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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2014/04/01[この記事のエリア] 大沼・鹿部・松前・江差
檜山づくし弁当、試食!
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 01掛け紙.JPG
 
先日、檜山振興局の招きにより
檜山づくし弁当 創作事業 成果報告会
という事業で
試食をしてきました。
 
この弁当は、北海道新幹線開業に向け、
檜山管内の食材を知ってもらい、地域のPRができるような
商品づくりを目指しています。
 
民間の助言者や振興局の関係職員が主体となり
ヒバの葉と管内7町の食材を活用して、
檜山の知名度アップをはかることを目的としています。
 
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会場のホテルには、新幹線開業までのボードが!
 02新幹線.JPG
 

振興局のご挨拶
03事業.JPG
 
 
上ノ国町 宮寿司
贅沢づくしの海鮮弁当  売価予定1500円
04宮寿司.JPG
 
地元ベニズワイガニのさっぱり酢飯
05かにご飯.JPG
 

マイタケとやわらかく煮たアワビのご飯
06アワビ飯.JPG

副菜は、
季節の魚のザンギ風、カニ入り厚焼き玉子、
いもサラダの磯部巻き、ノリの佃煮、ホッケのつみれ揚げの5品
 

江差町 津花館の
寒海苔ご飯の和風弁当  売価予定1500円
07津花館.JPG
 

天然ノリとご飯
08天然ノリ.JPG

 写真を見るだけでもだ液があふれてきます。
 今時期までにとった天然の岩のりでつくります。
 

マイタケご飯
09まいたけご飯.JPG

副菜
は、
季節の魚(サクラマス)の味噌漬焼き、地元ポークの竜田揚げ、
アワビやわらか煮、チーズ入りポテトコロッケ、ウニ入り玉子焼き、
ホッケのすり身揚げ、天ぷらなど、8品です。
 
 
いずれも、出しの利いたせん細な味つけで、
料亭弁当のような、すばらしいできの試作品でした。
 

もう1品は、おなかがいっぱいで食べられませんでしたが、

厚沢部町 彩風塘の
厳選素材の本格中華弁当  売価予定1200円
10中華.JPG

寒ノリをちらしたサケご飯

副菜は、
カニとアスパラの卵焼きチリソースがけ、ポークとポテトのピリ辛いため、
季節の魚料理、メークインの春巻き、マイタケの天ぷらなど、6品です。
 
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この弁当にヒバの葉(のしおり)を添えて販売するのだそうです。
12ヒノキ.JPG
 
 
おもな食材は、檜山管内産で、
お品書きには、ずらりと町名が並んでいます。

販売価格が1500円などとありますが、
材料だけでそのくらいになっているようです。

もし、委託製造し札幌駅などで販売してもらうと、
3千円を超える
高級弁当の材料ばかりでした。
 
講評の際、
参加した地元住民に手を挙げてもらうと、3千円はおろか、
1箱千円でなら、買って食べたいという人がほとんど!

日頃から、よい食材に恵まれている
のだと、
うらやましく感じました。
檜山のみなさんが口にしている食べ物は、
都会では何倍もの値段で食べられているのです!
 
 
今後は、季節ごとに、単品に仕立てるといいかもしれません。

各種ご飯に副菜を3~5品加え、
幕の内ではない、檜山~ご飯+おかず
のような販売方法で、
おおいにアピールできると思います。

函館駅や札幌駅
などでも販売できれば、
購入者が、一度食べたら檜山に行きたくなるように、
地元の熱意も伝えてゆきたいですね。
 
 
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最後に、函館空港の空弁でとても人気がある
上ノ国町・宮寿司の宮上忠雄さん
と記念撮影
13宮上様.JPG

寿司カウンターのある料理宿を経営されています。


お寿司付きの料理宿に泊まるのも楽しいですよ。
 
ご案内は、コチラ
 
では、次回、江差町の飲食店を紹介いたします。

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2014/04/01 13:49大沼・鹿部・松前・江差



シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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