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千石涼太郎の「道人紀行」

人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。



2014年8月


2014/08/12[この記事のエリア] 稚内・留萌
北海道のそば 魅力発見モニターツアー そば畑フットパス

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 フットパスはそば畑展望台からスタート。
 大型のトラクターが並んでいたのだが、北村さんに取り込みを許可していただき、
 みんなで代わる代わるジョンディアに乗り込む。
 乗り心地もよく視界もいい。(ふと野球は巨人、司会は巨泉という厚かましいフレーズが頭に浮かぶww)


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 さて、5km のフットパスのスタートである。
 わたくし、健康上の理由で3kmが限界・・・・なので、途中でピックアップを頼みつつも、
 先頭集団となって歩く。

 おそらく日本一拾いそば畑・・・・その広さが気持ちよし!
 


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 途中に赤いサイロ。
 絵になる〜〜〜〜!
 
 

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 蕎麦屋の女将・・・・いや、寿司屋の女将さんも、見とれておる。
 きっち蕎麦屋もいいかも!?と思っているに違いない。(ウソです)

 

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 絵になるところはみなさん。ハンターチャンス! ゴールデンハンマー! ということで、
 本当はシャッターチャンスなのである。



 ま、そんなわけで、まだつづく。

2014/08/12 16:49稚内・留萌


2014/08/12[この記事のエリア] 稚内・留萌
北海道のそば 魅力発見モニターツアー レイクハウスしゅまりない

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 手打ちそば体験が終われば、当然、茹でて食べることになる。
 我々はその会場でもあり、この日の宿泊場所でもあるレイクハウスしゅまりないへと向かった。
 
 朱鞠内湖といえば、イトウの聖地。
 若い頃行った、新潟の奥只見湖がイワナの聖地であるように、
 我々アングラーにとっては憧れの地。
 ロッドを振れないのは、とても辛いことではあるが、今回はそばツアー。
 我慢、我慢・・・・しとししとぴっちゃん大五郎である。(意味がわからない人はお父さんに聞いてください)

 

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 館内にはダブルハンドのフライロッドが。
 フライもやらないわけじゃないが……うーん、楽しそう!
 
 いや、今回の目的はそばである。
 宿自慢のダッチオーブン料理をいただいたあとは、みんなで自分が打ったそばと、
 仲間が打ったそばを食べ比べとあいなった。
 
 

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 切り方には性格がでる。
 慎重に等幅に切る人。乱暴に切る人。細く切る、太く切る…いろいろあって楽しい。
 蝦ちゃんの丁寧な仕事に感服するのであった。


 

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 わたしはというと、中太にするつもりだったが、二割ほど若干太い。
 最後になって腰がヘトヘトになり、乱暴になった結果だ。

 味はまあまあ……とはいえ、打ち手としての収穫はあった。

 

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 夜のそば畑を見に行くことになった。
 案内役はイトウ女子の黒田さん。
 超メジャーな水族館勤務を辞めて、幌加内に移住した淡水魚大好きな彼女。
 そばの話じゃなくイトウの話をしてすみません・・・・といっていたけれど、
 わたしは思い切り、喰いつてしまった。 
 


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 かなりブレブレだけど、月明かりでこんな感じに見える。

 
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 月や稜線を重視にしたら、そばが写らなかった。
 三脚がないと難しいな。

 

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 夜、お酒を飲みながら、宿主の中野さんたちと語り合った。 
 ウイスキーの話をしたり、イトウの話を聞いたり。
 その昔、アウトドア雑誌の編集長だった私は、こういう人たちを見て、
 本当にうらやましく思っていたことを思い出した。

 朝8時。出発の時間。
 見送りをしてくれた中野さんと黒田さん。
 最高の笑顔。
 
 バスが見えなくなるまで手を振ってくれるに違いない。アワグラスのように‥…。
 わたしは座席から通路に出て、彼らが見えなくなるまで手を振った。

 久しぶりに、また泊まりたいと思う宿ができた。
 ちょっとばかり遠過ぎるけれど、行きたくなる環境以上に、
 また会いたいと思う人がいるというのは、大きなことだとあらためて思うのであった。
 

2014/08/12 13:04稚内・留萌


2014/08/12[この記事のエリア] 稚内・留萌
北海道のそば 魅力発見モニターツアー 幌加内そば道場

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 幌加内に到着した我々は、手打ち体験をすることに。
 蕎麦粉400g、小麦粉200g,水225g。つまり加水率は45%。
 
