ラーメンコンシェルジュがそっと教える札幌ラーメン情報
[担当エリア] 札幌
「札幌ラーメンコンシェルジュ」のワタクシ大石が美味しいラーメンを探し求めて日夜市場調査‥という名の食べ歩き(笑)そんな食べ歩きで見つけた美味しいラーメン情報をそっとお教えします。
2012年2月
- 2012/02/15
- ラーメン【千寿】一杯300円!!(オープン10周年記念)
札幌市中心部の人気店、千寿さんが今月オープンから10周年を迎えるそうです!
おめでとうございます(^o^)/
それを記念して、10周年記念「ラーメン一杯300円キャンペーン」を開催するとのこと!
*********300円キャンペーン*********
2/17(金)、2/18(土)の二日間限り!
塩、味そ、醤油どれでも一杯300円!!
(※スープ切れ終了)
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千寿さんのラーメンといえば、札幌を代表する味として私も多くの人にオススメしてきました。
今の札幌のラーメンは本当にバラエティに富んでいて、様々なタイプのものが食べられるけど・・・。
やっぱり本州から来た人のイメージとしては札幌ラーメンと言えば「脂濃く」「味濃い目」「縮れた麺」「味噌ラーメン」という事になるようですね。
色んなラーメンを本当は食べて欲しいのですが、やっぱりそういうのが「札幌らしいラーメン」というイメージなのも現状。
では期待を裏切らない美味しいお店をご紹介しましょう(^o^)
ということで、場所が大通西8丁目と中心部にあるという理由だけじゃなく
「札幌らしいラーメンで美味しいラーメンだから!」
ってな理由で多くの人にご紹介してきました(^o^)
3味とも美味しいんだけど、時々無性に食べたくなるのはやっぱり味そ!(※)
(※お店のメニュー表記は「味噌」じゃなく「味そ」なんですね。その辺にも店主さんのこだわりの片鱗が・・・)
特にこの寒い季節にはたまらないよね(^^)
修行元のすみれさんの美味しさを受け継ぎながら独自の味わいを生んでいる味そラーメン。
美味しいだけじゃなく、体が芯からポカポカと温まります。
文字通り札幌っ子の「手前味噌」になるけど・・・・
『冬に食べる札幌味噌ラーメンは別格でしょ?』(`・ω・´)
と、思わずドヤ顔したくなっちゃいます(^^;
もしまだ食べたことが無い人がいたら、是非この機会に食べるべきだと思いますよ!
何度も足を運んでいるラーメン好きの皆さんも、このチャンスを狙って是非いかがでしょう!
【千寿】
・住所:札幌市中央区大通西8 旭ビル B1F
・交通アクセス:地下鉄東西線西11丁目駅下車、徒歩7分
・営業時間:11:00~19:30(L.O)日曜定休
・TEL:011-281-1101
by ラーメン室長。
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ちなみに、札幌以外にお住まいの方。
あるいはその期間中は足を運べない方!
屋食ラー麺ならご自宅でゆっくり千寿さんのラーメンを楽しむこともできますよ(^^)
(※ごめんなさい。300円キャンペーンはお店だけのキャンペーンなので、屋食ラー麺では通常価格になりますm(_ _)m)
2012/02/15 18:45
- 2012/02/11[この記事のエリア] 札幌
- 雪祭り開催中!独断で選ぶ中心部のオススメラーメン~後編~
2012年1月11日より開始した「札幌ラーメン最新事情2012」のシリーズ。
いよいよ今回で最終回となりました。
最終回の今回は、前回の「雪祭り開催中!独断で選ぶ中心部のオススメラーメン~前編~」を受けてその後編。
夜遅くまで営業をしているお店にスポットを当ててご紹介したいと思います。
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まず最初に紹介するのは、あぶら中華そば「山嵐雷文」。
このお店、昼は山嵐黒虎という名前で営業しております。
ここでのベーシックメニューは「あぶら中華そば」
山嵐と言えば、その背脂の美味しさがなんと言っても最大の特徴!
