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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2010年9月


2010/09/04[この記事のエリア] 札幌
速報!札幌大通がアツい、有機農業フェス開催。

気温も上がったsun9月最初の週末、

大通公園で楽しくておいしいイベントが開催されましたhappy01happy01happy01

RIMG3430会場.JPG

 

会名 北海道有機農業フェスティバル

期日 9月4日(土)~5日(日)10:0016:00

会場 札幌大通公園5丁目特設会場

 

これは、有機農業に携わる人たちが

長年、夢に見た大通公園でのイベント開催となりました。punch

以前、有機農業という言葉は一般的ではなく、

料理人の私も有機農業団体の会員となり、20年前から学んできましたが、

「自然食」などとも呼ばれていたのです。despair

 

さて、今回の実行委員には

有機農業を熟知したみなさんがずらりと並び、感慨もひとしおです。happy01weep

 

RIMG3432実行委員会.JPG

写真は、左下が実行委員長の麻田信二さん。

北竜町の黄倉良二さん(右下)や

標津町の本田広一さん(左上)もごいっしょです。

 

まず、行政ブースには、

今年もブレイク必至のお米・ゆめぴりかに縁の深い、

上川農業試験場・場長の菊地治己さんが

来場者にお米の話をされていました。happy01

 

RIMG3436上川菊地氏.JPG

 

秀明自然農法ネットワークでは、

せたな町・秀明ナチュラルファーム北海道の

富樫一仁さんがつくる加工品restaurantが人気です。

 

RIMG3440せたな.JPG

写真は、富樫さん(左)と

道庁農政部・食の安全推進局長の田邊隆久さん。

先月、コープさっぽろ農業賞の現地審査で訪問しました。

 

中でも、自分で種を採って育てた大豆からつくるflair豆腐は、

豆の甘みがよく出ていました。

黒大豆が入ったshine納豆は、

豆本来の甘さとうまみがいつまでも口の中に広がって感動モノです。

 

RIMG3507せたな納豆.JPG

右奥が自家採種した大豆の豆腐、左は白と黒の豆で「パンダ納豆」!?

名前はかわいいけど、味は感動! 

 

sunヨーグルトがとてもおいしい

清水町の あすなろファーミング

 

RIMG3441清水村上氏.JPG

 

放牧乳が原料で、ざらついた食感がないので、社長の村上勇治さんに聞くと、

市販品の15倍くらいのヨーグルト菌が入ってるよ!」とにこにこ話します。

「あすなろ」製だと、食べた次の日にお腹がすっきりした感じがあります。

会場では、ハスカップの飲むヨーグルトをごくごく飲んで歩きました。

 

 

津別町有機農業推進協議会では、

大手メーカーでは初となった、

shine明治オーガニック牛乳」の試飲があります。

 

今日の牛乳を飲んでみると、クローバーの風味と

わずかにコーンの味がしました。

会長の山田照夫さんに聞くと、夏バテした牛が牧草を食べないので、

コーンを与えたということでした(笑)sign02

 

RIMG3444津別.JPG

写真は、山田照夫さん(左)と奥さま

 

ところで、この牛乳をひと口、味見をしたら

隣のブースでコロッケを購入して下さい。説明は、次のブース紹介で!

 

栗山町の北海道三富屋は、「くりやまコロッケ」で人気のお店です。

今回の出品は、津別のグループから調達した、

有機で育てた牛肉を使ったflairコロッケとメンチカツ

社長の三田正広さんが自ら揚げて販売しています。

 

RIMG3447栗山.JPG

 

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コロッケは、すっきりしたあと味、

メンチは肉の味とニンニク風味が力強さを出しており、

オーガニック牛乳を飲みながら食べると、

「津別の牛さん、ありがとう。」という気持ちも湧き上がってくるようです。

 

中富良野有機農業推進協議会

この町は、以前から「有機」に力を入れています。

自分の写真が入ったノボリの前で笑顔を見せるのが、

太田順夫さんです。

 

RIMG3452中富良野.JPG

太田さんには15年ほど前から西洋野菜のチコリを届けてもらいました。

 

じつは、11月20日に中富良野町で教育委員会主催の

親子三代料理教室があります。

講師の私が予定していた「お赤飯カレー」に使う材料を、

太田さんのshine発芽雑穀で作ることに決めました。

太田さん、講習当日もノボリを見たいです!

 

RIMG3451 - コピー.JPG

 

メノビレッジ長沼の「パン工房麦のたね」では、

いくつかのflair天然酵母パンを並べています。breadbreadbread

 

RIMG3459長沼.JPG

それだけでは珍しくないのですが、すべての小麦が自家農園産です。

農薬を使わないで育てた  自家栽培の小麦  を、

場内にある石臼の製粉機で粉にしています。

それを使って荒谷明子さんが、いくつものパンを用意してくれました。

 

RIMG3500長沼パン.JPG

 

ライ麦パンは、オーブンで焼くパンとしては、北海道で一番好きです。

菓子パンも見事で、

味の濃いブルーベリーのプラウツがおすすめ。

シフォンケーキは、麦と卵の味がよく出ていて、

おいし過ぎて言葉が出ません。

食感はシフォンというより、

どっしり系のジェノワーズ(スポンジケーキ)に近いです。

 

小麦粉(パン用・製菓用)も販売されていますが、

小麦の粉というより、ナッツのパウダーのようなよい香りと味があります。

いいお値段ですが、いつもとは別モノの、

小麦の味がするパンが焼きあがると思います。

 

最後に、

北海道有機農業協同組合では

安平町の小路健男さんが、

sun規格外のニンジンを持ってきました。

 

RIMG3461安平町.JPG

 

一本、手に取ると豊かな「土の香り」がします。

このニンジンは、皮をむかずに、タワシでよくこすり、

黒い斑点を包丁でこそげ、皮ごと料理するといいでしょう。

例えば、このニンジンを入れていためてから煮込んだ肉じゃがは、

とびきりの家庭料理となるでしょう。

 

今回の催事は、全部で40軒ほどのブースがあります。

ほかにも、おいしくて楽しい食べものを見つけて下さい。

もし、会場で写真のご本人を見かけたら、ぜひ、声をかけてくださいね。

喜んでくれ、もっとおいしい有機農産物が生まれるかもしれませんよ。(^O^)V 

 

 北海道各地で

農家をきちんとほめて、

さらにおいしい有機農産物を

食べてゆきましょう!     (@^^)/~~~

 

 

追伸

関係者のみなさまも、お疲れさまでした。

たいへんだったと思いますが、夢を実現されて、

道民としてもうれしい限りです。ありがとうございました。<(_ _)>

2010/09/04 19:02札幌コメント(12)



シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
1960年生まれ、札幌市在住。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、個人事務所ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!08年北海道洞爺湖サミットではロシア政府代表団の料理指導を担当。農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーター、北海道教育大学特任教授なども務めています。著書「北の料理人」IとII(晶文社)は10年を越すロングセラー。特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気の品です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「稚内ネオすり身・丼」(稚内市)、「さんまエスカロップ」(根室市)、「ふぐたこ(福多幸)弁当」(初山別村)などの開発にも携わりました!


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