 蕎麦打ちはそれなりにやってきたけれど、なにせ師匠は前妻の父(信州人)だけど所詮は素人。
 コマ板も使わない田舎打ち。
 そこで覚えた打ち方なので、いまだに繊細な蕎麦は苦手なのだ。(食べるのは得意だけど)

 というわけで、先生のいうとおり、地道に作業。
 子供も大家する打ち代なので、わたしには低過ぎて、腰痛持ちにはなかなかこたえた。

 

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 どうやらわたしの打ち代には子供用の包丁がセットされていたらしく、
 切りにくいったらありゃしない。 
 途中で、係の人が気づいてくださって交換!  
 すでに腰が限界に来たので、まばらになっても早く切る方向へ。^^;


 満足できるしあがりではまったくないのだが、菊練りがちょっとつかめた気がするので、OKとしよう!


 離婚したときから、蕎麦打ちはもうやらない!と思っていたけれど、
 復活しようかな。まだ体力のあるうちに。

2014/08/12 12:30稚内・留萌


2014/08/12[この記事のエリア] 旭川
北海道のそば 魅力発見モニターツアー 旭川グランドホテル

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 富良野から旭川に向かった我々は、旭川グランドホテル17階のレストランで、
 蕎麦を使ったランチをいただくことに。
 展望のいい個室!
 テンションがあがる男性陣、そしてイケメンシェフの登場でテンションがあがる女性陣。(笑)
 
 そんななかで、美味しい料理をいただいた。 

 

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 ※メニューをクリックして大きくして見てください。
 

 さすがはグランドホテルのシェフ。奇をてらうことなく、はずさない料理ばかり。
 個人的にはオヒョウの蕎麦茶ソースが、気に入った。
 あれほど身の厚いオヒョウでは難しいけれど、自分でも白身の魚で挑戦してみよう!


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 移動の途中、伊勢ファームでソフトクリーム!
 ずっとこの手の高カロリー物質を避けていたので、うまさ倍増。



つづく



 

2014/08/12 10:35旭川


2014/08/12[この記事のエリア] 富良野・美瑛・トマム
北海道のそば 魅力発見モニターツアー 富良野

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 8月9日土曜日、朝7時。
 札幌駅に到着したわたしは、キムカズに案内されるままバスに乗り込む。
 数日前からの寝不足がたたり、かなり眠いが、移動中に寝ないのが旅人の癖なので、
 流れる車窓の風景を眺めながら、北へ向かった。

 


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 最初にうかがったのは富良野にある井上農産
 美瑛の丘陵地のようなうねりのある丘にある蕎麦畑。
 ジャガイモ畑とはまた違った絶景に興奮!

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 花弁の下にはすでにしっかりとした実がなり、約一週間後の収穫を待っている。
 蕎麦に目がないわたしにとっては、これだけでたまら〜んといったところなのだが、
 美瑛に何年も通っていたくらい丘陵地好きでもあるから、
 なおさら、この風景にうなってしまうのだった。



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 井上さんは大型の乾燥施設も持っている。
 ここまで個人商店ともいえる農家が資本をかけているとは…あっぱれだ。
 六次産業化法認定を受け、富良野そばをブランド化しようとしている熱さに感服。
 
 蕎麦評論家 杜盛呂(もり せいろ)こと、千石涼太郎としては、応援したくなったのである。
 (※いつから評論家になったのかって? 実は10数年前からです)


 つづく
 

2014/08/12 09:32富良野・美瑛・トマム



千石涼太郎

Profile

[ 名前 ]
千石涼太郎

[ 得意ジャンル ]
旅行

[ 職業 ]
作家・エッセイスト

[ 自己紹介 ]
児童書の編集、アウトドア雑誌の編集長等を経て、地方文化や県民性を盛り込んだ紀行文やエッセイ等の執筆活動へ。人生相談や自己啓発、地域振興や教育の分野での活動にも邁進中。いまの悩みは4年前に愛する故郷・北海道にUターンしたことで「北海道に帰る楽しみ」がなくなったこと。小樽ふれあい観光大使のほか、最近はジンギスカン博士としても各地域で活躍中。「やっぱり北海道だべさ!!リターンズ」など著書多数。
執筆、講演のご依頼は、こちらからお願いします。


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