千石涼太郎の「道人紀行」
人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。
- 2012/07/27[この記事のエリア] 札幌
- タタキ三昧 カツオ&イワシ
北海道では馴染が薄いが、四国九州はもちろん、関東や南東北でもカツオのタタキは、
かなりメジャーである。
海の幸の宝庫・北海道を離れ、寒流の美味しい魚と離れ離れになった私は、
東京近郊で出回っている寒流のまずい魚を食べる気がしなくなり、
もっぱら暖流系の魚に狙いを定めていたせいか、
カツオを贔屓にしていた。
なかでもカツオのタタキが好きで、土佐風、薩摩風など、
気分によって食べ分けていた。
土佐づくりというのは、アサツキ(青ネギ)やミョウガ、大葉などを薬味にしたタタキで、
薩摩風というのは、アサツキではなく、タマネギスライスを薬味にしたもの。
どちらも、お好みでニンニクやショウガを加える。
私はどちらも好きなのだが、今回は、荒く切った長ネギ+ニンニクにしてみた。
もう一品は、イワシのタタキ。
3匹で180円というリーズナブルだったので、小さくてさばくのが面倒だけれど、
迷うことなく「これは叩いてナンボじゃ!」とあいなった。
カツオより、数段うまし!^_^
窓際菜園の大葉もいい香りなり。
2012/07/27 11:05札幌