- 2016/02/24
- 「はこだて旅するパスポート」で道南めぐりvol.3 【大沼公園でトレッキング&ワカサギ釣り編】
「はこだて旅するパスポート」で道南めぐりvol.3
【大沼公園でトレッキング&ワカサギ釣り編】
「はこだて旅するパスポート&フリーパス」を使った
道南めぐり旅の2日目です。
早朝、JR森駅を昨日に引き続き一両編成の電車に乗って出発した私は、
約30分の鉄旅を楽しみながら大沼公園へ。
今日の体験は大沼公園でスノーシューツアーである。
もちろん初心者の私は「誰でも気軽に楽しめる初心者コース」から
小沼コース(90分)を体験。
デスクワークが多く、机に張り付いている私にとって、
スノーシューを付けて雪道を90分歩き続けることに、
不安がないと言えば嘘になる。
途中で倒れ込まないようにしなくては……
ツアーは大沼国際交流プラザをスタートし、
JR大沼公園駅の前を通過。
駅から一番近い踏切を渡ると大沼の森が迫ってくる!
遠くにそびえる駒ケ岳の稜線が美しい
あ、そうそう、今回ガイドしてくれたのは、
東京出身で大沼が好きで移住してきたという飯沼聖子さん。
「この木の上に、エゾモモンガの巣があるんです。この巣にいますよ」
という飯沼さんが指をさしたのが、ちょっと茶色く汚れた雪。
これはエゾモモンガのおしっこの跡なんだそうです。
飯沼さんがふと上空を見上げて立ち止まり、
野鳥の鳴き声に耳を澄ます。
「あ、あそこにいますね。ジッとしてたら鳥が集まってきますから」
パソコンの画面ばかり見ている私には、
野鳥の動きが小さすぎてなかなか発見できない。
「ほら、あそこにいますよ」
「え、どこどこ?」
ま、終始こんな感じでしたが、
見つけたときは感動します。
春の準備をする植物たち。
種が遠くに飛ぶようにプロペラの形をしています。
向こうに見えるのは小島にかかる小沼橋。
白銀の世界の中に埋もれる橋は、
夏に見るのとは全く印象が変わります。
小沼橋の上から。
湖の上には植物がないので、真っ白で平らな大地が遠くまで続いています。
「この上を歩いてみたいですね」
と、無茶なお願いをしてみると
「昨日、歩いて大丈夫だった場所があるので、そこに行ってみましょうか」
ということで、湖の上を歩いて、
そして寝転んできました。
気持ちイイ!!
ふかふかの雪の上は、意外にも歩きやすく、
空を見上げたり、耳を澄ましたり、植物に触れたり、寝転がったり
そんなことをしているうちに、あっという間の90分。
紅葉がきれいだと聞いたので、
今度は秋にチャレンジしようと心に決めて、
次のプログラムへと進んだ。
さて、お昼が近づいてきたということで、
お次はごはんの調達?
大沼でワカサギ釣りです。
とはいえ朝から歩き尽くめで小腹が減ったので、
地元大沼・山川牧場のあんぱんを購入。
大漁を期待して、ワカサギ釣りの会場へ!
大沼のワカサギ釣り会場は、
最初から氷に穴が開いている。
さらに言うと穴から釣り糸が垂れていて、
針にはすでにエサが付いている。
つまり、後は竿を持って上下させてワカサギをおびき寄せるだけ。
う~む、なんてラクチンなのだ。
帰りのJRまで約2時間。
その前にご飯も食べたいので1時間1本勝負だ!
最初の30分は、まったくのボウズ。
20メートルほど先にいる小学生たちが大声で
「お母さん、また釣れたよ!」と叫んでいる。
本当に腹立たしい。
見かねた管理人のおじさんが、
「こっちの穴に移動してみたらいいよ」
アドバイスしてくれたので素直に従うと
はい、来ました1匹目。
5分おきくらいに釣れます。
結局、場所なのね。
5匹釣れたところでタイムアップ。
天ぷらにして食べたよ。
衣に青海苔がまぶしてあって美味。
ワカサギ釣り会場を後にして、
いざ昼食。
「KITCHENさわで夢屋」さん。
ここの名物は、あんかけ焼きそば。
15種類の具が入ったボリューム満点のメニューです。
お肉屋さんがやっているお店なので、
ジンギスカンやしゃぶしゃぶといったメニューも多く、
いただいたあんかけ焼きそばには、ザンギが入っています。
名物は大皿ダブル(2人前)の「ジャンボあんかけ焼きそば」ですが、
今回は一人なので中皿(普通盛)で勘弁してもらいました……
もう一つ、大沼といえばコレ。
「元祖 大沼だんご」をお土産に買って、
大沼でのプログラムは終了。
いざ函館へ。
「元祖 大沼だんご」をお土産に買って、
大沼でのプログラムは終了。
いざ函館へ。
2016/02/24 08:14