千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
旅
- 2016/08/12[この記事のエリア] 洞爺湖・室蘭
- ちょっと洞爺湖へ
往復、中山峠を通るのは、面白くないので、高速経由で室蘭方面に立ちよってから、
洞爺湖を目指したわたくし。
室蘭といえば、焼きとり(豚だけど)なのですが、天勝に行ったことがないので、
天勝でてんぷらとなった。
天丼が食べたい!気持を塩分とカロリーのために、必死におさえ、天もり。
やはり、天丼にすべきだった・・・と、隣の人の食べる姿をみて思うのだった。
でもって、洞爺湖・・・・うーん、外国からの団体さんがたーくさん。
日本人がその昔、ハワイ団体で行っていたころも、きっとマナーがよくなかったんだろうけど・・・・
記念写真をいつまでも撮ったり、待っている人がいるのに、看板や石碑などの前で、
デジカメを確認して、立ち話をする姿を見ていると、
ちょっとテンションがさがるのだった。
というわけで、最後に、この島(砂州)を紹介しよう。
わたくしが、何度か本に書いたヤリキレナイ川に匹敵する地名。
沖縄の漫湖とともに、下ネタおじさんたちが連呼する・・・・その名は珍小島!
みなさま、洞爺湖にお越しの際は、ぜひじっくりと拝んでくださいまし。w
2016/08/12 15:05洞爺湖・室蘭
- 2016/07/18
- ウニだけじゃない!夏の新家寿司
夏はウニ、というわけで、時間と財布が許す限り、積丹方面に向かうわたくし。
今年は古平の新家寿司。
ウニちらしという手もあるけれど、それでは面白くない。
寿司屋の腕はやっぱり握りだ!
と思っていたら、まず活ボタンエビと、沖じめのイカがでてきた。
このイカ、コリコリとした食感があるのに、ちゃんと甘みが出ている。
やりますな~!
たくさんいただいた中から、いくつか。
ホッケのにぎり。
最近は、回転寿司にもあるネタだけれど、ものが違った。
美味し!
白から赤に。
キタムラサキウニの美味いこと!
久しぶりにうまいと思ったところに、エゾバフン。
うーん! 満足!
わたしてきには、ウニは丼より、にぎりがいいな。
調理代の後ろにある棚をご覧あれ!
千石の本が2冊も。
ありがとうございます。
古平の新家寿司、オススメです!
2016/07/18 14:34
- 2016/03/15[この記事のエリア] 札幌
- 急行はまなす廃止とJR北海道
札幌と青森を結んでいた急行「はまなす」が、21日深夜出発を最後に廃止される。
これで、日本における定期急行列車は完全に消滅。なんとも寂しい限りだ。
急行がないのに、特別急行がある……という不思議な状況に、「なんかおかしくない?」と誰もいわないのも不思議なのだが、北海道において、急行を含む長距離列車が圧倒的に少ないことに、わたしはとても不満なのだ。
JR北海道には、ぜひ長距離路線を走る快速列車を増やしてほしい!と思う。
いまやカニ族は絶滅危惧種となり、ライダーも激減。
東京の若者はクルマを運転しないことが統計でも明らかで、レンタカーで北海道を回る人の割合も減り続けていくだろう。そうなると、観光はピンポイントで交通の要所だけが栄え、地方が衰退する。
地方としても問題だけれど、北海道の本当の魅力は、実は交通の要所から遠い、自然のなかであったりもするわけで、北海道の魅力を知らぬまま帰ってしまうことにつながり、北海道全体のデメリットとなる。
ここ二十年ほど、旅人を見てきたが、北海道を何度もリピートしてくれている旅人は、若いころから北海道を回った人たちだ。こういう人を随時増やしていかなくては、観光はジリ貧になるばかり。インバウンド頼みの情けない大地になりかねない。
急行廃止という残念な事態にがっかりしているのだが、ここを見直しの機会ととらえ、JR北海道には、「観光に使いやすい快速」を長距離路線に増便し、北海道新幹線とパックで買うと安くなる「北海道限定青春18きっぷ」的なものを発売していただけないものだろうか。
快速エアポートのような指定席だけは追加料金という乗車券だけで乗れてしかも早い快速。
それでいて函館から札幌まで走るとか、札幌から網走まで、あるいは釧路まで・・・・そんな快速列車が増えて、定額で乗れたら……と。
2016/03/15 10:50札幌
- 2016/01/08[この記事のエリア] 札幌
- 年末逍遥 市電編
クリスマスの夜は、あまとうのケーキとラムサラダ(笑)に、チキンレッグ。
なかなか忙しい年末になってしまったので、出かける時間もなかったけれど、
ささやかな聖夜。
林田牧師(高校時代の恩師)の本など読みながら、アーメン!
大晦日を前に、ちょっと家族サービスをしに、お出かけ。
まずは、あら政で寿司!
普通の上寿司なのだが、シャリもうまいし、ネタもいい。
なにがいいって、あんまり好きじゃないネタがひとつもないのだ。
というわけで、幸せ気分で西線に乗って、南下して、ブルーチューリップへ。
買ったのは、教会のようなキャンドル入れ。
十字架から炎が見えて、とってもロマンチック!
それからさらに電車にのって、ループ化した部分を乗って、狸小路。
そして、ハリネズミ珈琲店へ。
というわけで、小旅行のあとは年越しのお買い物。
楽しいはずの正月だったけれど、なんと、家族そろって寝込んでしまった。
先が思いやられるけれど、今年も一年、なんとか生き延びて、少しでもお役にたとう!と思うのであった。
2016/01/08 18:05札幌
- 2015/10/24[この記事のエリア] 石狩・空知
- 駅stationを思い出した今年
悲しいとき〜〜! ではないけれど、先日、石狩で夕陽を見た。
留萌線に乗るのが目的で行った、まるで鉄ちゃん的な旅だったのだが、
これもわたしにとっては立派な取材。
国稀によったのだって、公私混同とはいえ、公の部分が無いわけじゃない。
この夏、幼いころに過ごしていた銭函に泊まり、束の間の時間を過ごした。
40年ぶりに、銭函で釣りをして、駅にもいった。
あの健さんが「駅station」の冒頭で映るあの銭函。
わたしのとって、忘れ得ぬ銭函。
花園や稲穂の連中にバカにされ「銭函のほうが札幌に近いべや!」といっていたのに、
札幌の人間にはゴミ箱といわれ、返す言葉がなかった少年時代。(笑)
いろいろ思い出すことがあったけれど、増毛に向かうとき、
また銭函を思い、駅stationを思いだした。
風待食堂、国稀、健さんの面影を追いながら、
彼の映画のコピーを書いていた第一人者・関根忠郎さんを思い出し、
そして、奥様やふたりのお嬢さんを思い出したのだった。
奥様とお嬢様の三人でやっていた店。
Three beads。
わたしにとっては風待食堂だったのかもしれない。
帰り道、雄冬の寄った。
こに断崖が鉄道を拒んだのだなあ。
健さんが船で行き来してた雄冬。
もう一度、みよう。
できれば、劇場でみたいものだ。
2015/10/24 14:48石狩・空知