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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2011/03/08
食の先進プロジェクトが勢ぞろい!
 北海道には、たくさんの食品がありますが、
本日、行われた催事では、各地の「開発ほやほや」の新商品がずらりと並びました。happy01
 
RIMG8626.JPG
 
◎催事の主旨                     
 
○この集まり、「2011食クラ・フェスタ」という催事で
  食クラスター連携協議体という団体が主催しました。
○食クラスターの活動は、食に関係する産業が連携して
  「食の総合産業」を確立しようと、昨年から始まっています。
  その推進機関となるのが、「食クラスター連携協議体」です。
 
今回、パーティ+展示発表会のような形式で行われました。
 
◆あいさつをする、高橋はるみ北海道知事。
 01知事.JPG01知事B.JPG
 
◆あいさつをする、札幌グランドホテル総料理長・小泉哲也氏(左)と
   東京から、中国料理のシェフ脇屋氏(中)。       小泉シェフ。
02挨拶.JPG02挨拶B.JPG
 
では、これから、期待のもてる食品を紹介いたします。
 
◎各地のプロジェクトとメイン食材                
 
 
◇胆振「い・ぷりん」
名品の多い、胆振地方で20品のこだわりプリンをマップで紹介しています。
03胆振い・ぷりん.JPG
 
中でも注目は、「うずらプリン」。 新千歳空港をはじめ、東京でも人気が出てきました。 
03うずらプリン.JPG
 
もうひとつは、「炭チョコプリン」 で、炭焼き職人がつくるチョコプリンがけっこういい味でした。 
03C炭チョコプリン.JPG
 
そうそう、以前、指導した、
むかわ町・三倉農園の「かぼちゃプリン」 もマップに掲載されています。(写真なし) 
 
 
◇稚内おおなご
おもに養殖魚のエサとなっていたオオナゴは、
鮮度がよければよい味を持つ、稚内の名産魚です。
地元で少しずつメニュー化されるようになりました。
 
◆今回は、昆布で締めたおおなごを甘酢に漬けています。
 04オオナゴ締め.JPG
 
◆よい油で揚げた、おおなごをひつまぶしにしたもの。    プロジェクト・リーダーの欠畑さん。
 04オオナゴBひつまぶし.JPG04欠畑氏.JPG
  
◇魚醤油
道内に40社ある魚醤油の製造企業ですが、
現在、乳酸菌を活用した、うまみのある魚醤も数種類できているそうです。
 
◇サケ節
サケからつくったカツオ節・風の「サケ節」。
羅臼町の㈱のりとも朝倉商店のサケを使っていますが、
このサケ節は、イノシン酸系ではなく、魚なのに、
昆布などのグルタミン酸系のうまみが多いそうです。
◆サケ節と                           羅臼・朝倉さん。(この写真は以前撮影したものです)
05サケ節.JPG05朝倉さん.JPG
 
◇小果実
今回は、3種類のベリーを加えた甘酒がよい味に仕上がっていました。
◆ハスカップ、アロニア、シーベリー、「萌え」系の包装もかわいいです。
 06小果実B.JPG
06小果実.JPG
 北海道の「食」販路拡大事業
こちらで表彰されたのが、札幌市の新札幌乳業。
江別市・小林牧場の原乳だけで、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどを製造しています。
◆「さわやか牛乳」と                  新札幌乳業・吉田さん。
07牛乳.JPGのサムネール画像07吉田さん.JPGのサムネール画像
 
◎ほかの高級食材                         
 
新得地鶏  
鶏の種類は、北海地鶏Ⅱ。身の弾力が強く噛むと味がにじみ出てきます。
08新得地鶏.JPGのサムネール画像
 
サフォークラム肉
北海道の超高級肉である羊肉。赤身のうまさが響きます。
09ラム肉.JPGのサムネール画像
 
グランドホテル特製デザート
女性客に人気だった、イチゴのベリーヌ
10デザート.JPGのサムネール画像
 
というように、これから、注目されそうな食品が
いっぱい出品されていました。
 
食クラスターは、北海道の食関連産業の発展のために、
ご尽力くださっていますので、みなさんも、ぜひ、応援してください!
お願いいたします。
 
  

2011/03/08 23:19コメント(2)


コメント一覧

byすまいる。

胆振のプリンの取り組みって企業と言う枠を取り払ったいい取り組みですよね^^。
うずらプリンや炭を使ったプリンなど個性のある商品が出て来ると、ついつい魅かれてしまいます。個人的には登別酪農館の牛乳が大好きなのですが、どれも味わってみたいものばかり♪

鮭節も今注目されていますよね。試行錯誤を繰り返しての商品化大変でしたでしょうね〜。

食関連産業、まずは道民がしっかり商品を知ること。そこからどんどん全国に広まって行くと思います。見かけたら是非味わってみたいなと思います。

2011/03/11 09:24

byすまいる。さん ←シェフ貫田

◇お返事遅れてすみません。m(__)m

◇胆振の「い・ぷりん」、おもしろいですよね。
  個性的なものも入っています!

◇羅臼のサケ節は、かなり研究して商品化されました。
  発売は後発ですが、とてもよい味に仕上がっています。

◇新商品のご愛用、お願いいたします。!(^^)!

2011/03/13 16:04




シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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