千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
- 2013/03/27
- 長崎 大浦天主堂〜グラバー園
聖学院高校時代の修学旅行で来た長崎。
カトリックはハードにお金をかけるなあと思いつつも、美しさに魅せられた記憶がある。
日本で最初に殉教した日本二十六聖人に捧げられた教会堂は、日本最古の現存するキリスト教建築物なのだ。
そんな協会付近らしく、周囲にはいろんな発祥の地の石碑が建っていた。
「北海道はじめて物語」を昨年書いたけれど、長崎と横浜にはかなわんなあ。
なんと、グラバー園に上るためにエスカレータが故障中!
おお、神よ!(笑)
せっせと登るわたくし。
大好物の洋風木造建築に、うっとり。
高校時代も見たのだが、感じ方がまったく違う。
歴史遺産を見るには、やはりある程度の知識や人生経験、見識がないと、猫に小判なのだ。
ある建物のなかにあったイスには、悪ガキたちが書き残していった落書きがたくさん。
情けないから、腹立たしいやら。
学校を回って、教育したくなった。
昔風の衣装を貸し出していて、若者たちが着飾って写真を撮っていた。
楽しそうだ。
しかし、痩せた女の子はそういうことはせず、ふっくら(いい表現だ)した女の子ばかりが、
衣装をレンタルしていた。
コスプレは変身願望に表れ・・・ということなのだ。
満席で、いくはずだったちゃんぽん発祥の店で食べられず。
ちゃんぽんが好物というわけではないのだが、ちょっと残念。
気を取り直して、市電に乗って、眼鏡橋だ!
2013/03/27 10:18