ぐうたび編集長ブログ
北海道には季節ごと、エリアごとの感動・発見がいっぱい!
2013年3月
- 2013/03/29
- 十勝川温泉「三余庵」★選び抜かれた野菜・肉・乳製品!「十勝」尽くしの美味しさに感動♪
十勝の大地が育んだ厳選素材がたっぷり!
この地だからこその健康的なメニューがうれしい
前回のブログの続き、十勝川温泉「三余庵」
体験レポートのお食事編です
植物性モ―ル温泉にとっぷり浸かって温泉気分を満喫した後は
いよいよ楽しみな夕食タイム
今回は食事処の個室スペースで、ゆったりと創作の和食懐石コース
例えば・・・荒ごしのリンゴ酒と先附けをいただいたあとの前菜は
鼈甲チーズや蝦夷鮑の肝和え、焼き林檎の白蕪巻きなど6品
ひとつひとつ、すごく手が込んでいます
お椀は「松茸豆腐に網走産キンキ東寺蒸し清汁仕立て」
キレイでしょ~
笹打ち葱に、木の芽や柚子の香が効いています
お造りは、本鮪に活蛸、牡丹海老に北寄貝。
竹炭の焼塩をつけて・・う~ん、甘い
飲み込むのが、もったいない~
焼物は「十勝産黒毛和牛ヒレの炭火焼き」か、
「滝川産鴨ロース炭火焼き」から好きなほう
創業当時から継ぎ足しで使っているという
「自家製バルサミコソース」は、お土産にもなっている逸品
スパイス塩も、お肉の旨みを引き立てます。
ひととおり創作和食のコースを終え、デザート前にサプライズ
「十勝じゃが麺」はいかがでしょう?とのこと
お腹いっぱいですが、見逃すわけにもいきません
もちろん、いただきました。つるつるモチモチ
そして、なんと誕生日が近いということで
ハッピーバースデーのデザートプレートが
お品書きに名前が入っていたり、
「じゃが麺」もリクエストに応じての対応、
お肉も焼き加減の好みを聞いてくれます
11組だけの、しっかりと顔の見える接客だからこそできる
細やかな心遣い、うれしいですね~
そして朝
朝食は前日のうちに、洋食か和食か、希望を聞かれます。
和食は、十勝産ほうれん草に音更産大袖振大豆使用の湯豆腐、
十勝産大正金時煮豆など。
お米は北海道米の「おぼろづき」を使用。
オープンキッチンの釜で丁寧に炊き上げたもの
洋食は、本別町スモークハウス製の手作りウインナー&べ―コン、
中札内の鶏肉に、十勝産コーンと鹿追の牧場牛乳を使ったスープなど
音更町のんびり屋の自家製天然酵母パンに
十勝うらほろ高橋農園のオリジナルジャム、器も地元の手作り品と
まさに十勝尽くし
料理長が選び抜いた地元の新鮮食材ばかりで
元気が湧き出てきそうな、やさしい朝食です
お膳に加えて、ブッフェも充実
新鮮野菜のサラダや地元牧場のヨーグルト、
十勝黒毛和牛といろいろ豆のビーフシチューetc。
十勝産メークインのミルク煮。
これ、おいしかった~
十勝産青汁や自家製金時酢ドリンク、
牧場の牛乳など、飲み物も地元感いっぱい
「これでもか」という十勝感&手作り感の強い健康的な食事
朝ごはんの美味しい宿は、かなり強い印象を残します
「モール温泉」と十勝の味覚を楽しめる宿。
気どりのない接客に、自然素材が織り成す安らぎの空間
十勝に行かれる方は、この温泉オーベルジュを
ぜひ、体験してみてください
「館内&温泉編」は、前のブログを見てくださいネ
十勝川温泉「三余庵」基本情報はコチラ
十勝川温泉「三余庵」プランはコチラ
2013/03/29 03:14
- 2013/03/28
- 十勝川温泉「三余庵」★モール温泉&朝日が降り注ぐラウンジが気持ちいい~!
