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千石涼太郎の「道人紀行」

人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。



2013/03/29
桜咲く長崎をあとにして柳川へ

 

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 早朝、オランダ坂通り周辺を歩く。
 町中を歩き回った翌朝だけに、体の節々が痛いのだが、我慢して坂を登る。
 翌日とはまるでペースが違うけれど、なんとか頑張るのだ。
 
 

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 ロシア領事館として使用された後、なぜかアメリカ領事館となった東山手十二番館は、
 まさに桜咲く季節を迎えていた。

 宣教師も住んだというこのお屋敷は、まさに私好み。
 二、三日でいいから、こういう家に住んでみたいものだ。
 

 周辺を歩き、朝食後は一路、柳川へ。
 本当は久留米に寄って、午前中からテイクアウトで売っている焼鳥を食べる予定だったのだが、
 天候がくずれてきそうなので、早めに柳川へ向かうことにした。
 
 

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 高速道路のSAで、ハトシロールなるものを発見!
 これは、かま栄のパンロールのパクリじゃねえのか! それが総理大臣賞だ?と、
 激怒する小樽ふれあい観光大使のオレ様。(笑)

 よし、食ってやろうねえか、パクリだったら、ただじゃおかねえぞ〜!
 というわけで、買って食べてみたら・・・・

 かなり違うタイプの食べ物だった。
 焼売のような、春巻きのうような感じ。
 とても美味しいのだが、具がちょっとすくない感じ。
 200円なら、もうちょっと入れてほしいな。

 

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 柳川に到着。
 一番、きれいな船を所有している柳川観光開発の舟に乗る。
 乗り合い舟なので、大学生のグループや外国人観光客と一緒。

 一番前を陣取れたのはいいのだが、後ろに学生さんたちのおしゃべりで、
 船頭さんの話が聞えず…‥…大学生にも、この舟下りはまだ早いのだなあと思う。

 

 

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 風情を感じる水路を進む。
 これがやってみたかったのだ。
 北海道でもこういうことができないかと、ずっと思ってきたのだ。

 自然が残る部分と、街の良さ・・・・その融合を舟から見る。
 こういう観光がいいなあと。

 

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 すれ違う舟には、年配の方々ばかり。
 若い子が乗っている我が舟をひたすらうらやましがる。

 そうか、船頭さんとオレだけか、おっさんは。(笑)

 

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 3月ということで、あちこちにお雛様が飾られている。
 舟で嫁入りすることもあるこの地。

 雨がふってきて、ちょっと寒いけれど、なんなって氷点下の北海道から行ったので、
 なーんてことはない。

 小雨降るなか、桜の花に見守られながら、日本だなあ・・・幸せだなあと思うのであった。



 まだ柳川は続きます!

2013/03/29 13:45



千石涼太郎

Profile

[ 名前 ]
千石涼太郎

[ 得意ジャンル ]
旅行

[ 職業 ]
作家・エッセイスト

[ 自己紹介 ]
児童書の編集、アウトドア雑誌の編集長等を経て、地方文化や県民性を盛り込んだ紀行文やエッセイ等の執筆活動へ。人生相談や自己啓発、地域振興や教育の分野での活動にも邁進中。いまの悩みは4年前に愛する故郷・北海道にUターンしたことで「北海道に帰る楽しみ」がなくなったこと。小樽ふれあい観光大使のほか、最近はジンギスカン博士としても各地域で活躍中。「やっぱり北海道だべさ!!リターンズ」など著書多数。
執筆、講演のご依頼は、こちらからお願いします。


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