千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
- 2012/03/11[この記事のエリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
- HACで行く冬の釧路・阿寒・オホーツク その二
塘路を出発した我々探検隊(いつ探検隊になったのだ?)は、R391(摩周国道)を北上。
阿寒を目指すわけだが、途中、車内で私が「南蛮酊のザンタレ」の話をしていたら、
「寄ります?」と、林さんが言ってくれたので、「行く! 行く!」ということになり、
テイクアウトして、ザンタレをみんなでシェア。
以前から行きたかったザンタレ発祥の店なので、感激!
900円でこのボリュームはたまりません。
ザンタレを堪能した我々取材班(どこで探検隊をやめたんだ?)は、さらに北上。
阿寒湖畔の宿、ホテル阿寒湖荘に、チェックイン!
ウエルカムスイーツ。牛乳プリン!
荷物の多い人は台車に荷物を積んで部屋まで運んでもらいつつ、部屋を案内される。
湖畔を散歩する人、マッサージに行く人、部屋でおしゃべりする人……がいるのだが、
私は、やっとPHSがつながったので、メールチェックしたり、メールを書いたりしつつ、
しばしのんびりと過ごした。
玄関には貸し出しようと思われるストック、雨がふったときに貸し出すのだろう傘が置かれ、
部屋にある一般的な浴衣の他に、レンタルのおしゃれな浴衣があったり、
アイヌ文様が入った防寒着を用意するなど、なかなか気が利いている。
建物も立派で接客も悪くないホテルなのだが、ロビーでも無線LANがないのが実に残念。
ものすごくボリュームがあるわけではないのだが、たくさん食べてきた我々には、
ちょっと重い夕食。
カニを食べているうちに無言となるが、ちょっとアルコールを飲んで調子が戻る。
メニューにあったワインがことごとくなかったのが残念だったけれど、
そのおかげで、久しぶりに朝の目覚めがよかったので、よしとしよう!
夕食後は氷上フェスティバル(最終日)の花火を見に、湖上へ繰り出した。
ワカサギや甘酒も売っていたけれど、ワカサギは塘路でいただき‥…私は、さらに、
翌朝、網走湖で釣って食べることになっていたので、ここはパスである。
冬に見る花火もいいものだな。
北海道らしくて…‥…と思いつつ、花火が上げられて、たくさんの人が泊まっている…
こんなに風がないなら……そうだ、阿寒ならスカイランタンだってあげられそうだ!!と、
ひとり思うのであった。
2012/03/11 23:10釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室