十勝の大自然にすっぽり包まれた「温泉リゾート」
憧れの「三余庵」に泊まってきました♪
ず~っと憧れていた、十勝川温泉「三余庵」に行ってきました
ここがロビーラウンジ。
十勝「千年の森」から贈られた木のオブジェや豆が置かれた楡の木のテーブル、
そして大きな窓の向こうに広がるのどかな風景が、
「ああ、十勝に来たんだなあ」と実感させてくれます
チェックインはウエルカムドリンク&デザートをいただきながら。
この雪が溶けると、中庭には桜が咲くそうです
「三余庵」の名前は、十勝を開拓した依田勉三の師、土屋三余に由来。
『書を読むときは「三余」をもってすべし。
冬は「歳」の余り、夜は「日」の余り、雨は「時の余り」・・・』
心のゆとりを大事にしなさい、というような、素敵な故事の教えですね
この教えにちなんで、客室の名前は
「若菜」島崎藤村、「落葉松」北原白秋、「春の海」与謝蕪村など。
私が泊まったのは「たけくらべ」樋口一葉。引き出しに本も発見
たった11室のこの館は、すべて文学作品のイメージにあわせた
色調・間取りになっています。
和室に、すでに布団が敷いてあってビックリ
これはスタッフが出入りして、
煩わしい思いをさせないための配慮なんですって
ひろ~い洗面所を抜けると
檜の温泉風呂
モール温泉・かけ流し放題です
こちらは大浴場。
十勝川温泉というと、絶対的に楽しみなのが世界でも希少な植物性モール温泉
天然保湿成分が多く含まれている「美人の湯」で、
北海道遺産にも認定されていますよね
何度入っても、大好きなお湯~
とろっとろで、化粧水みたい
夕食前は、ラウンジバ―で、お酒やドリンクのサービスあり
湯上り生ビールも嬉しいけど、レモン水やゆずジュース、
地元米で作った甘酒や牧場の牛乳&アイスまであって目移りしちゃいます~
色浴衣のサービスもあり。
雰囲気に浸るべく、久しぶりに着てみました。オホホ
ゆったり寛げる、このラウンジ&バー
私は特に、「朝」の雰囲気に感動~
自然木あふれる吹き抜けのラウンジに朝日がさんさんと降り注いで、
すっごく気持ちがいいのです
エゾリスや野鳥が遊びに来る中庭。
暖炉の前の揺り椅子のそばには、双眼鏡や野鳥図鑑も置いてあり
朝風呂&朝食前の、このゆったりタイムはサイコー
バーカウンターには、自由に飲める珈琲&葡萄ジュースなどに並んで、
「手作りしじみ汁」がっ
飲み過ぎの翌朝、胃と肝臓に沁み渡る愛情の一杯・・・
しかもキリッと、絶妙な味付けです
朝風呂は、昨夜とは大きく雰囲気の違う秋田檜を使った檜風呂
露天風呂には、こんな楽しい仕掛けが
十勝の風に吹かれて、思いっきり長湯。美肌になあれ
自然にすっぽり包まれた空間で
気持ちのいい時間が、ゆっくり流れていきます
泊まってみて、ココは温泉宿というより、風や光を感じる「温泉リゾート」、
そして「温泉オーベルジュ」だと思いました
なぜオーベルジュか。
十勝川温泉「三余庵」の基本情報はコチラ
十勝川温泉「三余庵」のプラン一覧はコチラ
2013/03/28 12:47
とれたて魚介に虎杖浜タラコ、本場の白老牛など。
海の絶景×食王国・白老の元気食材は最強!
前回のブログの続き、「心のリゾート海の別邸 ふる川」
体験レポートのお食事編です
太平洋の絶景を満喫し
美人の湯と呼ばれるトロトロすべすべの温泉を体験したあとは
いよいよお食事
海・山・川に囲まれた白老は、新鮮な食の宝庫だけに、期待も高まります~
先付は、鹿の子イカ、木の芽、春きゃべつ、蕪をいただく「芽ばえ和え」
旬に合わせ、2か月ごとに献立を変更するそうで、
この日は、「弥生の宴~青星の煌めきの下で」と名付けられた
3月までの冬→春の和食会席コース
待ってました~ お造りは、虎杖浜産ドナルドサーモン、
平目、ウニ、日高つぶ、牡丹海老など旬の5点盛
前浜産の海苔と自家製の天然塩で作った「海苔塩」でいただく
とれたて平目の美味しいこと~
「前浜にあがった、新鮮な旬魚介を味わっていただきたい。
毎日、前浜の網を見てるので、自然に目利きになりますよ」と支配人。
その言葉通り、このあとも「前浜産真鯛の残雪焼き」、
「室蘭産ソイの昆布〆」「前浜産助たちと帆立磯辺蒸し」など、
目の前の太平洋でとれた魚たちのメニューが続きます
メインは「白老牛しゃぶしゃぶ」
北海道を代表するブランド牛は、なんといっても地元&本家ですものね
深いコクとまろやかな味わいのある霜降りのお肉(A4ランク)
口の中でとろける~
この日はさっぱりと「しゃぶしゃぶ」でいただきましたが
季節によっては、陶岩焼きになったりするそうです
白ぽん酢に入れるとパァッと色が鮮やかになる「紅しぐれ大根」や
「しいたけ塩」でいただくのも楽しい
締めの「前浜産蛸飯」は、前浜のやなぎ蛸がたっぷり
もうお腹いっぱいで苦しくても、
あまりの柔らかさと磯の風味に、思わず胃がぐっと広がる感じ(笑)
デザートは「山葡萄ソルベと京人参牛乳プリン」。
