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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2010/12/09[この記事のエリア] 登別・虎杖浜
登別の本ワサビが札幌で手に入る!
5わさび漬け.JPG
 
100年以上前から、登別市で栽培されている、
本ワサビとその加工品が12/14 まで
札幌地下街で手に入ります。happy01
 
登別温泉にある、
マルフジ藤崎わさび園は、
栽培、加工製造、販売を一貫して行っているお店です。eye
 
こちらの名品は、2年半、大きく育てられた
一本ものの「本わさびで、1本1575円です。up
 
3本ワサビ.JPG3本ワサビB.JPG
 
 
◆とてもよい香りがあって、卸したては、うっとりしてしまうほど。:D
 
そして、代表的な加工製品が、98年の歴史を持つ、
元祖 わさび漬けです。
 
◆お徳用の袋入り                                   小さい包装のものもあります。
1わさび漬けいろいろ.JPG2わさび漬け小分け.JPG
 
酒粕ワサビの茎や根が入っていて、あと味がすっきりしています。note
 
包装は、小さいものから、大きめのギフト用までいろいろ用意されていて、
登別温泉の宿で見かけることもありますね。
 
このわさび漬けのソース(!?)を塗って食べる、
登別ヤキトリ」(豚串、仮称)も開発中ですので、期待してください。
 
このほかにも、25年くらいつくっている
鬼づけという、緑の色が残る、
つぼみや茎、根が入って、調味液に漬けてある製品もあります。
 
いずれも、しっかり辛くて、心地よさがありますnote
 
ふつう、ワサビの辛さは飛んでしまうのですが、
特殊なつくり方で辛みを飛ばさないように注意していると、
     藤崎わさび園 の代表・藤崎信雄さん
(64歳、登別市出身)は、笑顔で話します。happy01
4藤崎さん.JPG 
 
いまだに、「北海道でワサビはできないと40年言われている。」と笑う藤崎さん、
明るくて元気いっぱいなので、全国の百貨店など、催事では、とても人気があります。:)
 
 その ワサビ栽培は、とても手間ひまがかかります。bearing
 
登別温泉のはずれにある畑は、9℃の地下水が大量に流れ出しています。mist
ワサビは、畑作りが大切で、水が流れる傾斜地downwardleft
45㎝の深さにろ過装置のように石や砂を組んで植えるのです。club
 
一本わさび
では、約2年半かけて、育てられていますが、
その栽培は、ふつうの農業より厳しいといいます。wobbly
 
さらに、自社で加工品を製造し、
みずから、販売に出て歩きます。shoe
以前は、登別温泉のお店に行かなければ、
手に入れることができない貴重な製品でした。sign03
 
今回、催事でいらしているので、
ぜひ、道産品の買い支えにご協力ください。notes
 
もちろん、登別温泉にいらしたときは、お店にも立ち寄ってくださいね。note
 
では、催事の紹介です。happy01
 
日程 12月8日(水)~14日(火)
場所 道産食品セレクトショップ きたキッチン
    札幌地下街オーロラタウン 
電話 011-205-2145
 
   ☆こちらには、「貫田シェフ監修のコロッケ」もおいてあります!happy01 

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2010/12/09 16:20登別・虎杖浜コメント(10)


コメント一覧

by函館の牛魔王

北海道で本わさびが採れるとは知りませんでした。
私の家の周りでは、山わさびが採れます。
焼き魚に合わせると絶品です。
特に、きゅーり魚を、わさび醤油で頂きます。
冬になったばかりですが、春が待ち遠しいです。

2010/12/10 14:54

byカブタン

前回に引き続き、札幌での魅力的な催し情報をありがとうございます。
山ワサビ、うんまいですよね~。
きたキッチンにはほんと、北海道じゅうの
美味しいが大集合しているので、
札幌に行ったら必ずチェックしていますよ。

2010/12/11 05:31

by函館の牛魔王さん ←シェフ貫田

◇登別の本ワサビは、まだまだ知られていないですね。
  お店は、製造と農業を行いながらと、たいへんなお仕事です。
◇山ワサビはけっこう楽しまれていますね。
  キュウリウオは、焼き魚にわさび醤油ですか?おいしそう!
  

2010/12/11 18:45

byカブタン ←シェフ貫田

◇こちらは、高級な本ワサビの粕漬けですから、ぜひ、味わってみてください!
◇きたキッチンには、貫田シェフのイラストが入ったコロッケも
  冷凍コーナーで扱っています!!
  私は、JR札幌駅のどさんこプラザによく行きます。

2010/12/11 18:46

byharemi

先日、美瑛の土井商店で美味しい酒粕を手に入れたので
わさび漬けの記事を見てイメージがわいてきました。
今日、パスタにカルボナーラ風に酒粕と練りわさびで
作ったら父ちゃん喜んでいました。
山わさびならうちにもありますよ~
本わさびには負けますね・・・。(^^ゞ

2010/12/11 22:25

byharemiさん ←シェフ貫田

◇酒粕と練りワサビのパスタソースは、おもしろそうですね。
  本ワサビは、高貴な香りと独特の粘りが身上だと思います。

2010/12/12 09:27

byRei

貫田シェフ、その節は大変お世話になりましたー。
現在は店舗、そして通販が忙しくなかなかその後「新メニュー」の見直しが
出来ていない状況ですが。。。もう少し手を加えて、頑張ってみます。

最近、ハッピーオーラ意識しているせいか、ハッピーな事が続いていますよー♪(笑)

2010/12/12 14:42

byReiさん ←シェフ貫田

◇登別では、楽しかったです。
  年末は混雑するので試作は年明けでよろしいです。
  藤崎わさび園のおやじさんにも相談しました。
  1月に室蘭伊達方面に行く予定ですので、寄れるかもしれません。
◇ハーピーオーラは、ツイたことがあったら、すぐ「感謝」してくださいね!

2010/12/12 20:22

by一本松

北海道でわさびを特産にしているまちがあったんですね。
登別やきとりもすごく気になります。

2010/12/13 15:31

by一本松さん ←シェフ貫田

◇返信が遅れてすみませんでした。
◇登別のワサビは、本ワサビなので、いつか味わってください。
  ワサビソースのヤキトリは、難航しています。

2010/12/18 12:06




シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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