こちらの山嵐雷文でもたっぷりの背脂が浮かんでいます。
煮干ベースのスープにこの臭みの全く無い背脂の甘さ・・・。
うーん。
これは美味しい!!(^o^)
山嵐本店には「海スープ」という豚骨スープに魚粉をプラスした人気メニューがある。
これは、豚の美味さに魚介の美味さを乗せた感じのスープ。
これも抜群にうまいのだが、このあぶら中華そばはいわば逆の構成で表現したものと言えるかも。
あぶら中華そばは魚介のスープに豚の美味さを乗せた感じ。
細麺との相性も抜群!
ちょっと塩分高めだけど、飲んだ後の〆には体に染み渡る感じ。
クセになります(^^)
ちなみに昼の山嵐黒虎もご紹介しておきます。
看板にある通り「濃厚鶏豚スープ」がベースのお店。
フランスパンが乗っているあたりがオシャレですね(^^)
ドロドロと濃厚なスープ。
その上に散りばめられた背脂。
見た目はキツイ印象だけど、これがまた飲みやすいスープなのだ。
太目のもっちりした麺にスープが絡むと至福です(^^)
そうそう!
写真のフランスパン。
これは単なる飾りじゃなく、スープとの相性が抜群。
札幌のラーメンにはよくお麩が乗っているけど、このスープにお麩は似合わないね。
でもこのパンがスープを吸い込むと・・・・・
パンだけでもオカワリしたくなっちゃいます(笑)
その美味しさは是非お店で体験してください。
【山嵐黒虎】【山嵐雷文】
札幌市中央区南三条西1-2-1
黒虎:営業時間:11:30~16:00 17:00~21:00
雷文:営業時間:21:30~翌1:00
火曜定休(※雷文はその他も不定休)
TEL:011-272-9898
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続いて紹介するのは麺処まるは健松丸。
現在の営業時間は深夜3:00まで。
健松丸と言えば、日本一濃厚な豚骨スープで有名。
以前の「つけ麺の注目店」の特集記事でも紹介しましたね。
ところが、コチラはそれだけじゃない!
札幌のスタンダードな味わいが楽しめる味噌ラーメンも人気だし、あっさり醤油や塩も現在は人気商品になっている。
すべて京都の麺屋棣鄂という人気の製麺所から取り寄せている麺なのだが、様々なタイプの麺がどれもこれも美味しい!
観光で札幌を訪れて、「〆に札幌らしい味噌ラーメンが食べたい!」と思ったらこのお店はイチオシです。
ただ、酔ったあとだと「こってりしていないあっさりしたラーメンが食べたい・・・」なんて思うこともあるはず!
そんな方にオススメなのが「あっさり醤油そば」
節系の香りがしっかり効いたスープは、二日酔いの目覚めの味噌汁にも通じるところがあり、泥酔状態の脳をしゃっきりさせてくれます!
(・・・あ、泥酔してこの店に寄るのは自分ぐらいか(^^;;)
超濃厚~あっさりまでその日の気分でチョイスできるのもこのお店の楽しいところ。
是非大勢で行って色んな味を楽しんでください(^^)
【まるは健松丸】
札幌市中央区南4条西5丁目6
第2秀高ビル1F
営業時間:11:00~深夜3:00
日曜定休
TEL:011-251-6777
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続いてご紹介するのはえびそば一幻。
一昨年あたりからエビブームが札幌で起きています。
ですが、この店は店名にえびそばとつけていることからも分かるとおり、気合の入り方が一味違います!
文字通り大量に使ったえびの頭からとったスープ。
低音で香りをしっかり移したえび油。
えびの頭を炒ってつかっているえび粉。
徹底的にえびの旨味を引き出しているのが特徴。
スープは「そのまま」「ほどほど」「味わい」とえびのスープと豚骨スープのブレンドによって変えている。
ちなみに、個人的にはえびの風味をがっつり味わえる「そのままの塩」がオススメだったのだが・・・。
色々と食べているうちに「ほどほど味噌」や「味わい」も好きになってしまい、毎回オーダーの度にまよっている(^^;;
「そのまま」「ほどほど」「味わい」の3種のベースに「味噌」「塩」「醤油」の3種の味付け。
しかも麺も細麺と太麺があるってんだから迷いはさらにラビリンス(-_-;
どの味を選んでも後悔はしない美味しさです(^^)
是非思う存分えびの香りを楽しんでください!
