千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
- 2013/05/01[この記事のエリア] 札幌
- 櫻月SAKURA MOON を守りたい!
1954(昭和29)年に建てられた北大初の女性教授の住宅であった「櫻月」。
造形の美しさ、素敵に使われている姿。
いついっても「いいなあ」と思わせてくれる建物である。
私がかつて、この「店にレトロの風情あり」を書いたひとつのきっかけは、
この建物との出合いだった。
札幌も宝、北海道の宝。
財産であり、残すべき遺産であると思ったのだ。
しかし、櫻月は閉店。
そして、売りに出されてしまった。
このまま売られてしまったら、建物が壊されてしまう可能性が高い。
そんなことでいいのか!
札幌の、北海道の宝が消えていいのか!?
TPPが締結されてしまったら、観光で生きていかねば、どうにもならない北海道の宝を放棄していいわけがない!
心ある資産家のみなさん、企業家のみなさん、そして道民、札幌市民のみなさん、
残すために知恵と資金を!
2013/05/01 11:44札幌コメント(2)
こんにちは。
Facebookから、やってまいりました。
先立つモノが全く無いので、なんとも言えずにムズムズしますが…。
だいぶん前までの桜月が結構好きで、やっている方が恐らく変わってしまってから、何となく今風に感じてしまい、足が向かなくなってしまいました。
建物、残ってくれるといいですね。
心からそう、願います。
2013/05/01 15:56
mitsumiさん はじめまして。コメントありがとうございます。
三年前、道新で連載しつつ一冊にまとめた本は、北海道に残っている古民家を大事に有効利用している店を紹介することで、その大切さを理解してもらいたくて、自分で写真を撮り、取材して作りました。
そのなかでも櫻月は特別な存在でしたから、まさか売りに出されるとは思ってもみませんでした。
なんとか残したい! 残さなくては、、先人にも後世の人にも申し訳が立たないとも思います。手当たり次第、いろんな人に、残したい!と叫んでいきましょう。
2013/05/01 17:21