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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2010/10/30
モスクワでロシア料理を堪能!
しばらく、更新していなくて、すみませんでした。<(_ _)>sad
 
先日、5泊7日で北海道ブランドのPRに行ってきましたので、
何回かに分けて、モスクワの食 について、お知らせいたします。 
 RIMG5375ストロガノフ.JPG
 ◆写真は、ビーフストロガノフ 
 
1回目は、なんといっても、料理です。restaurant
レストランは、4カ所行き、一人で2軒に行きました。
その1軒はロシア語しか通じないので、wobbly
日本で特訓していった片言のロシア語で注文しました。джб
でも、新しくて若い従業員のいるお店は、英語が少し通じる店もあります。
また、物価が高いので、レストランの金額は高めです。
 
さっそく、味わってきた料理の紹介 です。 happy01happy01happy01
 
<ザクースキー>前菜
肉加工品の盛り合わせ
 ~豚肩肉のロースト、ローストビーフ、豚タンの茹で煮など。
 RIMG5359コールドミート.JPG
 
魚のマリネ は、タコ、大西洋サケ、サバです。 
RIMG5359魚マリネ.JPG
 
サラダ は、いろいろな味つけで前菜としてもすばらしいです。 
RIMG5360サラダ.JPGRIMG5361コールラビ.JPG
RIMG5363サラダ.JPGRIMG5367ポテト.JPG
 
パンは、白いものと黒パンこちらは、具材の入ったピロシキ日本の揚げパンとはちがいます。
RIMG5370パン.JPGRIMG5371ピロシキ.JPG
 
スープ ボルシュ(ボルシチ) 
RIMG5266ボルシチ.JPG
<メインディッシュ>
チキンカツレツ、キエフ風
RIMG5373キエフ風.JPG
肉の中にガーリック・レモンバターが入っています。
 
おなじみのビフストロガノフ
 RIMG5374.JPG
牛肉の薄切りをいためて、野菜入りのデミソースで煮て、サワークリームで仕上げた料理です。
料理人の見習いの頃は、フランス料理だと思っていました。
 
加工品の紹介
肉の加工品、パン、チーズは、とてもおいしくて高級店はもとより、
スーパーでもそこそこの製品がおいてあります。
 
肉加工品 は、塩分はしっかりついていますが、肉の味がよく出ていました。 
RIMG5376加工品.JPG
 
パン は、小麦の味がよく、しっかりとかみ応えのあるパンが多いです。 
黒パン は、ライ麦の酸味と濃厚さが出ていて、毎日食べていました bread
 RIMG5376黒パン.JPG
 
豚肉、鶏肉 は、日本よりずっと硬いのですが、噛んでいると味が出てきておいしかったです。 
 
魚介類 は、日本と違うものもあり、魚屋さんでは楽しめました。 
 RIMG5376魚.JPG
 
サケ は、大西洋産ということで、養殖なのか天然なのか、判別はつきませんでしたが、 
日本で食べる「サーモン」より、色が淡くて脂もきつくなく、
スモークサーモンやおすしには、自然の味でおいしく感じました。fish
RIMG5376サケ.JPGのサムネール画像RIMG5376サーモン.JPGのサムネール画像
 
野菜 は、昔の日本で味わったような濃い野菜があり、 
キュウリのおいしさに感動しました。
RIMG5321ピクルス.JPG
 
牛乳 は、見た感じも日本と違いますが、
ロシアの牛乳は草の味がして穀物の風味がほとんど感じられず、
とてもすっきりした味わいでした taurus
 
全体に、高級店でも廉価品でも、加工品の誠実さが出ているように感じました。
これからロシアに行く人も今まで行っていた人も
加工品の味をかみしめていただくと、そのことがわかると思います。sign01
 
では、次はPR事業の紹介をする予定です!(^O^)Vpunch
 

 

2010/10/30 18:23コメント(4)


コメント一覧

byみっちーdesu!!

シェフ(^.^)おかえり~↑↑!
ビーフストロガノフと言えば,デミソースだけの
味を思い出しますが,サワークリームで仕上げた
らどんな味になるのかしらん(・・?
パン・野菜がおいしそぉー)^o^(
シェフ!!太って帰ってきちゃったとか???
12日にコープさっぽろ農業賞の表彰式に行きます
ので,お会いできるのを楽しみにしてまーすヽ(^o^)丿””

2010/10/30 22:04

byみっちーさま ←シェフ貫田

◇ただいま!なんとか無事に帰りました。
◇ビーフストロガノフは、複雑な味でおいしいです。牛肉もやや硬いですが、酸味とかみ応えが調和してよかったです。
◇パンは感動的でした。麦の味が響くほどです。野菜も種類によって、品種改良され過ぎていない、しっかりとした風味がありますね。
◇期間中しっかり食べましたが、よく歩いたので太りませんでした。
◇11/12はお会いできることを楽しみにしています!(^o^)V

2010/10/30 22:27

byモモンガ

待ってましたー
ロシアの料理は画いていた印象より色どりが良くて驚きです。
全体に味付けが濃そうですが、食材も負けていないくらい個性的なのでしょうか?
魚の写真をもっと見たいです!

2010/10/30 23:28

byモモンガさん ←シェフ貫田

お待たせいたしました!みなさんのブログもしばらく見れませんでした。
ロシア料理は、人気店はフレンチの手法を取り入れて彩りのよいメニューがあります。
コース料理は、味がやや控えめで単品メニューは塩分しっかりです。
食材はしっかりしていますが、お酒を飲む国なので塩分適量なのだと思います。魚料理は、今回あまり食べませんでした。

2010/10/30 23:46




シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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