【えびそば一幻】
(本店)
札幌市中央区南7条西9丁目1024-7
南7条ビル1階
営業時間:11:00~翌3:00
定休日 水曜日
TEL:011-513-0098
(千歳空港店)
千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル3F
営業時間:10:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
定休日 無休
TEL:0123-45-6755
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続いてご紹介するのは昨年7月オープンの「いそのかづお」
店名の由来は・・・店主のお顔を見れば分かっていただけると思います(笑)
オープン間もないものの、独特の味わいを持つ一杯を提供して既に人気のお店となってきている。
中でもイチオシはこの札幌ブラック!
見て!この醤油色!(^^;;
札幌ラーメンには色の濃い醤油ラーメンが確かに多いけど、その中でも黒さは秀逸かも!
たまり醤油+ニンニク・・・だったかな?
店主さんに話を聞かせていただいているが、ここへ行くのはいつも泥酔後なので記憶があいまい(笑)
とにかくこの黒いスープが病みつきになる!
ちなみに見た目ほどしょっぱくは無いのでご安心を・・・。
そしてそのスープに染められた麺がまたイイ!
独特の食感を持つ少しくにゅっとしたユニークな弾力を持つ麺。
これがスープとの相性も悪くない。
ラーメンも美味しいが、ここは店主の笑顔やお店の雰囲気を目当てに通う人も少なくない。
カウンターだけの小さな店だが、店主の笑顔と美味しいラーメンを目当てにこの先ますます人気が出そうなお店です。
行くなら今のうちに(^^)
【いそのかづお】
札幌市中央区南3条西5-20-2
営業時間:
[月~金]
22:00~翌07:00
[金・土]
22:00~翌08:00
日曜定休
TEL:011-520-5533
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最後にご紹介するのはラーメン空。
どうです?中々風格ある店構えでしょう?
でも、実は意外にオープンは新しく、2008年10月オープンのお店。
まだ3年半ほどなのです。
本店とラーメン共和国にも支店があります。
深夜に食べられる札幌味噌ラーメンに迷ったら、コチラも絶対オススメ!
アツアツのスープがラードでふたをされ・・・。
口の中が火傷しそうなぐらい。
外の寒さに震えていた体が芯から温まってくるのがわかります。
いわゆる純連すみれ系の中ではマイルドだが、独特のスパイス感を感じるオンリーワンな味わい。
縮れた麺がすするときに唇でプルンと跳ねる・・・そんな時、至福を感じてしまうのでした。
【空】
札幌市中央区南3条西5-20-2
営業時間:
[火~土]
11:00~翌5:00(4:30L.O)
[日・祝]
11:00~翌1:00
月曜定休
TEL:011-281-0085
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いかがでしたでしょうか?
約1ヶ月に渡りアップしてきた「札幌ラーメン最新事情2012」。
地元の方はもちろん、観光でいらっしゃる方の札幌のラーメンを楽しむ一助となれば幸いです。
北国の厳しい冬はもう少し続きます。
でも、寒いときこそ美味しい食べ物の一つがラーメンだと思います。
凍えるような寒さの中・・・。
暗がりの中にぽっと灯るラーメン屋の明かり。
のれんをくぐり、運ばれてきた一杯のラーメンにワクワク。
熱々でやけどしそうなスープをそっと口に運び、一つため息を吐いた後に勢いよく麺をすすると・・・。
(あー・・・北国の冬も良いもんだ)としみじみ思っていただけるんじゃないでしょうか?
札幌は本当にラーメンの美味しい街です!
是非、美味しい札幌のラーメンを楽しんでください(^^)
by ラーメン室長
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あ、札幌まで行くのは遠いしなぁ・・・。なんて思っている方!
是非「札幌謹製 屋食ラー麺」のお取り寄せをご利用ください。
店主自らが仕込んだお店のスープをそのまま急速冷凍した商品なので、味はお店の味そのまま!
