千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
2015年1月
- 2015/01/27[この記事のエリア] 札幌
- ゆめ蔵なごみ寄席で、大笑い!
旬鮮処 夢蔵で行われている飲食しながら落語を楽しむ会があることは、以前から知っていたのですが、ついにかぶりつきで見ることに。
この日は、ゲストとしてFMドラマシティの局長でパーソナリティにまるさんが出演とあって、とっても楽しみ! なんたってつい先日、一緒に旅をしたまるさんなので、見るわたしもちょっと緊張しそうな感じもあったわけだが、一番前の真ん中に座ってガン見することに。(笑)
まずは店主の挨拶。三國谷さんとは初対面だが、facebook友達なので親近感があるのだ。
最初はビール。そして美味しいお刺身が登場。
しばし、料理を楽しむのであった。
こみゅに亭楽時男こと、まるさん!
床屋にいってさっぱりして、男ぶりがあがっていたわけですが・・・さすがにちょっとは緊張している様子。
とはいえ、一発笑いを取ったあとは、まるさんらしいしゃべりとなり、いい落語を聞かせてもらいました。
演劇で鍛えた声はそうそう落語家さんには負けないようです。^^
二番手は茶会家樂志さん。
こなれたしゃべりで、安心して見ていられる噺家さん。
この他に、鍋やデザートもでてきたのですが、芸を観ていて撮影を忘れるわたくし。w
料理もボリュームがあり、飲み放題なので料金的にも良心的であった。
というわけで、でました!
ダンディ柴田師匠。
わたしのブログには、小樽の老舗洋菓子店あまとうの取締役本部長として、なんども登場している人なのだが、
漫談もやる実演販売の達人でまるのだ。
元マンガ雑誌の編集長で、芸能記者でもあり・・・・わたしと漫才のようなトークを展開する人でもあるわけで、
当然のごとく、爆笑である。
彼のあとにトリとして出てくる熊八さんは、この空気、嫌だろうなあ。
嵐が過ぎ去ったあとはシーンとなりやすいので。(笑)
しかし、さすがは教壇に長年立っていたという月の輪熊八さん。
しっかりとしたしゃべりで、自分の世界へ誘ってくれました。
大学の落研出身なんだなあ・・・わたしも落研とは部室が隣ということもあって、
脚本を直したり、稽古に付きあったもので、いろいろ思い出すのであった。
とてもリアクションのいいお客様がそろっていて、こういうお客様の前で講演したいなあ・・・
なんてことを思うのであった。
2015/01/27 11:02札幌
- 2015/01/26[この記事のエリア] ニセコ・ルスツ
- 友人を訪ねる旅 蘭越編&ちょっとニセコ編
今回の旅は「らんこし作家デビュープロジェクト」のアドバイザーから、審査委員長となったわたしが、
審査委員をお願いしたO.toneの平野編集長やFMドラマシティのMARU局長が、出版記念会に出席できなかったので、
彼らをお連れして、実行委員のみんなと語り合おうという企画。
フードコーディネーターの金子由美さんも合流して・・・いざ、幽泉閣へと向かうのであった。
写真は、幽泉閣のある「蘭越町昆布駅」に向かうので、佐藤水産の「鮭・昆布」にした。
鮭にもちゃんと意味があるのをこのときメンバーは誰も気づかなかったはず!(笑)
昆布駅では、琵琶町議とご当地のゆるキャラ・サケ武士が待ってくれていた。
そうなのだ、昆布でサケが待っていたのだ。(笑)
このサケ武士登場については、実は実行委員長と審査委員長のホットラインで知っていたのだが、
琵琶町議まで来てくれた上に・・・この旗! 感激です!!
(旗はリバーシブルになっていて、MARUさん金子さんの名前も書かれています)
まずは幽泉閣にチェックイン!
温泉ソムリエで住民作家の藍ちゃんら、顔なじみがフロントに。
すっかり幽泉閣の常連になったわたしは、完全にホームグラウンドにきた気分。w
髙橋登さんが迎えに来てくれたので、彼のクルマで街の茶屋で珈琲を飲み、まずは湯丿里デスクへ!
廃校になった湯里小学校の校舎を借り受けた工房。
旭川家具で修業した田代さんと佐々木さんのふたりの移住者が、仲良く製作販売している。
おふたりとも、温和で誠実な人柄。作品にも人柄がよくでている。
ふたりでこんなに広いスペースが使えてうらやましいけれど・・・広いだけに寒い!
灯油代が心配になったのであった。
わたしが訪れることを知っていたからか。
ブックスタンドには、わたしの本が。
こういう気配りがうれしい。
手ぶらで行かなくてよかった。(笑)
左から、田代さんと佐々木さん。
いい顔してますよね。木のぬくもりある作品をつくる人!という感じがするしょ?
