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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2013/01/19[この記事のエリア] 稚内・留萌
宗谷で食品指導会の巻
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 13キタカラ3.JPGのサムネール画像
 
みなさん、このマークは、ご存知ですか?
 
これは、稚内で認定された、よい食品についている
稚内ブランドという
おいしいモノ好きには、必見のブランドです。
 
 
稚内駅のノボリ
02Bブランド.JPG
 
先日、札幌から5時間、JRに乗って、稚内へ行ってきました。
011稚内駅.JPG
 
現地でおいしい昼食を食べたかったのですが、
着いたら、すぐ始まるので、列車内で
持参したおにぎりを食べました。(泣)
01昼食.JPG
 
今回の訪問は、こちらの講師として招かれました。
03A相談会.JPG
03Bシェフ.JPG
 
 
宗谷総合振興局の産業振興部・主催の
「第2回出前総合相談会」 という事業です。
 
食品の新商品開発に指導助言を行いました。
 
今回のテーマは、
 
オオナゴ コウナゴという魚の大きいもの)
04Aオオナゴ.JPG
 
勇知いも (ゆうちいも)というブランド・ポテトです。
04B勇知イモ.JPG
 
まずは、1件目。
ノース工房のいも団子
の相談です。 紹介はこちら
 
05相談1イモ団子.JPG
 
稚内ブランド「勇知いも」の真空包装した手づくりイモ団子が
加熱後に硬くなるとの相談を受けて、硬化しない方法を伝授しました。
後日、試作してくれることになりました。
 
石崎食品販売の魚醤製品
05相談2魚醤ラーメン.JPG
 
オオナゴの魚醤を使って、
袋入り・生ラーメン(スープ付き)やホッケの開きを開発中で、
ラーメンは、パッケージデザインなどを指導。
 
魚醤を使ったホッケの開きは、
フレンチにも活用できる、製品を紹介してもらいました。
 
企業の紹介はこちら
 
 
悠遊ファームのいもプリン
06相談2プリン.JPG
 
勇知いもをプリンの生地で焼き上げたものです。
自らの農園で収穫したブランド・ポテトを農家レストランで提供しています。
 
 06プリン1.JPG06プリン2.JPG
勇知いもの風味を向上させる、調理法をご指導して
再度、試作してもらうことにしました。
 
企業の紹介はこちら
 
キッチンゆうゆうのヨーグルトケーキ
07相談3ヨーグルト.JPG
 
上品なヨーグルト・ムースに季節のフルーツを添えた
購入しやすい価格のスイーツ。
07ヨーグルト.JPG
 
農業者の強みを生かして、将来は、近隣の生乳で
自社製造のヨーグルトをつくりたいと、話します。
販売に当たったては、ゼラチンの配合率などの助言をしました。
 
企業の紹介はこちら
 
 
2日目の1件目。
カタクラフーズのオオナゴ魚醤
魚醤風味のホッケの開きを試食しました。
 
081相談4魚醤.JPG
 
活用が広がっているオオナゴの魚醤「おおなご魚醤」
 
稚内駅構内の飲食&地元食品店街「キタカラ」の魚醤コーナー
08魚醤2.JPG
 
前回の相談会で、ラベルの指導をして、すぐに、
手直ししてくれました。
 
「天然うまみ調味液」を「ご当地うまみ調味液」の表記にしました。
08魚醤A.JPG08魚醤B.JPG
 
 
あとりえ華の勇知いも団子
09相談5孝子.JPG
 
勇知地区にある、人気の喫茶店。
店で提供している、いも団子を練るのに
よい調理器具を紹介しました。
 
企業の紹介はこちら
 
 
最後は、
利尻富士町・高橋水産のオオナゴ製品
10相談6高橋.JPG
 
今回は、オオナゴの飯寿司を見せてもらいました。
利尻で獲れる鮮度のよいオオナゴを使い、
日本名水百選の名水「甘露水」の湧水で加工するぜいたくな加工品。
 
素材がよいので、不必要な調味料などを加えないような助言をしました。
 
 
キタカラは、
11キタカラ.JPG
 
稚内を中心に北海道の食品などを販売したり、
食事や軽食がとれる、稚内駅直結の新しい施設です。
 
お客さんは楽しんでいるようですが、従業員は少しおとなしい感じがします。
 
稚内ブランド
02Aブランド.JPG
11キタカラ2.JPG
稚内は、今まで北海道遺産の
稚内港北防波堤ドームや宗谷丘陵の周氷河地形がありましたが、
食べものもぐーんと楽しみが増えてきました。
12北海道遺産.JPG
 
 
ところで、その宗谷の産物をゲットできそうな、
おいしそうなイベントが2月に札幌で開催されます。
 
 
 
  期日 2月9日(土)~2月10日(日) 10:00~17:00予定
 
  場所 サッポロファクトリー アトリウム・ファクトリールーム
 
 
今後も地元食材を活かした
おいしい商品開発に大いに期待しています。 happy01

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2013/01/19 17:13稚内・留萌



シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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