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千石涼太郎の「道人紀行」

人生は長い旅。旅の途中で出会った人、風景、食について感じたままに語ります。



2012年3月


2012/03/16[この記事のエリア] 札幌
母の日はピエール!

 徳光珈琲マルシェ・ド・ピエールがコラボする!
 という情報が、我が事務所の秘密情報部員(誰?)から、我が事務所にもたらされた。
 さらに焼菓子のお店dropje(ドロッピェ)ともコラボだとか!
 驚くことにピエールのドライフルーツを使った試作品と思われるドロッピェのクッキーが我が手元に!!


 事情通の情報によれば、徳光珈琲では「母の日ギフト」として、
 珈琲、ピエールのドライフルーツ、ドロッピエの御菓子のセットの予約を受付中。
 我が家はすでに予約済。 

 ピエールの仲間たち!! 確かに伝えましたよ〜!
 

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2012/03/16 10:00札幌コメント(2)


2012/03/11[この記事のエリア] 網走・紋別・北見・知床
HACで行く冬の釧路・阿寒・オホーツク その三

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 阿寒湖荘で朝食をとった我々は、さらに北上。
 網走でまた2班に別れ、我々狩猟民族チームは、
 ワカサギをゲットするために、網走湖へ向かった。

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 網走湖に着くと、outdoor service doko-ico田中聡志さんが満面の笑み迎えてくれた。
 彼は元教員のアウトドアガイド。
 facebookで以前から友達になっていたので、初対面とは思えないのだ。
「爆釣させます!」という約束を果たしてもらおうじゃないの!
 オレは風来坊釣師なんだから。(笑)

 

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「全然釣れなかったら、あとの予定を吹っ飛ばして、オレはここに残るからね!と、
 宣言していたのだが、一投目からしっかり当たりがくる。
 一投目って言葉は似合わないか。
 
 一匹かかってあげるのは素人。二、三匹かかるのを待ってあげるんだよ。
 などといって、二、三匹で上げていたら、A嬢が写真を撮っている間に放置してあった竿に、
 六匹かけてしまった。
 アハハハハ・・・全掛け。
 田中さんも私も、参りました〜!

 私は足掛け45年も釣りをしてきた(間10年はやってないけど)ので、
 ガイドに餌をつけてもらうなんて考えられないことだけど、
 初心者はガイドさんにつけてもらったほうがいい。
 今回は、一時間半近い間、群が釣り場の下に留まっているという幸運に恵まれたけれど、
 ワカサギは回遊しているので、釣れる時間帯にたくさん釣らないと釣果は望めない。
 素早く餌をつけることは、爆釣の基本なのです。

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 網走の有名書店・フジヤ書店の田中社長から差し入れ!
 うれいしい! なるとの半身揚げを頬張りつつ、太公望は、
 穂先を見つめ、合わせたい気持ちを我慢するのであった。

 

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 別動隊は我々が釣りをしている間、ガラス体験をして、
 そろそろ流氷観光砕氷船 おーろら (オーロラ号ではありません)に乗って、
 流氷を楽しんでいるはず……ということで、我々も接岸している流氷を少しだけ楽しむことにした。

 接岸している流氷の上に乗るのはとても危険なので、真似をしてはいけない。 
 我々は現地のガイドの指導があって、陸地との境目をしっかり見極めて、少しだけ歩いただけなのだ。

 

 昼食はガイドの田中さんお勧めの蕎麦屋「そば切り 温」へ。

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 古材を使った土塀の家は、十年後が楽しみな建物だ。

 

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 蕎麦と魚にはうるさい私、どんな蕎麦か期待と不安が入り混じってまま、もりそばを注文。
 香りのいい、私の好きなタイプの洗練された蕎麦だった。



 つゆは、出汁の味がちゃんとありつつも、出汁がそばの味を消さない程度。
 北海道らしくちょっと甘めだけれど、甘すぎはしない。
 薬味はサラシネギと、山わさび。かなり繊細な仕事をしている。
 接客も上品で、そば湯の出るタイミングもよし。味も店も気に入った。
 ただ、お盆だけは、もうちょっと…。

 


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 スノーシューで農家さんの土地を散歩させていただく。
 澄んでいてひんやりとした空気、そして暖い日差しが気持ち良い。
 良くないのは、私の体重せいで、スノーシューが埋まること。(笑)
 たぶん、ほかのひとより倍、疲れたはず。^^;
 

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網走湖で釣ったワカサギを農家の方に、天ぷらにしていただいた。
シーズン後半ということもあり、なんと子持ちワカサギも数多く混じっている。
こんなに美味しいワカサギははじめて食べたかもしれない。
川エビ(スジエビ)や、とうきびとネギのかき揚げ、いも団子やお新香など、
たくさん振る舞っていただいた。
ご馳走さまでした!

