千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
- 2016/10/03[この記事のエリア] 札幌
- 「蕎麦 瑞祥庵」にて。
茨戸霊園に墓参りに行くご老体のお伴をしたあと、「さて、なにを食べようか」となり、
やはり大好きな蕎麦を食すことになったご老体一行。w
当然だが、わたしはせいろ(大盛り)を頼んだわけだが、田舎か更科を選ぶシステム。
わたしとしては、どっちでもなく、外一とか二八とかがいいのだが、
更科は基本的に食べない主義なので、田舎を注文。 出てきたのが、これである。
世の中には、いろんな田舎蕎麦があるもので、これは永坂更科布屋太兵衛や更科堀井なんかでいうところの田舎とは
ほど遠く、信州の上田とかにある蕎麦っぽい感じ。結構、好きなタイプ!
つゆは江戸蕎麦っぽく、これもなかなか。
ネギがこれでもか!というくらい多くて、小皿一面に敷かれていた。
で、なにが凄いっていうと、そば湯が濃い!
花粉(端粉)を混ぜているところは、結構あるけれど、これほど濃厚なのははじめて。
どろっとしていて、これが旨いのだ。
日常的に食べるなら、こういう蕎麦がいいなあ。値段もリーズナブルだし・・・
と思うのだが、場所が場所だけに、またいつ行けるかはわからないのであった。
2016/10/03 18:06札幌