地元の人が支持している、地元の人気店だけを集めています。
ご自宅でご家族と一緒に札幌観光気分を味わっていただけたら幸せです。
2012/02/11 21:50札幌コメント(4)
- 2012/02/08[この記事のエリア] 札幌
- 雪祭り開催中!独断で選ぶ中心部のオススメラーメン~前編~
現在大通り公園では雪祭りが開催されていますね。
毎年200万人もの来場者がある同イベント。
このシーズンに初めて札幌を訪れる観光客の方も多いのではないでしょうか?
そこで「札幌ラーメン最新事情2012」の最後のシリーズは『札幌市中心部』のラーメン店にスポットを当ててみたいと思います。
今回も"独断と偏見"で選んだ「中心部のオススメラーメン情報」です!
他にも沢山美味しいお店がありますが、あくまで個人的なセレクトということでご了承ください。
今回は中央区役所を基点に半径1.5kmのエリアに絞ってご紹介したいと思います(^^)
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■味の三平
札幌ラーメン=味噌というイメージを持つ方も多いことと思います。
コチラのお店はまさに味噌ラーメンの元祖!
お店のオープンは1950年(昭和25年)。
そして、味噌ラーメンが先代の故大宮守人氏によって考案されたのが1960年代初めと聞いている。
これを食べずして今の札幌ラーメンは語れないと言えるかも知れませんね。
この味噌ラーメン誕生の背景として『当時の常連さんが豚汁に麺を入れてくれと言ったのが始まり』というエピソードはあまりに有名ですが・・・・。
実はこれは都市伝説らしい(*o*)
え??(*o*)
都市伝説なの?
あくまで大宮守人氏がご自身で考え出されたものらしいですね(^^;;
私も都市伝説を信じていました(^^;
さて、その味噌ラーメン。
ラードこそしっかりたっぷり使われているものの、現在の多くのものよりどちらかと言えばあっさりした味わい。
最近のラーメンがどうしても味が複雑化していく中にあって、元祖はあくまでシンプルで食べやすい。
たっぷり入ったもやし・玉ねぎ・ひき肉。
それにニンニクの香りとラードの香ばしさ。
札幌味噌ラーメンの源流が間違いなくこの中にあります。
縮れた麺もこのお店が元祖!!
もやしにしても、ニンニクを使うことにしても、もう元祖だらけのお店なんだけど・・・。
炭水化物大好きなラーメン室長としては次の元祖の功績も忘れて欲しくない!!
ラーメンライス開発の元祖!!
50年以上前に皿に盛って提供していたらしい。
お皿に乗せているので「ラーメンごはん」じゃなく「ラーメンライス」になったとか。
この組み合わせ最高の発明ですよ(^o^)
ありがとう!大宮守人さん!
お好みでカウンターの特製辛ダレを入れるとまた違った味わいが楽しめる。
さて、味の三平。
確かに味噌ラーメン発祥のお店で、その源流を知る意味では是非訪問して欲しいお店ですが・・・。
誤解を恐れずに書くなら「札幌観光で一店だけ選ぶ」ならこのお店じゃないところをオススメするかな。
今の札幌ラーメンはとてもバラエティに富んでいて、それこそ色々な味が楽しめるのが特徴。
是非それらバラエティに富んだ味わいを楽しんだ上でこのお店を訪問して欲しいと個人的には思ってます。
【味の三平】
札幌市中央区南一条西3
大丸藤井セントラルビル 4F
営業時間:11:00~18:30
月曜・第2火曜定休
TEL:011-231-0377
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■らーめん千寿
味の三平を元祖として、老舗ラーメン店や食堂系ラーメンにも今も色濃く残る昔ながらの札幌ラーメンのお店を第一世代とするなら・・・。
全国的にもその名前が有名な純連やすみれをルーツとする「脂こく」「味が濃く」「にんにくショウガ強め」のラーメンが第二世代と言えるかと思う。
そして、その純連やすみれを出身した店主が作るラーメンが今も札幌には多数あり、人気のお店も多い。
その中でもここ千寿はオープンして10年の老舗の部類。
すみれの店長まで勤めた店主さんが作るラーメンは、確かに同店の味わいを色濃く残しているのだが・・・。
その反面、脂を控えめにしたり、独自のスパイスを効かせたりと、千寿独自のラーメンに仕上がっている。
昼時には近隣のサラリーマンで常に行列。
人気のお店ではあるが、地元に愛され、かつ中心部に位置することから観光で来られる方にもオススメしたい一杯です。
『これぞ札幌味噌ラーメン!』と実感できる一杯がそこにあります。
【千寿】
札幌市中央区大通西8
旭ビル B1F
営業時間:11:00~19:30(L.O)
日曜定休
TEL:011-281-1101
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■凡の風
第二世代を純連すみれをルーツとするラーメンとするなら・・・。
『従来の札幌ラーメンのスタイルこだわらなくてもいいじゃない!』というお店も登場してきました。
今ではそれらのお店も地元でしっかり人気になっている。
仮にそれらのお店を第三世代とするなら(※)凡の風や次に紹介する一粒庵はその中間に位置する存在かも知れない。
2.5世代?
