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千石涼太郎の「道人紀行」

人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。



2012年6月


2012/06/10[この記事のエリア] 札幌
雨予報の日曜は餃子曜日

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 北大祭に行く予定だったのだが、あまり空の様子がよくないので……
 今日はたまった雑用をしながら、のんびりと…餃子を作った。
 以前から、餃子はよく作っていたけれど、
 最近はカロリーを考えたり、
 「本場では焼き餃子なのないのだ!(逆輸入しているらしいけど)」ということもあり、
 焼き餃子より水餃子(スープ餃子ではなく、茹で餃子)が多くなっている。

 

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 焼き餃子なら、買った皮を使ったほうが、ずっと楽なのだが、
 茹で餃子はやはり皮から作りたい!
 それはなぜか‥…もっちりした皮が作れるからなのだ。

 今回は強力粉ともち米粉をほぼ同量。
 打ち粉は馬鈴薯澱粉。

 餡はニラ、キャベツ、豚ひき肉がメインで、隠し味にネギとタマネギを入れてある。
 粘りを出すためと深みをだすために玉子も投入!
 塩コショウ、煮干しの粉、ニンニク、一味……などもいれ、冷蔵庫で3時間以上保管。
 今回はひと晩置いた。
 こうすると、キャベツを塩もみしなくても、余計な水分がボールに溜まっているので、
 それを捨て、もう一度まぜてから、包むのだ。

 強力粉を使った上に,皮の生地に寝かしておいたので、もち米が入っていても、
 しっかりと伸びる。
 麺棒で伸ばすとき、若干、形がいびつでも、生地を引っ張れって包めるので、
 失敗がない。50ほど作っって、20個ごど消費、あとは冷蔵庫に入れて、
 日々の楽しにもするのだ。(笑)


 

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 既製の皮のように美しくはないけれど、もち米粉がたっぷり入っている皮は茹でるとプリプリ!
 食感がとてもいいのです!

 茹でるときのコツは、餃子がくっつかないように大きな鍋で茹でることと、
 鶏ガラスープなど、若干でもお湯に溶いていくこと。
 スープ餃子ではないけれど、皮生地に旨味を吸わせると、さらに美味しくなりますよ〜!


 

 環境こだわり米(農薬・化学肥料使用量5割以下)もち米粉 1kg

2012/06/10 12:16札幌コメント(2)


2012/06/08[この記事のエリア] 札幌
TOYO肉まつりin逍遙館

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 丸駒温泉から戻ってきた私を待っていたのは、
 通販でもかなり流行っている名寄の「東洋肉店」でお取り寄せした肉の数々、
 そして、西洋風の腕貫(アームカバーっていうのかな?)をした美女たちである。

 はい。わたしの好物、そろってます。(笑)   


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 思ったとり天気がよくて、暑い! 
 でも、ビールがうまい!

 肉はもちろん、めちゃうまだし、行者ニンニクのソーセージがメチャクチャうまい!
 ラムタンのスモールや生ハムや、塩ホルモン‥…もうたまりません!!


 そんなこんなで指まで焼いてしまいましたが、
 さすが30数年前にゴッドハンドと呼ばせた(呼ばれたんじゃなくて)男だけのことはあり、
 冷やし続けて、すっかり回復!
 これも、あまとうとか、ロイズとか、モリモトとか、燐友市場とかでもらった保冷材をためていたおかげです。(笑)



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 焼肉を焼く肉食系デザイナー・宮平桐ちゃん。
 なんにもしなくても絵になるのだが、実はとっても働きものなのだ。
 ありがとう! 


 食べ続けて、ちょっと疲れたところで、声をかけてあった整体院えんの院長が合流!
 さすが、コミュニティ住宅(住人は友達さ!)。
 こういうの楽しいねえ!

 というわけで、さらに食べたり、ワインを飲んだりして、楽しい時間‥…もちろん、食べ続けてます。(笑)
 

 12時30分スタートだった焼肉まつりも、なぜか7時過ぎか!?
 ということで撤収。

 皆様、お疲れさまでした〜!
 
 と思ったら、なんと、なんと……。



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 手作りのシフォンケーキやクッキーが登場。
 室内に場所を移して、
 徳光珈琲とともに、いただいたのでした。


 


 

2012/06/08 16:56札幌


2012/06/06[この記事のエリア] 千歳・支笏湖・苫小牧
丸駒温泉旅館 ぐうたび限定!【夏の大満足☆1万円】特別プラン その3

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 目覚めたのは、午前4時。
 眠い目をこすりながら、障子をあけると、朝焼けが支笏湖に反射して見えた。
 雲のせいで日の出が見えず残念!なんて思って思ったのは一瞬のこと。
 朝焼けに満足して目覚めた朝だった。
 
 五時少し前、「よし、温泉だ!」ということで、部屋を出た。

 

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 早朝の誰もいない時間に行こう!と思っていた天然露天風呂へ。
 1階の大浴場からさらに階段を下っていく。
 秘湯感漂い、うーん! たまんねえ。ワイルドだぜぃ〜!
 

