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酒とごはんと映画の日々

食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。



2011年4月


2011/04/25[この記事のエリア] 札幌
日本酒って、やっぱ美味しいよね〜♪

ぐうたび一周年、おめでとうございます!

これからもますます北海道を盛り上げるサイトになることを、期待しています!

このブログもchoi-plus[ちょいぷら]も、ささやかながらお手伝いしますぜ。

 

さて、今日は酒のはなし。

オレはお酒ならなんでも飲むのだが、日本酒は特に大好き。なぜか世の中では、日本酒の人気は落ち気味で、消費量も年々減ってるらしいのだが。

「翌日に残る」なんていう人もいるんだけど、水を飲みながら日本酒を楽しめば、すっきりとした酔いが楽しめる。その分、量を飲み過ぎることがあるんだけどねw。

で、この間行ってきたのが、小飼商店っていう酒屋さんが企画した日本酒の会。「扶桑鶴」(島根県)、「竹鶴」(広島県)、肥前蔵心(佐賀県)の3つのお酒を、蔵元さんと味わうって趣向。これがちょっとマニアックで、楽しくって。

場所は南3西4の「さくら京屋」さん。まずは先付け。

sakiduke.jpgワイングラスに入っているのは、扶桑鶴の純米にごり酒を炭酸で割って、氷を入れたもの。なかなか爽やかでいい。

 

sakana.jpg

お料理も酒づくし。このお皿の左に三枚乗っているのは、三つの倉の酒粕を、それぞれ混ぜ込んだブルーチーズ。酒粕の味くらべなんて、めったにやるもんじゃないよね。

 

kasujiru.jpg

これはふたつの蔵の酒粕で作った粕汁の飲みくらべ。なんとなく風味が違うんだよ、やっぱり。

飲んだのは、三つの蔵の日本酒を6種類。冷だったり、燗だったり。同じお酒を違う飲み方で味わったりして。温度で全然風味が違うのね〜っていうのがよくわかる。こうやって楽しめる日本酒って、やっぱ奥深いよね。

その他にも酒粕のグラタンやら、鴨のローストやら、和食ベースだけど工夫されたお料理がいろいろ。この「さくら京屋」さんにも、もう一回行ってみたくなった。

小飼商店さんの次の会は5月14日。今度はお酒とお料理と夜桜の会だとか(場所は「おもてなし 花桐」(南1西8)、16時30分〜 会費5000円 問合せ011-241-6045  mailto:kogai.sake@diamond.broba.cc <小飼商店>)。また行ってみようかな〜。

 

☆☆☆☆

 

さて、今月18日にはわがchoi-plus[ちょいぷら]も、ちょっとしたイベントを開催。「クッキングショー」と題して、現役シェフを招いての、お料理実演会(シェフが作りながらトーク。お客様は見てるだけ&料理は味わえる)を行った。今回の講師は、旨い料理がリーズナブルに、ワインと一緒に味わえる「ビストロわいんや」の佐々木シェフ。「モリエール」でフレンチの修行をした本格派&とってもセンスが良くって美味しいお料理を作るシェフなのだ!

sasaki.jpg

 

最初のお料理は、野菜のテリーヌ。完成品はこっち。

terinu.jpg

これにはいっているいろんな野菜のフランス料理風の下ごしらえや火の入れ方の話が、役に立つ、役に立つ。で、実際にお料理も味わえるので、シェフが言っていたことが舌で理解できるって感じ。

この他、ヴィシソワーズと鶏肉とお野菜とブレゼがこの日の講義&食べたメニュー(平日のランチだったのです)。いろんなフレンチの技も教わって、美味しいお料理も味わって、充実の2時間半ということで、非常に好評だったよ!

今度は次のchoi-plus[ちょいぷら]で告知するけど、7月に開催の予定!またここでも募集するので、是非参加してね。

2011/04/25 20:10札幌コメント(1)


2011/04/01[この記事のエリア] 札幌
長く連れ添うことに憧れる女子向け映画!

札幌出身でニューヨーク在住の佐々木芽生(これで「めぐみ」と読むそうな)監督が、アメリカのとある夫婦の姿を撮影したドキュメンタリー作品がこの「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」。だって、この夫婦、パンピーなのにただ者ではない!

