千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
- 2013/03/25
- 大分から長崎へ
軍艦島と温泉街、舟下りの取材のために九州に行くことにしたわけだが、
3年前から行かなくてはいけなかった墓によるために、
羽田で乗り換え、アプローチは大分空港に。
荷物が出てくるベルトコンベアにウニの軍艦が流れていた。
エビが流れている日もあるらしい。(笑)
宿泊は大分市内。
夜の到着だったので、一杯だけやってホテルで就寝。
南九州じゃないけれど、やっぱり鶏肉のタタキを頼んでしまうのであった。
檀家でなければ入れない藩主稲葉家の菩提寺でもある臼杵の月桂寺。
お城のような石垣が素晴らしい。
大分から長崎へのロングドライブ。
SAで揚かまぼこを食べる。
左が辛子明太子味、右がチーズ味。
260円だったかな?
なかなか美味しいんだけど、カロリーが怖い。(笑)
長崎には若いころに来たことがあるのだが、浦上天主堂を見ていなかった。
爆心地から近いこともあり、古い建物は残っていないが、
どうしても見たいものがあったのだ。
左はヨハネ・パウロ2世像。
右は十字架が刻まれた拷問石。
この地のキリシタンは、明治に入って以後も迫害を受け、
改宗しない人たちは、拷問を受け、死んでいった。
こんなことは、二度とあってはならない。
浦上天主堂のなかに置かれている被爆したマリア像。
撮影禁止なので、外にあった案内看板を撮影。
これをどうしても見たかったのだ。
平和の像。
戦争も核もない社会を!と決意をあらたにする。
夕食はネットで調べていたお店へ。
ホテルに置かれているガイド冊子にも載っていたので、
観光客向けの店なんだな?と思って出かけたのだが、
刺し盛りにサーモンがまじったり、開いたエビ‥…うーん、握り用か?
珍味盛り合わせ980円を頼んだら、冷凍枝豆、チャンジャ、ローストビーフ、たこわさび・・・・
なにも料理してない上に、珍味といえるのは、出来合いのたこわさびだけ。
情けない。
入った店を間違っただけなのだが、二軒目もはずすとショック大きいので、
美味しいものを買ってホテルで食べることに。
以前から、北海道でも押し寿司文化を作りたいと思って試行錯誤している私は、
まず、吉宗へ。
そして、中華街で焼豚まん、ぶたまん、そしてギョウザをゲット!
美味しゅうございました。
2日目の夜は、こうして更けていくのでありました。
2013/03/25 09:23