 

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 ここは支笏湖と同じ水位の温泉で、深いときには160cmになるそうだ。
 最近は自然環境の変化もあり、120cm程度のことが多いそうだが、
 それでもなかなか深くて、立って入るのだ。
 

 到着すると、案の定、誰もいない!
 いや、いました。
 ホテルの方が、水温をチェック?
 朝早くからご苦労さまです。

 
 というわけで、挨拶してから温泉へ。
 湯船に浸かったころには、わたしだけ…うーん! 極楽、極楽!


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 目の前には支笏湖と風不死岳。
 背の低い人は湖面が見えないかもしれないけど、私はなんとか‥…背伸びして。(笑)

 絶景かな、絶景かな。

 

 
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 左の陰になっている部分が温泉で、一番右が支笏湖。
 そして真ん中には、細く浅い水路。 

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 水路とお風呂はこうやってつながっていて、温度調整されているようなのだが、
 水路には、小さなお魚ちゃんが泳いでいるのだ。

 釣りたいぜぃ!(笑)


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 朝風呂のあとは、しばし部屋でまったりタイム。
 お茶を飲んだり、ぼやっとしたり。
 
 湖には、釣り船が数隻。
 釣れてるのかなあ。

 と思っていたら、釣り船は移動の際、どうも露天風呂が見えるあたりで超減速。
 (女性はおっさんたちの覗きに注意しましょう)

 
 
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 朝食はブッフェスタイル。
 部屋食のほうがいい宿もあるけれど、私は団体さんと重ならなければ、
 こういうほうがむしろ好きかも。
 好きなものを食べまくりたいから。(笑)


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 ご飯、うどん、焼き立てパン……三種の炭水化物を食べる男です。(笑)
 焼き立てのプレーンオムレツもいいけれど、もちもちした茹でエビ餃子がいい!
 黒千石の納豆も、お新香も……若い人もお年寄りも満足の朝食。

 塩辛やおでんのような大根の煮物もあり……
 夕食もこっちがいいかも〜!なんて思ったのは、私だけかな?(笑)
 


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 食後、庭を散歩していると、桟橋からクルーザーが出発。
 1人2500円で遊覧が楽しめるのだ。
 今回は乗らなかったけれど、これも楽しそうだな。


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 桟橋の側でライズが!
 チップか!? と思って、湖を除いてみると……可愛いヤツがたくさん!
 釣りたい!(笑)
 こればっかりで、どーもすみません。

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 桟橋の前には、丸駒温泉旅館のホスピタリティフラワーであるエーデルワイスが。
 花は真ん中の黄色部分で、その周りの白いところは額なんだとか。
 そういわれると、確かに花びらにしては分厚い。
 そして、気高く、美しい!
 
 
 
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 散歩のあとはチェックアウト!
 総支配人の佐々木さんや先代のおばあちゃんの招き猫、そして阿部寛さん(笑)に挨拶し、
 丸駒温泉をあとにしたのだった。

 

 

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治る患者学―賢い患者になるための闘病生活ハンドブック

2012/06/06 13:16千歳・支笏湖・苫小牧コメント(2)


2012/06/06[この記事のエリア] 千歳・支笏湖・苫小牧
丸駒温泉旅館 ぐうたび限定!【夏の大満足☆1万円】特別プラン その2

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 丸駒温泉旅館最大の魅力は、なんといっても源泉掛け流しの温泉。
 支笏湖が目の前!という素晴らしい景色を見ながらの時間がたまらない。

 日が高い時間、沈むころ、そして月明かりを見ながら‥…さらに、夜明けのころ…と、
 4回入りたいところ。

 


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 撮影が終わって、夕食前に入ったら、誰もいない!
 おお! 貸し切りだ!
 というわけで、貸し切り露天風呂を予約する必要がなくなっただった。^_^
 

 ※写真の後ろ姿の男性は撮影時にいたお客さんです。ちゃんと許可をいただいております。

 

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 露天には、飲用泉。
 鉄泉のような味がした。
 痛風や高血圧に効くらしいので、
 3回も飲んでしまいました。(笑)

 

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 内風呂も清潔感のあるいい雰囲気。
 洗い場も独立していて雰囲気を壊さない工夫がされている。
 とはいえ、やっぱり露天でしょう!

