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酒とごはんと映画の日々

食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。



2014年7月


2014/07/30[この記事のエリア] 札幌
北海道フレンチで馬喰って、旨かった...(ベタやw)

あまりにもお腹の脂肪が立派になってきたので、これまで自転車でやっていた犬の散歩をウォーキング兼用に変更。ミニ大通の1日2往復を今週から始めた田中です。効果あるのか…。

さて、今日はなぜかフレンチで馬を食べてきた!というお話です。ホント、ウマかったですよ…。

行ったレストランは「サヴール」。2012年4月にオープンした小じんまりとしたフレンチのお店ですが、札幌の人気店「ル・ヴァンテール」でシェフを務めたオーナーシェフ・金田さんのお料理が評判です。

ランチでは一度来たことがあったんですがね。まあ今度は夜ということで。魚も肉も食べたかったので、6,800円(税別)のコースにしてみました。デザート、お口直しのシャーベットを抜いて、5品のコースです。

アミューズに続く前菜が2品。あんこうのテリーヌと、チップ(ヒメマス)の燻製&ホワイトアスパラです。ホワイトアスパラは、赤井川村のものだそう。まだいけるんですね。すでに北海道の食材、全開って感じです。

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あんこうって、鍋のイメージが強いのですが、それとは全く別次元。でもあんこう特有の旨味はしっかり残っています。脂ののったチップは燻製になって、香り&味のハーモニーが抜群に。じっくり火を通してあるホワイトアスパラも、とろけるような食感です。

ワインの品揃えも良いのですが、今日はリーズナブルなところで、アルザスの白に。変わった所(?)をついて、ゲヴェルツトラミネールにしてみました。

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冷える前は、「ちょっと甘すぎ?」と思ったのですが、だんだん冷えてくると、適度な甘さと凝縮感が、濃厚系の魚介料理(次に食べたクネルみたいな)にはぴったり。もうちょっと酸があれば、なお良かったな…と思ったりして。

さてお魚料理。このお店の名物、クネルです。ランチでも一度食べたので、今回2回目。

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魚のすり身団子?にホタテやウニ、甘エビ、タラバガニなどで作った海の幸のソースをかけて焼いてあるんですが、このソースがもう、まさに海の味覚のダイナマイト!生のウニもトッピングされていて、サービス満点です。これぞ北海道らしいフレンチの代表作だと思うんですが、どうでしょうね〜。
 
さてメインディッシュの登場!これが馬肉なんです。もちろん道産。
 
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炭火でローストした馬肉なんですが、何故か脂も肉もクセがない。それでいて、牛とも羊とも豚とも異なる旨味は感じるんです。へぇ〜と感心。馬刺しとか桜鍋はかなり食べたのですが、これは全くの新しい体験でしたね。
 
たぶんいつもある食材ではないと思うのですが…。興味があったら、お店に問い合わせてみてください。
 
今回はカウンターで食べたので、目の前で忙しく料理を作る金田シェフの様子がまるわかり。手が空いてそうな時にちょっと料理について、お聞きしたりして。少人数で行くなら、やっぱこのお店は、テーブルよりはカウンターですね。
 
■サヴール
札幌市中央区南3条西3丁目 第六桂和ビル2F
TEL:011-522-9208
※ランチもあり。定休日は火曜日・水曜日
 
さて、ちょっと飲み足りないな〜ということで、もう一軒。1ブロックほど歩いたところのビルの地下へ。真っ赤な照明が印象的なワインバー「サロン アッシュ」。「ひがし山月」や「TAKU円山」などのサービスで活躍されていた、村田秀人さんのお店です。
 
ここのいいのは、なんといってもグラスシャンパンが数種類も常備されているということ。そんな店、ないですよ、フツー。お値段も明朗で、予算にあったシャンパンをいただくことができます。
 
あとメニューで見つけて、飲んだのが、モエ・エ・シャンドンのマール!これはね〜、かなり旨かったですよ。普通のブランデーとは別次元の味わい。
 
チャージもなくて、一杯1000円程度〜で気軽にワインやシャンパンなどを楽しめて、イケメン村田さんの面白い話も聞けるということで。また行っちゃお。
 
■サロン アッシュ
札幌市中央区南4条西2丁目14-2 セントラルS4ビル B1F
TEL:011-522-9299
 
ではまた!

2014/07/30 20:40札幌



田中勲

Profile

[ 名前 ]
田中勲

[ 得意ジャンル ]
グルメ

[ 職業 ]
エディター兼ライター兼出版社経営

[ 自己紹介 ]
大学時代。隣のヤツが常に転がり込むほど、自炊好きで名を馳せる。サラリーマン独身時代。電気コンロ一個のワンルームマンションでも料理。それをネタに女の子を部屋に呼び込む(たいてい不成功)。サラリーマン既婚時代。DINKSを良いことに、毎晩外食で収入を使い果たす。独立時代。自宅をオフィスにしたため3食自分で作ることもしばしば。たまにはkartan's bar(kartanはあだ名)と称して、ホームパーティを開催…てなことをしているうちに、choi-plus[ちょいぷら]という、普段の食生活を楽しくするための「食のエンタテインメントマガジン」をはじめる。また仕事には全然関係なく、豊平のコミュニティFM・FMアップルの映画紹介を担当。業務試写で年間100本程度の映画を鑑賞、ブログに紹介を書き続けて、早5年以上!


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