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「農」と言える北海道

「農」を中心に、道産食材、グルメ、グリーンツーリズム等の情報を発信。



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2012/05/04[この記事のエリア] 小樽・キロロ・積丹
籾まき終了。苗が芽を出し、育ち始めました!
532枚のパレットに床土を用意し、籾まき開始!
paletto.jpgのサムネール画像先回お伝えしました通り、今年は(私としては)初めてのお米づくりに挑戦いたします。
ということで、珍しく予告通りに苗づくりの様子をご紹介しましょう(農家によって持っている機械・設備が違いますので、うちのやり方が標準ではありません)。
 
momimaki1.jpgのサムネール画像写真の順番にご説明いたしますと、
まず、籾をまくための床土の用意です。うちの場合は、すべて手作業で532枚のパレットに土を入れて用意しておきます。この時に扱う土の量は約1500キログラム。
作業時間は、一人でやると2日間ほどです。
 さて、床土が用意できると、いよいよ籾まきになります。事前momimaki2.jpgのサムネール画像に準備しておいた籾と、籾をまいた後に上に掛ける土を用意して籾まき開始。パレットを籾まき用の機械にセットすると、流れ作業で、籾がまかれ、水が掛けられ、土が掛かり、1枚のパレットの籾まきが終了します。532枚すべてのパレットが終了するまで、順調に行けばおよそ2時間半。今年は順調でした(感謝!)。
momimaki3.jpgのサムネール画像なお、籾まきにはどうしても人手が必要なので、助っ人を依頼。保育所時代(幼稚園じゃないのが渋いでしょ!)からの友人にも手伝ってもらいました。今年になって約30年ぶりに再会して助っ人を依頼したのですが、昔から親分肌のいい奴で、助っ人を快諾してくれました。本当にありがたかったです。
 
籾まきから3日後に出芽し、現在生育中です!
house.jpgさて、籾まきが終了すると、今度は532枚のパレットを育苗用のビニールハウスに並べていく作業が始まります。作業でいうと、苗づくりに関してはこの作業が最も体力的に辛いです(難しいということでは、この後の温度管理、水分管理があります)。
1枚1枚手作業でビニールハウス内に並べていくのですが、そhatsuga.jpgの度にスクワットをしている状態になります。しかも前屈みになりながら膝を曲げ、さらには手にパレットという、腰、太もも、腕に負荷が加わる、とても良いトレーニングです。出来ることなら、空手の道場生に稽古だと言ってやらせたい作業です(ゴメン)。しかも今年は好天に恵まれ、ビニールハウス内の温度は急上昇。汗が噴き出して止まりませんでしたし、もちろseiiku.jpgん翌朝は筋肉痛との闘いでした。
こうして並べ終えたパレットからは約3日ほどで、写真のように芽が出ます。その下の写真はそれからさらに3日後の状態。現在まで順調に生育しています。
今年の田植えの予定は5月末。ここから田植えまで、温度と水をしっかり管理して育てていくことになります。
 
seiiku2.jpg■ゆる~い次回予告■
次回は、苗の成長の様子とともに、いよいよ田植えの状況をお伝えできると思います。お米づくりの一大イベント・田植え。がんばらなくっちゃ!(古っ)
 

2012/05/04 16:31小樽・キロロ・積丹コメント(0)


2012/04/17[この記事のエリア] 小樽・キロロ・積丹
雪が解けて農作業も本番。今年はお米も作ります!
ようやく畑の雪もなくなりました!
0407hatake.jpg0410hatake.jpg0417hatake.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
4月に入っても寒い日が続き、なかなか雪が解けないどころか、4月7日には左上の写真のように雪が降り積もり、積雪が増すといった状況が続いた今年でしたが、その後の好天と気温の上昇により、雪解けが進み、ようやく畑の雪も消えました。
写真中が4月10日、写真右が4月17日ですから、解け始めると本当に早いのがわかります。ということで、いよいよ農作業も本番。まずは昨年同様、ぶどうの枝上げを始めています。これは長丁場の作業で、終了予定は5月初旬。1本1本、地道な作業が続いていきます。
 
今年はお米を作ります! 
0412house.jpgそんな中、昨年とは違うのは、今年はお米を作るということ。ぶどうの枝上げの作業の間に、田植えまでの準備を進めています。
そのひとつが、苗床の準備。写真の場所が苗床になります(ビニールを掛ける前なので、パイプしかありませんが、雪も解けたので、もう間もなくビニールハウスになります)。
現在、籾は浸種(水に浸けている)の最中(地味な絵なので写真はありません)。この後、芽だしして、4月27日に籾まき(播種)をする予定となっています。
 
