ワインなひととき
ワインのおすすめ、ちょっと得するコネタ話。おいしいもの情報。ゴルフの反省話、など。
- 2010/11/24[この記事のエリア] 札幌
- 今年のボジョレーは
今年のボジョレーは11月18日深夜に解禁しましたよ!
毎年毎年、ボジョレーは最高の年!っていわれて みんな またか、ってなニュアンスな風潮になっていますね。
でも、毎年、その年の気候や 世相をあわらす、この収穫祭!
やっぱり 素敵な節目だと 思うのです。
今年のフランスや イタリアは 少し 短い、涼しい、夏でした。
私の 教え子のソムリエくんや ソムリエーるから メールの便りがくるので、 きいていましたが、
飲んでみて、 うんっ 浮かぶ浮かぶ
ボジョレーヌーボーって 赤だけなんですよ。
ボジョレー村で つくられている 今年の新酒(ヌーボー)なんです。
品種は ガメという 黒ブドウ。って 決められているんですよ。
白は認められていないんで、白のボジョレーヌーボーはありません。
でも、
白あるじゃなーいい!って?
白は 隣のマコン村のヌーボー(新酒)なんです。
これは シャルドネという 白ブドウからつくられています。
で、 味、ですが、 今年の赤は 作り手によって、ずいぶん、違う、味わいです。 ボジョレーの地区はひろいんで、
また、高台にある畑や 道路のふちにある畑まで、 涼しいとこから 暖かいところ、 まで、たくさんあり 涼しい年の今年は
どこで作ってもあまーい、ブドウが完熟するわけではないので、日当たりや手入れのいい畑のボジョレーは 甘いイチゴの香りがして、しっかりした重みもそなえた うるわしい味わいですが、 涼しいところは さわやかな 野イチゴになったり、 土の香りや 草の香りがしたり、飲んでみて、
浮かぶインスピレーションで、ブドウの周りの天気や、どこに畑があるのか、どんな人がつくったのか、 想いをはせることが できるのが、ボジョレーヌーボーの素晴らしいところです。
白のマコンビラージュものを いただきましたが、 今年の白ヌーボーは、どれも 涼やかさわやかで それでいて、パインや洋ナシの香り、レモン、ライムのかんきつの余韻、とっても、すばらしい です。
ぜひぜひ お試しあれ。
で、よく きかれますが、 ヌーボーは まず、飛行機のってくるので高いのですが そののち、船のってくるのが少し安いです。
で、賞味期限は 半年です。 これは熟成してよくなる、おいしくなる、たぐいの ワインではありません。
保管は 涼しいところ。 普通のワインとちがって フレッシュジュースみたいなもんですから、冷蔵庫でいいでしょう。
でも 賞味期限きれても 消費期限としては きれません、でも まあ 1年くらいでは 飲まれることをおすすめいたします。
2010/11/24 16:12札幌