作業場なども見せていただき、「こんなとこで仕事ができたら幸せだなあ」と思う。
人生間違ったかも!?と。
いやいや、初心に戻ってわたしも作品づくりに邁進しよう!という刺激をいただいた。
というわけで、メインの宴会へ突入。
幽泉閣の中広間を貸し切り……大人が子供のようにはしゃぐのであった。
蘭越で飲むのに、これははずせない。
ちゃんと用意してくれて、ありがとう! 実行委員のみなさん!
宴会終了後、美人の湯に入り、男を磨く。(笑)
そして、二日酔い防止のために水をがぶ飲み!
おかげで、朝はすっきりだった。
夜中に何度もトイレに行ったけど。ww
朝ご飯ご飯は控室に・・・と思った。
しかし、2度もおかわり。ww
蘭越米はうまいのだ。
これでいいのだ。
なんと、蘭越のメンバーからお土産が!
我々も一応手土産はお持ちしたのだが、こんなにも・・・・有り難いことです。
湯丿里デスクからは、こんなプレゼントが!
うれしい! ありがとうございます。^^
このペン立てに、万年筆ではなく、なぜか丸ペンをセットする作家。
なにを目指しているのか、オレは!?(爆)
というわけで、蘭越の旅はおわり・・・みなさんと別れ、わたしはニセコへと向かうのだった。
湯丿里デスクまで迎えにきてくれたトムさんと、アワグラスへ。
ランチを食べてなかったので、早速、登さんからもらった十割蕎麦を茹でてもらい、トムさんと食す。
甘露の森で食べられる蕎麦と同じと聞いているが、なかなかいんでないかい!?
そんでもって夜は数年ぶりの居酒屋ツアー。
次郎長〜松〜aiへと流れるのであった。
わたしの友人たちは仕事にはもちろん真剣に取り組んでいるけれど、
地域のこともちゃんと考えている。
頼もしい仲間に会えて、うれしい旅だった。
ただ、帰りの高速バスのなかでの二日酔いとの戦いはなかなか厳しかったけれど。ww
2015/01/26 15:26ニセコ・ルスツ
- 2015/01/16[この記事のエリア] 札幌
- 「O.tone」で連載はじまりました!
男性ばかりか女性読者も多い月刊誌「O.tone」。
2015年1月から「記憶のなかのスケッチブック」と題した千石涼太郎のエッセイの連載がはじまりました。
実は文章だけでなく、挿し絵も自分で描いています。
今月は、「すし」特集ということで、寿司屋の娘・小西由稀ちゃんのエッセイも!
さらに・・・なんと、千石御用達の整体院の佐方院長が載っています。
ぜひぜひ、お手にとってくださいませ。
定期購読も可能です!
2015/01/16 16:37札幌
- 2015/01/08[この記事のエリア] 千歳・支笏湖・苫小牧
- 新春講演会のお知らせ 無料です!
北海道を変えたい!と思っても、号泣したところでしかたがない(笑)ので、
地道に共感してくださるかたを増やそう動いているわけですが‥…
この度、千歳の方からオファーがあり、お話しさせていただけることになりました。
ホスピタリティは観光や接客業だけのものではなく、人を社会を豊かにする最良の手段です。
ぜひ、聞きにきてください。
2015/01/08 16:09千歳・支笏湖・苫小牧
- 2015/01/02[この記事のエリア] 札幌
- 年取り料理とお節料理
大晦日、我が家はほぼ毎年、寿司をとることにしているのだが、前日、西屯田通りから東屯田通りあたりの寿司屋数軒に電話するも、出前の時間はまったく予定が立たないといわれてしまった。昨年はお願いした時間かl2時間以上待たされたので、前日に手を打ったつもりが、これまた当てが外れてしまったわけ。
しかたがないので、スーパーを2軒周り、食材を確保。
自分で握ることにした。
かれこれ30年近く、まともに握っていないので、思い出しながらの作業ではあったけれど、
それなりに旨い。
巻き簀がないのに、のり巻きも・・・そらも外巻なんかもやってみた。
才能が怖いな。ww
すっかり握りで疲れたので、蕎麦打ちはあきらめ、市販の蕎麦といただきものの蕎麦で年越しそば。
あんなにおなかいっぱいだったはずなのに、蕎麦は別腹。
紅白の中島みゆき、サザン、そして中森明菜を見て、久しぶりに「紅白っていいな!」と思うとともに、
桑田佳祐という男に惚れるのであった。
蕎麦を食べたあとは、札幌祖霊神社へ初詣。
健康と平和を願った。
家にもどって一杯やったあとは、ちょっと睡眠。
目を覚まし、神棚のお札を替えて、お節に箸を付ける。
もちろん、一杯も忘れずに。^^
飲まさるお節は千石流。
日本全国探しても、重箱にラムが入っているのは我が家だけではなかろうか。(笑)
というわけで、みなさま、本年もどうぞよろしいく!
千石は今年も北海道とともに前進します。
おまけ。
クリスマスのローストチキンの鶏ガラを冷凍にしておいたので、寿司で使ったエビの殻と一緒に、
出汁になっていただき、元旦の夜は拉麺で〆た。(実際はしまっていないが)
2015/01/02 14:31札幌