ご主人のハーブが郵便局員、奥さんのドロシーは図書館司書。現代アートが大好きだった二人は、コレクションに夢中。その基準は「自分たちのお給料で買えること」「1LDKのアパートに収まるサイズ」の二つ。格別高収入でもない二人が、こつこつと30年にわたって集めた現代アート作品は、なんと4000点以上!そのコレクションの価値は、数点売るだけで大富豪になれるとも言われるほどになっちまったという、まあ現代のわらしべ長者的実話なのだ!

でもすごいのはそこから。二人は一切コレクションを売ることなく、今でも年金でコレクションを続行、さらに国立美術館に2000点以上の作品を寄贈したというのだから…。ちょっと信じられないでしょ?

main.jpg

© 2008 Fine Line Media, Inc. All Rights Reserved.

 

この映画の一番の見ものは、なんといってもこの夫婦の醸しだす雰囲気。

なんかドロシーの方が若々しくて、美人。ハーブって、ちょっと小柄で、そんなに男前でもない。年もハーブの方が13歳も年上。

でもドロシーはカメラに向かって堂々と、「他の人が何と言おうと、私にとってハーブはすごく魅力的」って、いうのよ。いいよね〜そんな感じ。

実際ハーブをしばらくみていると、めちゃキュートなおじいさん。その理由はアート作品を眺めるときの異様なまでの熱心さ。誰がなんといおうが、自分の感性だけを信じて作品を選ぶ純粋さ。なんかアートの妖精が、人間の形をしているようにも思えてきて…。

そうはいってもネタは一発、お金のないフツーの人が素晴らしいアートコレクションを作り上げたというストーリーに、途中少し飽きちゃう人もいるかもしれない。

この夫婦の生き方と雰囲気にゆったり浸れる気分の時に、そしてしっかり睡眠をとったあとで観賞するのがベターかもね。

4月2日(金)からシアターキノで公開!

☆☆☆

ちょっとこだわりがある人のための食のエンタテインメントマガジンchoi-plus[ちょいぷら]

一周年記念!保存版「食材総集編」特別号、好評発売中!

道内の主要書店、コンビニで見てみてね。

ブログはこっち

http://www.choi-plus.com

 

 

さらに特報!食の雑誌choi-plus主催のクッキングショー

「お料理とパンの素敵なマリアージュ」が4月18日(月)開催されます!

 

あの「モリエール」で修行、料理のおいしさには定評のある「わいんや」シェフの佐々木孝弘氏が、

実演とトークで家庭でもできるフレンチの技と、パンとの合わせ方を伝授!

 

■日時 : 2011年4月18日(月) 11:00~13:00
■講師 : 佐々木孝弘氏(ビストロわいんや シェフ)
■場所 :
レンタルスペースJ-ROOM 3-701
札幌市中央区南5条西5丁目8-1 ジャスマック3番館ビル7F
■受講料 : 2,500円(「シェフが作る」ランチ代含む)
※料理をしながらのトークショーになります。調理の実習はありません。
 
定員にまだ余裕がありますので、お誘い合わせの上、ぜひお早めにお申し込みを。(先着順で受け付けてます。)

 

●お問い合わせ&お申し込み先

フリーコール 0120-891-868(月〜金 9:30〜17:00)

メール    info@pine-link.com

(担当 田中、鈴木)

2011/04/01 17:16札幌



田中勲

Profile

[ 名前 ]
田中勲

[ 得意ジャンル ]
グルメ

[ 職業 ]
エディター兼ライター兼出版社経営

[ 自己紹介 ]
大学時代。隣のヤツが常に転がり込むほど、自炊好きで名を馳せる。サラリーマン独身時代。電気コンロ一個のワンルームマンションでも料理。それをネタに女の子を部屋に呼び込む(たいてい不成功)。サラリーマン既婚時代。DINKSを良いことに、毎晩外食で収入を使い果たす。独立時代。自宅をオフィスにしたため3食自分で作ることもしばしば。たまにはkartan's bar(kartanはあだ名)と称して、ホームパーティを開催…てなことをしているうちに、choi-plus[ちょいぷら]という、普段の食生活を楽しくするための「食のエンタテインメントマガジン」をはじめる。また仕事には全然関係なく、豊平のコミュニティFM・FMアップルの映画紹介を担当。業務試写で年間100本程度の映画を鑑賞、ブログに紹介を書き続けて、早5年以上!


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