農作業用のメガネも作りました! 
megane.jpgもうひとつ、昨年と違うのは、今年は農作業用のメガネを用意したということ。近くが見えづらくなってきたので、農作業用に初の遠近両用をと考えて、近くの富士メガネさんへ。するとどうでしょう、結果的に作ったメガネは、「近・近」のメガネ(写真のメガネがそうなのですが、お見苦しい顔なので小さく掲載しました)。
境目のないレンズで、下側で手元が、上側で手を伸ばした先くらいがクリアに見えるようになっています。
実は、お店に行って相談するまではそんな「近・近」なんてメガネがあることを知りませんでしたが、相談しているうちに、ぶどうの作業は手作業が多く、手が届く範囲がクリアに見えることが大事なんだと自覚。おすすめに従い新調いたしました。
いやー、何事もプロに相談するのがいいですね。とても快適です(ちなみに、車の運転やゴルフなどにはこれまでのメガネを使用しています)。
 
■ゆる~い次回予告■
今年は、お米づくりを中心にお伝えしたいと考えております。次回は、苗作りの様子をご紹介する予定です。

2012/04/17 11:20小樽・キロロ・積丹コメント(0)


2012/03/09[この記事のエリア] 小樽・キロロ・積丹
「農家の息子」から「農家」になりました!
農業後継者として新規就農しました。
「え? 去年から農家してるんじゃなかったの?」という疑問の声が聞こえてきそうですが、正式には、今年から農業後継者として新規就農になります。
実は、農家の息子だからといって、「明日から農家になる」というだけで簡単に農地を受け継げるわけではありません。農地は、耕作を目的として所有権を移転したり、使用するための権利を設定したりする際には農地法第3条の許可が必要なのです。
というわけで、私も昨年から実家に単身赴任して農作業を行ってはいましたが、使用貸借による権利の許可を得て、今年、晴れて農業者の一人になることができたということなのです。
これまで、「余市の農家の息子なんです」と自己紹介していましたが、これからは「余市の農家です」と自己紹介させていただきます。
 
雪解けも進み、農作業シーズンももうすぐです。
haruno.jpgさて、この冬、そんな風に「農家」になるための手続きなどを行っていましたが、気づけば畑の雪も解け始め、春が近づいているのが目に見えるようになってきました。
そこで、下の写真のように、畑の一部に融雪剤を撒きました(写真中央の少し黒っぽくなっている部分です)。
ちなみに、融雪剤は名前に「薬剤」の「剤」の文字が付いているので、農薬の一種と思っている方が居るかもしれませんが、実は融雪剤はyuusetsuzai.jpg灰。私が撒いた融雪剤も「クミアイ アッシュ」という商品名のとおり、アッシュ=灰です。
風向き・風の強さに注意しながら撒くのですが、そこはなかなか思うようにはいかないもので、どうしても灰にまみれることに。この作業終了後は、車で5分の温泉に行き、きれいに流してきました。
 
 
■ちょっと長いPS■
今年もオリジナルバースデーケーキで誕生日をお祝い
bcake.jpgそして、そんな春を感じ始める3月は私の誕生月でもあります。
第一回目のブログでもご紹介したとおり、実は毎年、「カフェ ジリオ」さんで作っていただくオリジナルバースデーケーキでお祝いしております。
今年のオーダーは「ナッツを使ったケーキ」。秋の豊かな実りを願ってナッツをとお願いしたのですが、中が6層のとっても美味しいケーキを作っていただきました。
 
<お店の情報>
カフェ ジリオ(Cafe GIGLIO)
札幌市中央区宮の森2条7丁目3-26
電話&FAX:011-616-2606
営業時間:10:00〜18:00 定休日:毎週日曜日
ホームページ:http://www.cafe-giglio.com/
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2012/03/09 18:34小樽・キロロ・積丹コメント(0)


2012/02/02[この記事のエリア] 小樽・キロロ・積丹
冬、ぶどうの樹は雪の中で眠っています。
 雪の降る、寒い日が続きますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか?
 この時期の農家のメイン業務は、雪かきですsnow。私もご多分に漏れず、家の周り、納屋、車庫周りなどなど、時には2時間以上、時には日に2回の除雪をしたりしておりました。
 
 yukinohatake.jpgさて、そんな時、ぶどう畑はどうなっているのかといいますと、写真の通り、一面の雪に覆われています。そして、下の写真の通り、ぶどうの樹は雪の中にあります。実はこれ、ぶどうの凍害を防ぐためにしていること。最低気温がマイナス10度を下回る北海道では、剥き出しのままで樹をぶどう棚に付けておくと、品種によっては芽が出ず、実を結ばなくなるという凍害の恐れがあるのです。
 yukinonaka.jpgのサムネール画像そのため、前回ご紹介した枝切り(選定)が終わると、デラウエアやバッファローといった品種は、枝を棚から外し、根雪になり始めた雪の上にそっと下ろします。雪の中は外気と比べて暖かく、温度の変化の少ないので、ぶどうの樹は雪の布団に覆われて冬を越すという訳です。
 
 
 
