シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典
北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記
- 2010/12/08[この記事のエリア] 札幌
- 稚内の名画家が札幌で感動の個展!
以前から、アトリエを訪ねていた、稚内市に在住する
画家・高橋英生さん(たかはし・えいせい、稚内市出身、77歳)の
個展が札幌で催されています。
◆案内状を飾った作品「みどりの里」(サイロ)100号F
会名 「高橋英生 上勇知より 2010」
会場 ギャラリー・エッセ
札幌市北区北9条西3丁目9-1ル・ノール北9条1F
会期 12月7日(火)~12日(日)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
高橋英生さんは、稚内では広く親しまれ、
「えいせい・さん」と呼ばれていますので、今回、英生さんと書かせて頂きます。
英生さんは、渡仏経験が豊富で、北海道立近代美術館をはじめ、
北海道銀行本店のショーウィンドウにも作品が展示されました。
◆「みどりの里」(サイロ)の前で、英生さん(左)とシェフ
喫茶室を営んでいることもあり、私も何度か訪ねていました。
孝子さんは、北海道新聞のコラム「朝の食卓」で3年間、執筆されました。
◆奥さま(左)とシェフ
今年の作品は、すばらしい緑色が印象的でした。
ふつう、油絵は、厚く塗ることが多いですが、
英生さんの牧草の緑色は、うるし塗りのように、
うすい絵具を何度も塗り重ねて描く、独自の技法です。
◆目を凝らすと、細かい塗り重ねがびっしりと見えました。
私は、水彩画を描くので、この重ね塗りには、相当、手をかけたことが伝わってきます。
絵具は、エメラルドグリーンを主に3~4色を合わせた、なんとも微妙な緑色ですが、英生さんは、
「色味(いろあじ)で牧草を表現したかった。」
といいます。
また、
「うまい絵は腕で描く、いい絵は心で描く」
というように、 作品を鑑賞して、
心で学習してほしい とおっしゃいます。
◆ほかの作品です。
◆STVどさんこワイドの星沢幸子さんもいらっしゃいました。
◆外にある案内板とその作品がのぞけます。
◆稚内市上勇知のアトリエと、天気が良ければ正面に見える利尻富士。
◆「あとりえ華」で孝子さんが、提供するコーヒーと独特の形のスコーン。
コーヒーもおいしいし、
スコーンは、食器の余白もすばらしいです。
◆稚内といえば、北海道遺産の「稚内港北防波堤ドーム」。
近景と稚内全日空ホテルから見た、夕暮れの北防波堤ドーム
では、お店の情報です。
店名 あとりえ華
住所 稚内市上勇知原野949-3 (稚内市街より車で約20分)
電話 0162-73-2905
営業 4月~11月の10:00~18:00 (冬期間は不定期に営業)
定休 木曜(祝日の場合は営業)
☆稚内観光の前後にぜひ、あとりえ華にもお立ち寄りください。
*冬場はお問い合わせください。
2010/12/08 21:40札幌コメント(3)
わ~い!英生さんだぁ~!
今回の作品の緑に癒されましたぁ~。
私は稚内で拝見しましたが・・・。
なんかね、ただただじ~っと見とれていました。
孝子さんのそば粉のスコーンも
好きです。
でも、ピカイチは『いもトースト(いも団子)』
黒蜜とバターの2種味が楽しめて
にんじんのピクルスがついているの・・・。
シェフは食べましたか?
あれ!大好きです。
全日空ホテルの眺めは最高でしたね~
また行きたくなったです。
2010/12/09 16:53
◇私も稚内でこの作品を見てきました!
この緑色、ほんとうに心が透き通るような癒される感じがしました。
この展覧会では、ひと部屋がほとんど、緑色の作品で
とてもリラックスしてくるようでした。
◇孝子さんのスコーンもいいですよね。
◇いもトーストは、食べていないです。2種類の味でピクルス!?
おもしろそうですね。次回は、それを食べてみます。
◇稚内全日空ホテルは、防波堤ドームの夜景が美しいです。
2010/12/09 19:08
貫田シェフやharemiさんや稚内の知り合い達が、アトリエ華の話を教えてくれるので、ずっと気になっていました。
札幌で個展をやっているなんて、いい情報をありがとうございました!今日か明日、是非、行ってみたいと思います☆
もちろん、稚内に行く機会があれば、そちらも♪
2010/12/11 05:28