酒とごはんと映画の日々
食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。
2014年6月
- 2014/06/28[この記事のエリア] 小樽・キロロ・積丹
- 漁師と風車と歴史のまち・寿都町で、海の幸三昧!
昨夜は日本酒&そばの会から、ライブ演奏が聞けるライブバー、カラオケスナックを挟んで、ショーパブと4軒はしごして、朝帰り。久しぶりに夜の街を満喫した田中です。こんにちは!
先週末、寿都町ファンクラブのイベントに参加!手ぶらで船釣り体験&海の幸三昧してきました!
札幌から車で2時間半で寿都町に到着。海岸線沿いに風車が並ぶ姿がなかなか美しいです。
まずは、手ぶらでOKの船釣り体験に。向かったのは「日本海食堂」さんです。
この食堂をやっているのは、漁師の川地さん。その川地さんが、釣り船も出しているのです。
漁師としてはナマコ漁もやる川地さん。この船で底引き網を引いて、ナマコをとるそう。1日漁をして売上100万円!でも漁獲高の上限がちゃんと決まっていて、取りまくって大儲け!とはいかないそう…。
船釣りはこの船で!
まずはひたすら沖へ〜!沖からの陸の風景がキレイ!オロロンラインの方まで、よく見えます。
GPSと魚群探知機を使って、川地さんは釣りの最適なスポットに案内してくれます。
川地さんの合図で一斉に釣りスタート!竿もしかけもちゃ〜んと準備してあるので、手間いらず。えさは赤いか。参加者はしかけを海中に投入して、竿を煽って、あたりを待ちます。
お、タラが釣れました!結構でかい!
これは柳の舞です。
なかなかあたりがこなかったオレにもついにカレイが!とったど〜。
川地さんの思惑ほどは、釣り手がド素人すぎて釣れなかったのですがw、船の後ろ半分の5人の釣果は、こんな感じ。
さて港に戻って、温泉「ゆべつのゆ」でひと風呂浴びて(これがまたいいお湯!)、日本海食堂で海鮮三昧の夕食です。ホタテとか貝類、焼いてます。
カキもど〜んと蒸してまっせ〜。
さてその他、店内には自分で作る海鮮丼のお刺身がずらり!
これは珍しいホヤの刺身!一口食べただけで、口の中は磯の風味でいっぱい。
カキも蒸しあがってきました。
さらに出るわ、出るわ。ツブガイのピザに…
ヘラガニです。ワタリガニなのかな?
もうこれでお腹いっぱい!今日の泊まりは、民宿でもある日本海食堂にそのまま。しこたま飲んで、22時にはもうみなさん就寝です…。
さて翌朝、近くにある隠れた絶景スポット・磯谷高原まで車でひとっ走り。海側はキレイでしたが、内陸方面がガスってて、残念。
さて朝ごはん!ご飯の右上にあるのが、寿都名物の生炊きしらすのクルミ入りです。オレ好みの献立!
今日は北大名誉教授でNPO法人歴史的地域資産研究機構(れきけん)の代表理事でもある角幸博先生の案内で、「鰊御殿」の見学です。明治に作られた贅沢なつくりの木造家屋には、注目ポイントがいっぱい!
ここでお茶とともにいただいたのが、「わかさ屋いも」。洞爺湖の名物「わかさいも」の本家はこの寿都のお菓子だそうです。適度な甘さがいいですね。
さて今回のイベントのラストは、新ご当地グルメの「寿都ホッケめし」を「たつ巳」という居酒屋さんのランチメニューで。鉄板の上にご飯と焼いたホッケがドーン、さらに錦糸卵に生姜、ネギなどがトッピングされています。で、ここに甘辛い醤油ベースのタレをかけて、鉄板がじゅうといったところを、いただきます。混ぜちゃって、石焼ビビンバみたいにするのも、アリですね。
さて、このツアーは、町が今年からスタートした「寿都町ファンクラブ」の第二回目イベント。このファンクラブ、登録すると、月に1回開催される、ファンクラブ会員にしか体験できないイベントへの案内が来るというものです。
今一番の目玉は、7月に行われる寿都最大のお祭り、寿都神社の例大祭に町民の1人としてディープに参加できること。アレができたり、コレができたり、昼間から酔っ払ったりと、大変楽しそうです!今入会すると、7月19日(土)〜20日(日)、こんな祭り体験ができるとか。興味ある方は、まずHPのチェックから、どうぞ!また、日本海食堂さんは、普段から手ぶらで船釣りを行っています。こちらもHPを参照してください。
■寿都町ファンクラブ
■日本海食堂
http://www.aurens.or.jp/~nihonkai/
それでは、また!
2014/06/28 14:41小樽・キロロ・積丹