 そして今回は、ドライブやスキー帰りに上の写真のような畑の雪景色を見たあとにオススメのお土産をご紹介!
 strait.jpgそれは、JA余市の「りんごのほっぺ」です。余市産りんごappleをそのまま搾った100%ストレートジジュースです(濃縮還元ジュースではありません)。
 ちなみに我が家でも、数年前までりんごの栽培をしておりましたので、おそらく原料を供給していたと思われますが、正直、とても美味しいです。手前味噌では(恐らく)無いと思われます。
 この「りんごのほっぺ」は、スーパーやデパートの食品売場でも売っていますので、きっとご覧になったり、実際variety.jpgに飲まれた方もいらっしゃることでしょう。
しかし、「りんごのほっぺ」に、限定生産の「りんごのほっぺ・バラエティセット」というのがあるのをご存知でしたか?(ちなみに、ハックナインという品種のみを使用した限定生産のジュースもあります)
写真上が「りんごのほっぺ・ストレート100%」で、下がバラエティセットです。
バラエティセットは、つがる、あかね、王林、レッドゴールド、ジョナゴールドの5品種を詰め合わせたセット。品種によって異なる美味しさが味わえます。飲み比べもとても楽しいです。
ぜひ、余市方面に来られたら、お土産として購入し、その美味しさを楽しんでみてください。もちろん、贈り物にもオススメです。
なお、しばらく余市方面に来る機会は無いけど、飲んでみたいという方は下記の連絡先かホームページからどうぞ!
 
<お店の情報>
JAよいち・余市町農業共同組合
 
住所:余市郡余市町黒川町5丁目22番地
電話:0135-23-3121(代)
フリーダイヤル:0120-167-262
ホームページ:http://www.ja-yoichi.or.jp/
 
■相変わらずのゆる~い次回予告■
いよいよ農閑期も終わりに近づきつつあるこの頃。久しぶりにどこかに美味しいものを食べに行ったご報告をしたいと考えています。
 

2012/02/02 14:57小樽・キロロ・積丹コメント(0)


2011/11/30[この記事のエリア] 小樽・キロロ・積丹
ブドウが美味しく実るまで~枝切り(剪定)~
「枝切り(剪定)」は来年の実りを左右する大切な作業です
 
子どもの頃、友達によく聞かれました。
「農家って、冬は何してるの?」
もう少し大きくなると、友達によく言われました。
「農家って、冬はお休みでしょ。いいよね」
そのたびに私が、農家の冬の仕事として答えていたのが、今回取り上げる「枝切り(剪定)」です。当時は、家にリンゴ畑もありましたので、本格的に雪が積もる前にブドウの枝切り、雪が積もってからリンゴの枝切りをしていました(リンゴの木は高いので、枝を切るには、雪が積もってからの方が良かったのです)
 
minori.JPGさて、この「枝切り」。今年の農作業の締めくくりであるとともに、ブドウが美味しく実るまでの始まりの作業でもあります。来年の実りを左右する大切な作業なのです。
そして、正直、難しい作業でもあります。
左の3枚の写真を見ていただければと思いますが、一番上はブドウが実っていた時の様子です。ブドウの房や葉っぱがいっぱいにあるので、あまり枝は見えません。
真ん中の写真は、収穫も終わり、葉っぱも落ちて、枝がはっきりと見えている状態です(上の写真と同じ園地内ですedakirimae.JPGが、場所は少し違います)。普通、こんな時期にブドウ畑を訪れる人はほとんどいないでしょうから、見る機会はほとんど無いと思いますが、ご覧のように、かなり枝が入り組んでいます。
さらにその下は、真ん中の写真の枝の剪定を終えた状態です。かなり、きれいさっぱりと枝が無くなっているのがお分かりになると思います。
実は、ブドウの枝切りでは、およそ7割の枝を切り落とします。
edakirigo.JPGそれだけに、「どの枝を残して、どの枝を切るか」を判断するのには、かなり経験がモノをいいます。私としては、親父の後にくっついて、何とか少しでも理解し、自分でも作業が出来るようにと努めてはいるのですが、う~んと唸るばかり。残念ながら、予想通り、前途はかなり多難です。う~ん。
 
 
 
ちなみに、切った枝は、集めて畑の中で燃やします。この時期、まわりのブドウ畑のあちこちで煙が上がっています。

2011/11/30 22:17小樽・キロロ・積丹コメント(0)



水尻 宏明

Profile

[ 名前 ]
水尻 宏明

[ 得意ジャンル ]
農と食

[ 職業 ]
農業 ときどき ライター

[ 自己紹介 ]
北海道の専業農家の息子として生まれるも、大学卒業後、東京で会社員に。東京⇒名古屋⇒札幌⇒東京⇒札幌と転勤で渡り歩き、北海道の観光情報誌副編集長を最後に、42歳で早期定年退職。フリーのクリエイティブディレクターとして独立する。会社員時代を含め、教育、人材採用、医療・福祉、観光など、様々な分野の企画・編集・広報の仕事に携わってきたが、生来の天邪鬼気質は押さえきれず、2011年4月1日に実家へ戻り、「農業 ときどき ライター」に転職。
今年1月に農商工連携コーディネータが集まって立ち上げた「北海道農商工連携倶楽部」には発起人の一人として参加。“大人の遊び”として「エゾシカを美味しく楽しむ夕べ」「調理と食材に関する勉強会」等を企画・開催している。
北海道フードマイスター・農商工連携コーディネータ・空手指導員(3段)


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