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クリックして動画へ!

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 またまたお腹いっぱいになった我々アクティブチーム三人は、スノーモービル体験へ。
 田中さんと四人でコースをぐるぐる。
 そして、新雪に入ったりもしながら、走りを楽しんだ。
 こりゃあ、楽しい! 癖になりそうだぜ!

 というわけでずっと走りまくりたかったのだが、ここでタイムアップ。
 道の駅でおーろら組と合流して、一路、女満別空港へ。


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 飛行機に乗って少したつと、下界に山々が見えてくる。
 旭岳!? と思ったら、シートベルトのサイン…もうちょっと前の席だったらなあ…。
 残念! でも、夕日がとても美しく、快適空の旅だった。 

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 丘珠空港からはバスで栄町へ。
 札幌駅までは東豊線、そしてバスで帰宅。
 疲れはあるけれど、丸2日、しっかり楽しめる旅であった。
 

2012/03/11 23:21網走・紋別・北見・知床コメント(2)


2012/03/11[この記事のエリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
HACで行く冬の釧路・阿寒・オホーツク その二

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 塘路を出発した我々探検隊(いつ探検隊になったのだ?)は、R391(摩周国道)を北上。
 阿寒を目指すわけだが、途中、車内で私が「南蛮酊のザンタレ」の話をしていたら、
 「寄ります?」と、林さんが言ってくれたので、「行く! 行く!」ということになり、
 テイクアウトして、ザンタレをみんなでシェア。
 以前から行きたかったザンタレ発祥の店なので、感激!
 900円でこのボリュームはたまりません。


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 ザンタレを堪能した我々取材班(どこで探検隊をやめたんだ?)は、さらに北上。
 阿寒湖畔の宿、ホテル阿寒湖荘に、チェックイン!

R0014536.JPG  ウエルカムスイーツ。牛乳プリン! 

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 荷物の多い人は台車に荷物を積んで部屋まで運んでもらいつつ、部屋を案内される。
 湖畔を散歩する人、マッサージに行く人、部屋でおしゃべりする人……がいるのだが、
 私は、やっとPHSがつながったので、メールチェックしたり、メールを書いたりしつつ、
 しばしのんびりと過ごした。

 玄関には貸し出しようと思われるストック、雨がふったときに貸し出すのだろう傘が置かれ、
 部屋にある一般的な浴衣の他に、レンタルのおしゃれな浴衣があったり、
 アイヌ文様が入った防寒着を用意するなど、なかなか気が利いている。
 建物も立派で接客も悪くないホテルなのだが、ロビーでも無線LANがないのが実に残念。

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 ものすごくボリュームがあるわけではないのだが、たくさん食べてきた我々には、
 ちょっと重い夕食。
 カニを食べているうちに無言となるが、ちょっとアルコールを飲んで調子が戻る。
 メニューにあったワインがことごとくなかったのが残念だったけれど、
 そのおかげで、久しぶりに朝の目覚めがよかったので、よしとしよう!

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 夕食後は氷上フェスティバル(最終日)の花火を見に、湖上へ繰り出した。
 ワカサギや甘酒も売っていたけれど、ワカサギは塘路でいただき‥…私は、さらに、
 翌朝、網走湖で釣って食べることになっていたので、ここはパスである。
 

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 冬に見る花火もいいものだな。
 北海道らしくて…‥…と思いつつ、花火が上げられて、たくさんの人が泊まっている…
 こんなに風がないなら……そうだ、阿寒ならスカイランタンだってあげられそうだ!!と、
 ひとり思うのであった。

 

2012/03/11 23:10釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室


2012/03/10[この記事のエリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
HACで行く冬の釧路・阿寒・オホーツク その一