 

 

 

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 温泉でいい汗を流したあとは、夕食タイム。
 支笏湖が見える部屋で、お膳を使った食事なのだ。


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 お刺し身はサーモンや白身、酢の物にはホタルイカ。
 百合根の茶わん蒸しや山ワサビ菜など、北海道らしい山の幸が使われているのだが、
 残念ながら、ヒメマスはつみれのみ。
 追加で注文できるシステムなのだが、ちょっとは入れてほしかったな。


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 鍋のなかに、こんなかわいいチップのかまぼこが。^^




 ジョッキの生ビールを頼んで、グイッといったところで、
 窓の外を眺めると、なんと月食ではないか!


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 窓を開けて撮影すると虫が入ってきそうなので、一瞬、部屋の電気を消して撮影!
 こんな日にこれた幸運に感謝なのだ!



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 お腹が満たされたころ、外はほぼ真っ暗。
 山の輪郭がかろうじて見えるくらいの時間になったとき、湖面の美しい月光が漂っていた。


 
 Moonlight Serenade……ジャズのスタンダードナンバーを思い出した。

 

 

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2012/06/06 12:08千歳・支笏湖・苫小牧


2012/06/06[この記事のエリア] 千歳・支笏湖・苫小牧
丸駒温泉旅館 ぐうたび限定!【夏の大満足☆1万円】特別プラン その1

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 水の謌でスイーツを買いたかったのだが、すでに終了時間。
 18時のチェックイン前に、湖畔で写真も撮りたかったので、
 ラウンジの水琴窟も見ることなく、一路、丸駒温泉へ!


 支笏湖温泉街から10分ちょっと走ったところで、
 釣り人発見!
 いいなあ…‥…1時間でも釣りたい!と思うのであった。(笑)



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 17:50 丸駒温泉旅館に到着。
 車を停めようと駐車場に入ったところ、オーラーイ!の声。
 ホテルの方が、出迎えてくださっていて、荷物を預かってくださった。
 
 大正4年創業の一軒宿の正面には「日本秘湯を守る会」の会員の証、提灯が待っていた。


 フロントで署名し、部屋へ。
 今回はレイクビューのぐうたび限定!【夏の大満足☆1万円】特別プランなので、
 ドアを開けると、正面の窓から湖が見える。いいねえ!


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 部屋は10畳に床の間と、窓際の応接セットスペース。
 2人で行くなら、ちょうどいいサイズ。


 昭和の香りのする古い施設は、なんとなく懐かしいのだが、
 この温泉旅館のウリは、なんといっても温泉!
 

 さ〜て、元旅行記者らしく、しっかりお見せするぜぃ!



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 まずは、貸し切り温泉。 
 入り口からして素敵なのだ。
 夫婦や家族は、チェックインしたら、すぐに予約すべし!
 (とくにマンネリ夫婦にはオススメだぜぃ)
 

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 ここ入ってすぐの内風呂。
 充分な広さがあるし、雰囲気もいいのだが、
 この先の露天風呂を見てしまうと、
 私はもうもどれない。(笑)

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 支笏湖を見ながらの温泉!
 こりゃたまりませんな。
 というわけなのだが、貸し切り露天風呂はひとつではないのだ。
 

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 上の湯船が丸いのが、「丸の湯」。下の四角い湯船の方は「駒の湯」。
 どちらにするかはお好み次第。
 どちらでも、↓こんな風景を見ながらの入浴になるのだ!


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 食事前、日が沈む前に入ることをオススメしておこう!
 ちなみに、私はそのいい時間に、写真を撮りまくっていたのだった。(笑)


 ※無理をいって撮影にご協力いただき、ありがとうございました。
 

 

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2012/06/06 11:51千歳・支笏湖・苫小牧コメント(2)



千石涼太郎

Profile

[ 名前 ]
千石涼太郎

[ 得意ジャンル ]
旅行

[ 職業 ]
作家・エッセイスト

[ 自己紹介 ]
児童書の編集、アウトドア雑誌の編集長等を経て、地方文化や県民性を盛り込んだ紀行文やエッセイ等の執筆活動へ。人生相談や自己啓発、地域振興や教育の分野での活動にも邁進中。いまの悩みは4年前に愛する故郷・北海道にUターンしたことで「北海道に帰る楽しみ」がなくなったこと。小樽ふれあい観光大使のほか、最近はジンギスカン博士としても各地域で活躍中。「やっぱり北海道だべさ!!リターンズ」など著書多数。
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