千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
2012年10月
- 2012/10/03[この記事のエリア] 札幌
- 節電と「ウォームビズとウォームシェア」のススメ
道人紀行と題したブログには似つかわしくない内容ですが、日本人のなかでも、とくに道民にとって必要と思われることなので、ぜひみなさん、最後まで読んで参考にしてください。
泊原発の停止により、この冬の電力不足を懸念する声があがっていますが、本州からの電力融通や火力発電の規制緩和、LEDの普及、節電によって、計画停電は避けられる程度と考えています。
我々、庶民にできるのは、節電です。節電することは、地球温暖化も減らすことになりますから、環境問題を含め、とにかく節電が有効かつ、必要なのです。そこで、以下のような提案をいたします。
1,照明は極力、この冬に向けてLEDに換えましょう。
最近は1個1000円を切る時代になっていますので、
蛍光灯はともかく、電球はできるだけLEDに換えましょう。
蛍光灯タイプの電球に換えても少しは効果があります。
2,待機電力を使わないためにプラグを抜きましょう。
家庭で使用される電力の6%もの電力を待機電力が消費しています。
これを抜くと、電気代の値上げ分を吸収できて、家計にもいいんです。
3,ウォームビズを実践しましょう。
家庭でも職場でも、温かい服を着て暖房を控えめにすることで、
エネルギー消費を控えられます。
とくに、電気を使った暖房設備になっている企業は、その差は大きくなります。
ベストを着たり、ひざ掛け、足下マットなどを利用しましょう。
4,飲食や運動のウォームビズも取り入れましょう。
ショウガ湯など、身体が温まるものを飲むことや、
運動することで身体を温めましょう。
鍋料理などは、料理によって部屋も暖まりますし、
身体を中から温めることで暖房を抑えることもできます。
適度なアルコールの摂取も身体を温めることにつながりますね。
5,断熱をして冷気を遮断しましょう。
北海道では二重サッシが普通になっていますが、
やはり開口部から気温が下がるものなので、
「分厚いカーテンで冷気を遮断」するなど、工夫しましょう。
玄関から冷気が入ってくる家は、玄関ドアに前に、
突っ張り棒などでカーテンをかけるといいでしょう。
6,サーキュレーターの使用など空気の循環を考えましょう。
御存じのように、暖い空気は上にあがります。
空気を適度に動かすことで、暖い空気を足下に送りましょう。
7,ウォームシェアをしましょう。
これがいま叫ばれるようになった「いまの時代を生きる知恵」です。
家族がバラバラの部屋で過ごすのではなく、
家族みんなが一つの部屋に集まれば、
照明や暖房にかかるエネルギーを節約することができます。
企業でも、間取りを変更ができるなら、
狭いところに人を集めて暖房効率を上げるといいと思います。
この冬、我が事務所では、計画停電の話がでた時点で、
事務所の冷蔵庫の電源を落とす予定です。
事務所や会社の冷蔵庫というのは、生ものを入れるべきものではないと思います。
私は冷たい飲み物や醤油など調味料を入れていますが、
冬の間は凍らないようにクーラーボックスにでも入れて、ベランダにだすか、
冷蔵庫をクーラーボックスの代わりにして、雪や氷で冷やすかな?と思っています。
炊飯器を使うのは、早朝の電力使用の少ない時間帯を選び、
携帯やスマホ、ノートパソコンの充電も深夜電力の時間帯を使う。
こういうちょっとした工夫をしていきませんか?
みなさんのエコな心に期待しています。
2012/10/03 09:42札幌