R0014339.JPGのサムネール画像

 函館ツアーでHACを使った旅のよさに目覚めたわたくし、
 またまたモニターツアーに参加させていただいた。
 前回とはちょっと面子が変わったけれど、男女七人冬物語である。
 地下鉄東豊線栄町駅前のバス停から、7:30発のバス(北都交通)に乗って、丘珠空港へ。

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 8:25発の釧路行きHC561に乗り込む。天気もいいし、揺れもない。
9A席(1人掛けの窓側)だったので、地上を眺めながらゆっくり空の旅‥…
いや、わずか45分くらいで釧路空港に着いてしまうのであった。
これが飛行機の素晴らしいところ。一日を有効に使えるのだ。

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 週末はビジネスユースが少ないこともあり、HACは「週末7」なるキャンペーンをやっている。

 丘珠〜函館 土・日・祝7500円、平日8500円     
 丘珠〜釧路、女満別 土・日・祝9000円、平日1万円 
 丘珠〜利尻 土・日・祝1万1500円 平日1万円 (利尻線は6月搭乗分のみ対象)


 HACはLCCなのか?(笑)  
 この旅の様子を見てもらえたらわかるけれど、HACで朝飛ぶと1泊2日でも2泊したように遊べる。
 なんたって釧路まで50分もあればついちゃうんだから。
 たんちょう釧路空港ではタンチョウが待っていた。
 スケジュールの都合で使う暇がなかったけど、空港では噂のワイファインもつながるようだ。
 早くフリースポットも設置してほしいな。

 

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 釧路空港からはジャンボタクシーで北上! 塘路湖へ。
 ここレイクサイドとうろで、アクティブでありつつ、のんびりと過ごすのだ。
 まずは犬ぞり! これがやってみたかったのだ。
 ごめんね、重くて!(笑)
 でも、とっても楽しかったよ、クロ!(花ちゃん命名)  
 ボーダーコリーで三頭引きなら大丈夫かも!?と思うのであった。 

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 その後、スノーシューで塘路湖の周辺を散策。
 女性ふたりと一緒だったので、過酷なルートは選ばず、のんびりと。気持ちよし! 
 無邪気にポーズを撮って記念写真なのだ。
 

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 昼は、和商市場に繰り出しSLに乗った別働隊と合流。
 列車の到着が遅れたので、のんびりと待っている間に、ワカサギのいかだ焼きやピリ辛の佃煮をいただいた。
 うまし! そしてビールがほしい! いかだ焼きには、福司がほしいぜよ~!  
 塘路の夜明けじゃきに〜!

 勝手丼チームが合流後、ダッチオーブンランチ。
 苦手なものも入ってたけど、イモの鶏もベーコンもうまいぜよ。 

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 ご飯のあとは待望のカヌー! 
 天気がよかったので、思ったより寒くない。
 釧路川の支流のひとつアレキナイ川を行くのだ。
 まずは、簡単なレクチャーを受けて出発!
 気分は野田知佑というよりは、鮎川魚紳。(わかる人だけわかってくれたらいいです 笑)

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 この時期は水の透明度が高い。水中の藻が手に取るように見える。
 みなさん、エゾシカを眺めていたけれど、実は淵を眺めておりました。
 イトウが見えないかなあ‥…と。
 釣りキチ三平のような少年期を送ったわたくしですから。 

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 今回、ご案内いただいたレイクサイドとうろの土佐さん親子。
 地道な自然保護運動を展開していらっしゃるお父様と、
 その背中を見ながら成長を続ける息子さん。
 素晴らしい方々に出会えた1日だった。

 

2012/03/10 23:00釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室コメント(2)



千石涼太郎

Profile

[ 名前 ]
千石涼太郎

[ 得意ジャンル ]
旅行

[ 職業 ]
作家・エッセイスト

[ 自己紹介 ]
児童書の編集、アウトドア雑誌の編集長等を経て、地方文化や県民性を盛り込んだ紀行文やエッセイ等の執筆活動へ。人生相談や自己啓発、地域振興や教育の分野での活動にも邁進中。いまの悩みは4年前に愛する故郷・北海道にUターンしたことで「北海道に帰る楽しみ」がなくなったこと。小樽ふれあい観光大使のほか、最近はジンギスカン博士としても各地域で活躍中。「やっぱり北海道だべさ!!リターンズ」など著書多数。
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