千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
2016年9月
- 2016/09/23[この記事のエリア] 小樽・キロロ・積丹
- 小樽の「手打ち蕎麦きむら」にて...
小樽とはいえ、場所が場所だけに、なかなか行けずにいた店。
美味しいのは、見ただけでわかると思うのだが、わたしが一番いいのでは?と
思っている外一というのがまたうれしいではないか!
せいろの大盛り。
薬味もキチンとしたさらしねぎにわさび。
箸も先が補足なっていて、最後の1本までつかみやすいタイプ。
つゆも、江戸蕎麦らしい味。 文句なし。
アクセスがよくなくても、ちゃんといい商売ができる店というわけだ。
次回は、大盛りではなく、2枚と注文してしまおう!
2016/09/23 17:31小樽・キロロ・積丹
- 2016/09/13[この記事のエリア] 函館・湯の川
- HACで函館へ!
台風10号の直後、特急北斗が運休……。湯の川で講演だってのに、なんて日だ!
ということで、急きょHACを予約し、 飛び乗った講演前夜。
函館空港に着くと、ジンギスカン仲間のトミーがお父様と息子さんと三人で迎えにきてくれた。
シャイだった息子さんも、元気いっぱいで、めんこくなったなあ。
ホテルまで送ってもらい、まずはチェックイン!
わたしが部屋に荷物を預けている間に、トミーが魚一心を予約してくれていたので、
うまいこと待たずにインできた!
というわけで、イカのいきづくりから・・・。
旬のサンマに、クロソイといって、焼き魚は・・・函館らしく根ぼっけ!
うまいぜよ! やっぱり、函館といえば、魚一心じゃないの?
と思うのであった。
それから、さらに流れ、以前、花ちゃんたちと行った杉の子へ。
移転して雰囲気ががらっとかわっていることは、
JTRIPの記事で読んでいたけれど、新しい店もいい感じ!
すっかりいい気持ちになって・・・・酔っぱらいました。
そんなわけで、二日酔いにもかかわらず、朝はホテルバイキングで、イクラや朝イカを発見してしまったわたし、
食べ過ぎて、気持ち悪くなってしまったのであった。ww
でも、うまかった〜〜! さすが、函館!
2016/09/13 16:19函館・湯の川
- 2016/09/09[この記事のエリア] 帯広・十勝
- 【ボランティア情報】北海道は大変なことになっています!
北海道は台風10号により、各地で大きな被害を受けました。そして、いまも大雨による更なる災害が起きようとしているというのが実情です。大手メディアも、徐々に報道してくれるようになってはいますが、地震による災害ほど、国民の目に触れていないようで、ボランティアが不足していると聞きます。
北海道のボランティア募集情報、載せておきます。ひとりでも多くの人に届けていただきたいと願っています。 下記からアクセスしてください。
そして、この情報をシェアしていただけると幸いです。
皆様、よろしくお願いいたします!
南富良野町災害ボランティアセンター
新得町災害ボランティアセンター
清水町災害ボランティアセンター
芽室町災害ボランティアセンター
2016/09/09 15:36帯広・十勝
- 2016/09/01[この記事のエリア] 富良野・美瑛・トマム
- 北の国から資料館閉館
北の国から資料館が、ついに終焉の時を迎える。
熱心なファンではなく、むしろ「オレのふるさとを暗くてまずしく、田舎もん的に画いている」と、
不満たらたらだった若き日のわたし。
「自分のことを、おらなんていわねえよ、東北じゃねえんだから!」といったり、
野生のキツネを呼んだり、餌付けしたらダメじゃん!と怒ったり。
でも、あのドラマの美しい映像と人間ドラマには、人を魅了するものを感じていたのだった。
館内も撮影させていただいたけれど、インターネットででは見せられないので、あしからず。
出演者の写真、物語を回顧する写真に、黒板五郎の「遺言」
純 蛍 俺にはお前らに残してやるものが何もない。でも、おまえらには、うまくいえんが、残すべきものはもう残した気がする。金や品物はなんも残せんが、残すべきものは、伝えた気がする。正吉や結ちゃんには、おまえらから伝えてくれ。
俺が死んだ後の麓郷はどんなか。きっとなんにも変わらないだろうな。いつものように、春、雪が溶け、夏、花が咲いて畑に人が出てる。
いつものように、白井の親方が夜おそくまでトラクターを動かし、いつものように、出面さんが働く。
きっと、以前と同じなんだろうな。オオハンゴウソウの黄色の向こうに、雪っ子おばさんやすみえちゃんの家があって、もしもおまえらがその周辺に、拾ってきた家を立ててくれると嬉しい。拾ってきた街が、本当に出来る。アスファルトのくずを弾きつめた広場で、快や孫達が遊んでたら嬉しい。
金なんか望むな。倖せだけを見ろ。
ここには、何もないが自然だけはある。自然は、お前らを死なない程度には、充分毎年喰わせてくれる。
自然から頂戴しろ。そして、謙虚に、慎ましく、生きろ。それが、父さんのお前らへの遺言だ。
北の国から資料館は終わってしまっても、あのドラマの記憶は消えない。
泥がついた一万円札・・・・。
自分の人生を振り返ったり、この先を考えるには、富良野めぐりはいいなあ・・・と思うのであった。
2016/09/01 12:07富良野・美瑛・トマム