大美男美女が共演するということで話題になっている映画「ツーリスト」。
ヴェニスを舞台に、ロマンスとサスペンスが笑いとともに展開する!っていう、
文句なしの女子向けエンタテインメント・ムービーだ!
オレも新婚旅行で行ったことあるんだよね、ヴェニスって。歴史的な建築物がいっぱい。
車がまったく走っていなくて、映画の通りタクシーが船で、ホテルに運河から船付けできたりして。
路地の奥にあったレストランも、入口は小さいのに、中は超広くて、料理がすげ〜旨かったり。
とにかく非日常を味わうには最高の街。こんな非日常の映画にはぴったりの舞台だ。
アンジェリーナ・ジョリー演じる美女を警察が徹底的にマークするとこから唐突に始まるこの作品、
どんな風に話が展開していくのかと見守ってたら…見事なまでのサスペンス系ロマンチック・コメディ!
アンジーの彼が国際手配されている金融犯罪者で、警察は彼からの連絡があるとみて彼女をマークしてるってわけ。
で、密かに伝えられた彼からの連絡を元にアンジーはパリからヴェニスに向かうんだけど、
途中に知り合ったアメリカ人数学教師(これがジョニーね)を、
ヴェニスでの彼との逢瀬のため、警察への囮に仕立てようと画策するのよ。
でも次第にこの平凡な教師に惹かれていって…。さて、どっちをとるの、アンジー!ってお話。
なぜか「これってスタジオ撮影?」って思わせるような(ホントにそうかも)、妙にクラシックな感じが漂っていて…。
「おしゃれ泥棒」とか「シャレード」みたいな、昔の映画の雰囲気があるんだよね。
とにかくアンジーのセレブな超美女ぶりは一見の価値あり!
彼女とイケメンだけどパンピーの数学教師の、ロマンスが楽しめれば、サスペンスなんていうのはおまけ。
とにかく肩肘はらずにらく〜に観賞。
過剰な期待をしないのなら、これほどデート向きの作品って、ちょっと最近なかったと思うよ。
3月5日(土曜日)から、札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌、札幌劇場ほか全道で公開!