まぁ分類はどうでもいいね(^^;;
(※これらを第四世代とする説もあります。あくまで私個人の分類です)
要するに「札幌ラーメンの特徴を残しながら進化させたラーメン」とでも言うべき存在なのです。
写真の「白醤油ラーメン」は従来の札幌ラーメンの真っ黒な醤油色のスープとは一線を画しており、ニンニクなどのスパイスは控えめで、あくまでスープ本来の美味しさで勝負をしている。
札幌らしい縮れ麺を使いながらも、保存料として一般的に使われるビタミンB類を使用していないため、黄色い麺ではなく色白の麺なのだ。
どちらかと言えば、塩ラーメンや白醤油ラーメンといったあっさりした味わいが注目されがちなお店だが・・・・。
実はこちらの味噌ラーメンもオンリーワンな味わい!
味の複雑さはピカイチで、最後まで飽きることなくぺろりと食べられちゃいます(^^)
【凡の風】
札幌市中央区南8条西15丁目1-1
ブランノワールAMJ815 1F
営業時間:11:00~20:00(スープなくなり次第終了)
水曜定休(祝日の場合は翌日)
TEL:011-512-2002
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■ラーメン札幌「一粒庵」
札幌駅に程近いところにある一粒庵。
昼時は毎日行列なのだが、その人気は立地の良さだけじゃない。
とにかく道産食材に徹底的にこだわっているお店。
麺の小麦やチャーシューの豚肉はもちろん、味噌や醤油、果ては塩といった調味料に至るまで全て北海道の食材を使っているお店。
『美味しい食材を追求していったら道産食材にたどり着いた!』という店主さんの言葉は道産子としては嬉しいですね(^^)
写真は「元気のでる味噌ラーメン」。
行者ニンニクが使われており、疲れを感じたときは私も良くコレを食べて元気をもらっています(^^)
6年もの熟成を経たその味噌は独特のまろやかさと風味を持っている。
これが、ラーメンのスープになるとしみじみ美味しいんです!
北海道産の小麦の豊かな香り・・・・。
たっぷりの卵と和えられたチャーシューや具材。
美味しくて体にイイってのはありがたい。
雪祭り見学で疲れた方は、是非この一杯で疲労回復をしてください(^^)
【一粒庵】
札幌市中央区北四条西1
ホクレンビル B1F
営業時間:11:30~15:00 17:00~21:00
日曜定休
TEL:011-219-3199
~~~~
中心部にスポットを当てた注目店の特集いかがでしたか?
まだまだ沢山ご紹介したいお店はあるのですが、スペースの都合で全部はご紹介することができませんでした。
さて、実は今回ご紹介したお店は「夜遅くまで営業はしていない」ので注意が必要です。
そこで「飲んだ後の〆に・・・」なんて人に向けて"後編"を後日アップ予定です。
そちらも引き続きよろしくお願いします。
by ラーメン室長
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今回ご紹介した中で以下の3店は『札幌謹製 屋食ラー麺』のサイトでお取り寄せが出来ます。
時間が無くてお店に訪問できなかった方も、是非ご自宅で思う存分堪能してください。
2012/02/08 11:00札幌
- 2012/02/01
- いつまで続く?「二郎系」の人気
ラーメン二郎をご存知ですか?