ラウンジで暗闇に灯るかがり火を見ながら、ゆっくりいただけます
ずっとお食事の説明をしてくれた、白老出身の濱野さん。
彼女の笑顔も食事を美味しくするエッセンス
ありがとうございました~
そして翌朝。ラウンジは昨夜とはまったく別の表情。
まずはビタミンたっぷりのジュースで、胃を目覚めさせます
そしてジャーーン
体にやさしい朝ごはんを、青い海を眺めながらいただく。
見るからに元気になれそう
そして虎杖浜といえば名産のタラコ
ちゃんと真ん中におりますな。プチプチ~
クッタラ湖の天然水で炊いた蘭越産ななつぼしのご飯が
宗八ガレイや地元文志郎納豆で、どんどん進んじゃいます。
ふわっふわの「虎杖浜産鱈のすり身入り揚げたて手作りがんも」が
とくに美味しかったな~
地元でとれた健康野菜と、野菜とおからを食べて育った元気鶏の卵
白老の山の恵み「原木椎茸」を1本いただき、まるごとステーキに
食後はまたラウンジに戻ってゆったり、フルーツやヨーグルト、
好きなドリンクをいただきます。
あまりの心地よさに、うたた寝してる方もいました
海の絶景×食王国・白老の幸は最強
たっぷりとパワーチャージ&リフレッシュできました
「館内&温泉編」は、前のブログを見てくださいネ
2013/03/22 04:28
海と一体化したような露天風呂に絶景ロビー
手作りのおもてなしに感動がふくらみます!
【心のリゾート 海の別邸 ふる川】は、まさに絶景の宿
朝日にきらめく太平洋と一体化したような露天風呂
先週、白老虎杖浜温泉【海の別邸 ふる川】に泊まって来ました
虎杖浜温泉はJR登別駅から車でたった5分の距離。
送迎サービスもお願いできるので、実は登別温泉より登別駅に近いんですよ
こちらは露天のとなりにある寝湯
この開放感は、シーサイドならではの贅沢です
到着するとまず通されるのが、大きな窓一面から太平洋を見渡すこのラウンジ。
お抹茶と調理長手作りの「じゃがバターようかん」をいただきながら
窓の向こうに目をやるとカモメがスィ~ッと飛んでいき・・・すでに超・寛ぎモード
午前中、札幌で仕事をしていたのが嘘みたい
宿泊したのは、オーシャンフロント・セミスイート和洋室
ツインベットと6畳の和室スペースがあり、落ち着けます。
パノラマの大きな窓が印象的で、窓に向かってマッサージチェアや
足を伸ばして寛げる楽椅子もあります。
夕飯前のお風呂に降りていくと、ラウンジの囲炉裏で、
温泉で蒸した野菜のサービス中につき、思わず寄り道
ほくほくの野菜たちを自家製の天然塩で
この誘惑は・・・大きい~
夕食前にダメ!ダメよ!と思いつつ、ホクホクした皮ごと焼いたミニ玉ねぎと、
地元・室蘭うずら園の味付けタマゴをおかわり
食前酒「白老サワー」や酢のドリンクも、おいしくいただきました
夕食前に貸切風呂も体験
ゆったりとした造りの貸切風呂は、岩風呂と檜風呂の2種類があり
好きな方を選んで予約します。もちろん、太平洋を一望
「美人の湯」に浸かってリフレッシュしたあとは、館内をぶらぶら。
こんな風にダウンをすっと羽織れるように用意されていると、
冬でも、ふと「外に出てみようかな」、という気になりますね
広いオープンテラスにある足湯
目の前の海を独り占めできる「瞑想室」という個室空間。
このオープンテラス、夏はハンモックも登場するんですよ
海の青さもどんどん増して、広い空のもと、
波音に身をゆだねるの、気持ちいいだろうなぁ~
この宿は客室にテレビがないのも特徴。
だから皆、ロビーやテラスなどに自然に集まり
お気に入りの場所で、ゆったり、のんびり過ごすのです
滞在中はいつでも、コーヒー・紅茶がいただけるのも嬉しい
しかも、お部屋に持ち込んでOK。野草茶のサービスもあります
徹底的に癒されるべく、岩盤浴にもトライ
水をたっぷり飲んで、優しい灯のもと、休憩はさんで50分ほど。
ブラックシリカと神明石の効果で、汗もたっぷり。
体の芯からあったまりました~
1泊2日とは思えない癒され感
この宿が持つ大きな癒し力は
「目の前に広がる太平洋と前浜であがる新鮮魚介」はもちろん、
徹底した「心尽くし&手作りのおもてなし」の魅力からなるものでしょう
館内いたるところに手描き案内があり、
やさしい気配りを感じて、じ~んとあたたかい気持ちになります
ロビーにさりげなく置いてあるスタッフによる手描きの周辺ガイドブック
楽しく役に立つ情報満載の力作でビックリ
本棚には、「滞在中に読み終わらなかったら、
ぜひ持ち帰って、次に来る時にお持ちください」のメッセージ
ラウンジのすみっこに、こんな細やかなスタッフの愛情を見つけて、
すごくほっこりします
日の出時間やお天気の最新情報も
この情報を参考に、朝は部屋から、日の出ショットを狙ってみました
2013/03/21 11:23
- 2013/03/15
- 【望楼NOGUCHI函館】活イカに戸井マグロ、大沼牛★道南の幸たっぷりの「地美恵」料理!
