シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
- 2013/03/24[この記事のエリア] 帯広・十勝
- 十勝の小学生と討論会
場所は、十勝の清水町立清水小学校。
3月22日、
卒業記念食育授業として、
6年生70名に
5時間目の授業を行いました。
じつは、
昨年11月、道教委の派遣で
同校の授業を行った際、
5年生のほとんどが
「箸をちゃんと持てる」ことに感動して、
今回、好意で訪れました。
清水町立清水小学校と校長・石川満先生。
石川校長は、
とても食いしん坊で、特においしいおそばには目がありません。
おのずと児童の食についても目が届き、指導にも熱が入ります。
*箸と鉛筆の持ち方には、共通点があることを教えてくださいました。
授業が始まると、地元食材のスイーツでおもてなししました。
小豆を煮てヨーグルトを混ぜた「清水あずきヨーグルト」です。
栄養教諭の宇都宮さんにつくってもらいました。
材料のあずきコンポート、砂糖、ヨーグルトです。
森田農場の奥さまとお子さんたち(弟さんが顔半分ですみません)
しとやかな甘さと香ばしさが、小豆の風味を引き立ててくれます
(写真がなくて、すみません)
授業の内容は、
◆食育とはどんなことなのか、
◆きちんと授業を受けると生きる力がついて、将来、楽しいことが多くなること、
◆地元の食べものを、よく噛んで、感謝して食べると人生を楽しめるということなどを
話して、たずねて、手を上げてもらって、話し合って、シェフのメッセージを伝えました。
あんこが嫌いな児童が多い中、
このあずきヨーグルトはおいしい!と喜ばれました。
日本が誇れるほどの清水のよい食材を、
大人になっても、忘れないでねと子どもたちにお願いしました。
最後にみんなで写した記念写真
6年生の「ニュース」に記事を載せてくれました。
今回の授業は、
子どものためでもあり、
自分のためのようでもありました。
とういうのは、
子どもたちの
キラキラしたエネルギーを
分けてもらえた
貴重な1時間だったからです。
6年生のみなさん、
卒業おめでとうございます。
校長先生はじめ、教師のみなさん、
年度末のお忙しい中、
ほんとうに
ありがとうございました。
2013/03/24 19:28帯広・十勝