本店は東京の三田にあり、お弟子さんの店は首都圏を中心に30店ほど展開されている人気ラーメン店です。
その特徴は
- 極太のぼそっ(?)とした麺
- 普通のラーメンの倍はある大量の麺とスープ
- ぶたと呼ばれるゴロンとした大きなチャーシュー
- 大量に盛られたモヤシやキャベツ
- 濃い目の醤油味
といった感じのラーメンなのだが・・・。
これは言葉では中々伝えにくいのだ(^^;
で、そのラーメン二郎はどのお店も行列ができる繁盛店。
必然的にそれを模倣したり参考にしたラーメン店が出てきた。
それが所謂「二郎インスパイア」とか「二郎系」と呼ばれるラーメンである。
首都圏では古くから二郎系ラーメンが存在していたが、札幌ではここ1~2年の間にお店が増えてきた。
さて、今回はそんな札幌の二郎系ラーメンの中からいくつかピックアップし、勝手に個人ランキングを発表したいと思います!
あくまで個人的な好みだけでつけているランキングですのでご了承を・・・・。
■第5位 ロクゴーガッツ
北野に本店を構える「麓郷舎」というラーメン店の系列店のひとつ。
麓郷舎系列はどのお店も二郎系を提供しており「札幌の二郎系」と言えばこの系列店を思い出す方も少なくないかも知れませんね。
見た目のインパクトは十分だが、このお店を5位に上げたのはこの量ではなく・・・。
写真の「トマ二郎」というトマトを使ったラーメンに対しての評価。
札幌に限らず二郎系と呼ばれるお店の中には「ただ醤油ラーメンにもやしを大量に乗っければラーメン二郎になるんでしょ?」と安易に考えていそうなお店もあるのが事実。
でも、二郎はそんな単純な食べ物ではない!
と書きつつも、言葉では簡単に説明できないのがもどかしいのだが・・・。
とにかく、イチラーメン二郎ファンとしては「中途半端に真似て欲しくない」という思いがある。
で、この「トマ二郎」であるが・・・。
はっきり書くと「全然二郎じゃない!」のである(^^;
ところが、「ここまで別物だと別な食べ物として楽しい」という思いになるから不思議だ。
ラーメンにトマト?え?
しかもなにこの量?え?え?
なんて思っているうちにガツガツといっちゃうから不思議(^^)
本家二郎とは似ても似つかないけど、ここまで個性を発揮されたらアリかもね。
【ロクゴーガッツ】
札幌市中央区南3条西5-1-1
NORBESA B1F
営業時間:
[月~金]
11:00~15:00
17:00~23:00
[土・日・祝]
11:00~23:00
無休
TEL:011-233-0218
~~~~
■第4位らーめんてら
札幌の二郎系ではもっとも古いお店になるのかな?
琴似が本店のらーめんてら。
ここは通常の味噌塩醤油などの人気メニューのほかに「極太にんにく醤油」という二郎系メニューが存在する。
その見た目は最近登場した新しい二郎系に比較するとおとなしめの盛り付け。
でもその麺もスープもやはりワイルド。
こちらのお店は苗穂に昨年支店をオープンした。
この支店が家族連れでも入りやすい、イイ雰囲気なのである。
どうしても二郎系ラーメンは子供や女性には似合わないお店が多いのだが、こちらは抵抗無く女性でも子供連れでも入りやすい雰囲気。
家族で楽しめるのがいいですね。
二郎系ラーメンの英才教育ができちゃいますね。
目指せジロリンピックとか・・・・(^^;;
【らーめん てら 琴似本店】
札幌市西区琴似1条1丁目7-26
営業時間:
11:00~21:00
無休
TEL:011-612-8277
【らーめん てら 苗穂店】
札幌市東区苗穂町10-3-15
営業時間:
11:00~21:00
木曜定休(祝日の場合は翌日)
TEL:011-702-0011
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■第3位山次郎
お店に入るといきなり「当店ムラあり」と書かれたポスターが目に飛び込んでくる。
いいのである!二郎系にはムラがあっても(笑)
で、ここは忠実に二郎本家の味と雰囲気を出そうとしているのが伝わってくる。
オーション小麦というパンなどに良く使われる小麦を使った麺や、ワイルドなスープ。
オープン当初より随分二郎本家に近づいてきた感じがある。
まだまだ改良の余地はあるものの、楽しみなお店のひとつです(^^)
【ら~めん山次郎】
札幌市北区北13条西4丁目3-1
グローバルビル 1F
営業時間:
11:30~15:00
17:00~21:00
水曜定休
TEL:011-756-4800
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■第2位ブタキング
札幌の二郎系の火付け役といったところだろうか。
東区の1号店に続き、昨年は大麻に支店もオープンした。
その迫力のビジュアルももちろんだが・・・。
札幌らしくスープのベースを味噌にしてみたり、ロール型のチャーシューを使ったりと、本家二郎の味わいを踏襲しながらオリジナリティを上手く組み入れているお店。
行列必至のお店ではあるが、食べ終えた後の達成感と満足感はまさに二郎系と呼ぶにふさわしいお店。
未体験の方は一度経験してみては?