函館や戸井、津軽海峡の魚介に活イカ、大沼牛など
道南の幸をちりばめた「地美恵」料理をゆったりと
前回のブログの続き、【望楼NOGUCHI函館】
体験レポートのお食事編です
今回利用したのは「CHIKURIN(竹林)」という名前の個室レストラン。
こんな、中庭を眺められる開放的なお部屋もありました
私が訪れた2月の函館は、まだ雪の中。
ライトアップされた中庭に、しんしんと舞い降りる雪を眺めながら
ゆったりと冬の膳をいただきました
前菜は「道南の冬」。
スノ―ドーム風のかまくらや雪だるま、雪の結晶・・・、
季節を楽しむサプライズが、てんこ盛り
思わず、「可愛い~」と声をあげてしまいました
食前酒に「青函の団欒」
青森産りんごジュースと生姜、函館地下水サイダーのカクテル
前菜のお皿に盛り込まれているのは
「函館男爵黒豚山椒団子柚子釜盛り、青森産棒麩の雪蓮根、
函館産真いかカラスミ大根市松、函館産カズベ唐揚げ、
南茅部産食べる昆布鮭飯ずし巻き、函館産助子の煮凍り
函館酪農公社クリームチーズの味噌漬け」
まさに「道南の冬」を目に舌に感じさせてくれるひと皿に
これから続くメニューへの期待がグンと高まります
北海道の地酒3種飲み比べセットをいただき、スタンバイOK
お造りは「津軽海峡盛り」
津軽海峡産の鮪に戸井産のそい、恵山の間八に函館産鮑
津軽海峡産と言えば、あの大間のマグロを連想してしまう~
そして函館に来たなら必ず食べたい名物「活イカ」
身の透き通ったコリコリの食感。嬉しい~
なんといっても、生簀から取り出してすぐの、さばきたての
活イカなんですって
望楼が提唱するのは、地元の美しい恵みを楽しむ
「地美恵(じびえ)」料理
全12品の献立表には、地名や食材名がずらりと並びます。
メインは地元のブランド肉「大沼牛」
しゃぶしゃぶか鉄板焼き、好きな方を選べます
締めのご飯は、「道南産ふっくりんこを釜炊きで」
香ばしいおこげも、ちゃんとありますよ
食後は、長い一枚板のカウンターが
ひときわ存在感を放っているバ―へ
女性バーテンダーが素敵な夜に華を添えてくれます
心地よく酔ったら、向かい側のライブラリーを覗いたり、
赤いビリヤード台で昔を思い出しながら遊んだり。
こうして、非日常感に酔いしれる夜が更けていきます
翌朝は、ガラッと爽やかに
湯けむりの向こうに海も見渡せる露天風呂を満喫
最上階ラウンジから見渡す眺めも爽快。
朝から、またマッサージしちゃいま~す
朝食は前日に、和食と洋食、和洋食、気分にあわせて選べます
写真は和食。「函館産幻のたまふくら納豆」と「とろとろ湯どうふ」、
とくに美味しかったなあ
お料理のメニューは季節ごとに変わりますが
地元の幸が並ぶ「地美恵」料理は変わりません。
記憶に残る滞在、記憶に残るお料理
函館・湯の川への記念日旅行にピッタリの温泉宿です
館内&温泉編は、前のブログを見てくださいね
2013/03/15 04:12