千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
2012年12月
- 2012/12/10[この記事のエリア] 札幌
- 左官屋? たこ焼き屋? パン屋?(笑)
我が事務所は外断熱、三重の木製サッシという断熱性の高い建物なのだが、
ドアと大きな窓の間に挟まれた部分だけは断熱性に乏しく、
結露してしまいがち。
こまめに拭けば問題ないのだが、ちょっと留守にしている間にカビでしまった。
100年住宅を目指しているわけなので、私の代でダメージを与えるわけにはいかない!というわけで、
オーナーと相談し、ケイソウくんを塗ることにした。
まずはカビをおとして、養生。
そして、Amazonでかったケイソウくんを水を入れたポリバケツで撹拌!
電動工具を持っているので、楽勝なのだ。
ケイソウくん 3kg クリーム
ベニヤで作った自作のコテ板に、まぜたケイソウくんをコテで塗っていく。
直角に曲がったところが角ができてしまので、
難しいけれど、まあ多少のことは気にしない。
余分なところはあとで、カットしてペーパーをかけてごまかせばいいと割り切る。
コテのあとを意図的に残したかったのと、角はあとで・・・・と割り切ったのでさほど難しくはないのだが、
低い位置での作業だけに、腰にきました。○| ̄|_
この冬、様子を見てみて、問題がなければ、春に塗装しておわり。
もしまた‥…となったら、広範囲に分厚く塗ってみよう!
それまでに腰を強くしておかなくては!!
左官のあとは、たこ焼き屋。(笑)
薄力粉が少ししかなかったので強力粉も入れたので、いつもよりもっちりした感じ。
案外いいかも!
そして、数日後、ふとパンが食べたくなり、もち米入りパンを焼く。
犬も食べられて、高カロリーではないパン。
塩なし、バターなし、オリーブオイル入り。
食感がもちもちしていて、美味しかった〜!
2012/12/10 13:22札幌
- 2012/12/07[この記事のエリア] 札幌
- 観劇で感激!「地球の王様」
西村雅彦さん率いドレス&オレガ・コレクションのVol.6公演「地球の王様」が札幌にやってきた。
今回はラーメンズの片桐仁さんが出演ということもあって、
とても楽しみにしていたのだが、
期待以上のとても楽しい舞台だった。
恐らく、出演者のみなさんは「北海道のお客さんはリアクションが悪いですよ」と、
聞かされていたのでしょうが、今回の舞台は、東京よりもお客さんが盛り上がったそうだ。
東京まで見入った人がいうんだから、間違いない!
私も声をあげて笑った(ま、いつもだけど)しね。
というわけで、出演者もとっても気分がよかったのでしょう。
最後は客席と一緒に記念撮影!
画面が斜めになっているのは、液晶を見ないで撮影しているから。
カメラに隠れて私の顔が写らなかったら、残念でしょ?(笑)
(みんな後ろ姿なのは、舞台奥にカメラがあるからです)
記念撮影が終わったあとは「どうぞ、写真撮ってください!」と西村さん。
そして、「twitterで宣伝してくださいね!」と。
というわけで、この客席の様子。
液晶がキレイだなあ。この光景が見られない出演者のみなさんが気の毒でした。(笑)
若いころ、劇団に入っている友人の芝居を観たり、もぎりを手伝ったり、
アートディレクターなんてものをやったり、
脚本をちょっと直させてもらったりもしたわたくし……。
あらためて「ライブ」っていいなあと思うのでありました。
作家には味わえないものだけに。
※今日が長野県駒ヶ根公演、明日が名古屋、そして関西へと続きます。
2012/12/07 08:58札幌
- 2012/12/05[この記事のエリア] 札幌
- 北の選 すし処縁満
昨夜は、12月7日にオープンする「すし処 縁満」のオープニングレセプションに足を運んだ。
この店は、石臼挽き自家製粉の手打ち蕎麦店・北の選 笹庵の姉妹店。
期待が膨らむのはいうまでもない。
一枚板の美しい付け台(洋風にいうところのカウンター)。
ネタケースもなかなか渋い。
笑顔が絶えない大将に、ういういしい男女の従業員たち。
いぶし銀のオヤジも魅力的だけれど、ススキノには、こういう若々しい職人が似合うように思える。
お通しの次に出てきたのは、鯛の刺身と塩麹漬け。
最初に皮と身の間の旨味が噛むほどに染み出してくる。
まず、白身からくるのがうれしい。
鮮度がよく、肉厚なホタテと、ヒラメにウニ巻き。
オーナーが流氷の街の出身だけあって、いいホタテを仕入れているのだ。
北海道の生寿司らしいネタに加え、アナゴとチーズを巻いた変化球もあり、
若者らしい工夫も見えた。
いいマグロの赤身だったので、「もう少し、厚く切ったほうがいいですよ!」と、一言。
マグロを好む江戸では、マグロぶつ、まぐろのやまかけは定番メニュー。
そこには、厚切りが旨いという理由がちゃんとあるからなのだ。
大将が握る手元を見ると、きちっちりとした手返し。
シャリのかたさも私好みだった。
若いけれど、かなり握ってきたのだろう。
今回のレセプションには、O.toneの平野編集長や、ぐうたびの村澤編集長、フードコーディネーターの金子由美さんにも
参加していただき、率直な意見をいただいた。
「青海苔の味噌汁は、ちょっとしょっぱい。でも、とっての美味しい!」
「北海道の人間は、甘い茶碗蒸しに慣れているから、もう少し甘めがいいかも」
というわけで、オープンには、彼女たちの意見が反映されていることだろう。
縁満は、ネタもいいが、シャリが旨い。
赤酢と酢をブレンドし、醤油を隠し味につかったシャリは、ネタをのせずに食べても旨い。
成長を見守っていきたい店である。
大将、ご馳走様でした!
2012/12/05 10:49札幌