【ブタキング 札幌環状店】
札幌市東区伏古1条5丁目6-13
営業時間:
11:00~
食材が無くなり次第終了
(16:00-17:00程度)
定休日:心折れた日
TEL:011-792-0128
【ブタキング 大麻R12店】
江別市大麻中町50 番地 グランセリオ大麻 1F
営業時間:
11:00~
食材が無くなり次第終了
(21:00-22:00程度)
定休日:心折れた日
TEL:011-387-5767
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■第1位らー麺シャカリキ
個人的には今の二郎系の中でもっとも「二郎らしさ」を味わえるお店だと思っています。
圧巻のビジュアルはもちろんだけど・・・。
「味+雰囲気」の両面で上手く二郎らしさを取り入れている印象。
もうひとつの評価ポイントは本家に比較してほんの少しだけ食べやすく調整された麺とスープ。
少し細めで食べやすい麺。
スープも二郎と同じベクトルなのだが、少しライトな仕上がりになっている。
食べやすいけどちゃんと二郎のベクトルを向いているのがいいところ。
二郎系未体験の人にこそ食べてもらいたい一杯です。
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で、話はここで終わらない。
実は「ライト」な二郎だけじゃ気がすまないと思った店主。
昨年新メニューの「続・シャカ豚豪快」というメニューを登場させた!
「豪快」の名にふさわしく、スープもさらに濃い目の味付けなのだが・・・。
最大の違いは使用している麺。
上の写真は以前からある「シャカ豚」の麺。
下の写真が「続・シャカ豚2」の麺である。
もはや麺をすするというより「ワシワシと噛んで食べる」のであるが、これがまたクセになる。
食べやすいシャカ豚の二郎系を選ぶか・・・それとも上級者向け続・シャカ豚2を選ぶかはご自由に。
【らー麺 シャカリキ】
札幌市白石区北郷2条5-4-14
営業時間:
[月~金]
12:00~15:00
17:00~20:00
[土・日・祝]
12:00~20:00
月曜定休(月曜が祝日の場合は翌日)
TEL:011-871-6333
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冒頭に書いたとおり、あくまで個人的な勝手ランキングです(^^;
そもそも二郎系ラーメンそのものに賛否両論あるのかも知れないけれど、札幌の人気のジャンルになっているのも事実。
とはいえ、この二郎系というジャンル。
見た目のインパクトゆえに、見た目だけを真似ている店も少なからずある。
個性も無くもやしを大量に乗せただけで「二郎系です」というメニューやお店が存在するのは残念に思う。
その事に危惧は感じるのであるが、札幌にも「本家と同じベクトルを目指したり」「個性を演出しようとしたり」と努力しているお店がちゃんとあること・・・。
やっぱり個人的にはこの先も「二郎系」というジャンルに期待しちゃいます。
ビジュアルだけでどん引きしちゃう人もいるかも知れませんが、まだの方は一度チャレンジしてみるのもいいかも!
by ラーメン室長
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今回ご紹介した中で以下の2つは『札幌謹製 屋食ラー麺』のサイトでお取り寄せが出来ます。
お店に足を運ぶのはちょっと・・・という方。
是非ご自宅で思う存分堪能してください。
もやしは思う存分たっぷり乗せてね(笑)
2012/02/01 19:25