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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2010/05/30[この記事のエリア] 札幌
札幌初のナポリピッツァ店でドラマが!

 

このたび、札幌市に
sun「真のナポリピッツァ協会」の認証店 が誕生しますが、 
その前祝いの食事会でうれしいドラマが始まりました。
 
RIMG2340.JPG
 
5月末の夜、その場所は、
札幌市の南イタリア料理restaurantリストランテ・ダルセーニョ   です。   
RIMG2257外観.JPGのサムネール画像
 RIMG2271看板.JPG
食事会の出席者は、20名ほど。
その中で、元従業員という女性が、5歳になる娘の
virgo朱夏(しゅか)ちゃんを 連れてきていました。 
 
朱夏ちゃんは、おいしいものが大好き。
ものおじせず、カメラを向けると満面の笑みになって、
すぐに大人たちのアイドルとなりました。
 
中でも同協会指導員のガエターノ さんからは、 
お孫さんのようにかわいがられていました。
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いくつかのイタリア語も覚えた、朱夏ちゃん、
ピッツァは特にお気に入りのようで、
ガエターノさんがピッツァの先生だと聞くと、
「おじさんのピッツァが食べてみたい。」 と言い出しました。 
RIMG2309 - コピー - コピー.JPG
 
日本副支部長の渡辺さんがイタリア語に通訳したところ、
RIMG2309Bナベさん.JPG
 
ガエターノさんが、それならOK! というノリで、 
ピッツァ釜に向かったのです。
 
 ガエターノさん、日頃は、
ナポリ近くにあるイスキア島の名店「ダ・ガエターノ」のオーナーです。
指導の仕事で来たので、
日本で自らピッツァをお客様に出すことはありません。
 
今回は特別に、日本のかわいいお嬢さんのために、
特製ピッツァ がつくられることになりました。 
 
厨房に出席者がぞろぞろと集まると、
ガエターノさん、ピッツァ台の前でエプロンをつけました。
手元を見ていると、手際よく、ぱたぱたと生地をこねて広げます。
 
興味しんしんの朱夏ちゃん、始めは離れていましたが、
だんだん、そばまで行って隣で見ていました。
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ピッツァ生地を伸ばすガエターノさん、
RIMG2324 - コピー.JPG
 
切れ目を入れ始めました。
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トマトソースを少しずつ広げてゆきます。
RIMG2327 - コピー 回転.JPG
 
チーズものせます。
RIMG2329 - コピー 回転.JPG
 
最後の仕上げ。
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でき上がりはこんな形です。
 
朱夏ちゃんといっしょに釜入れ。
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1~2分ののち、焼けたかな?
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OK、焼けたよ!
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焼き上がりに仕上げをします。
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出きた特製ピッツァを前に、朱夏ちゃんとガエターノさん。
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ガエターノさん、朱夏ちゃんの笑顔に大喜び!
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今度は、ダルセーニョのサービススタッフ、ダビデさん(右)と
朱夏ちゃんのお母さん(左)。
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最後にピッツァ釜の前で「アイ・ピース」をする朱夏ちゃん。
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おじさんの顔? 
RIMG2351 - コピー.JPG
 
お母さんに抱っこされて「おいしい!」。
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その後、ナポリの名店・マットッツィのパオロさんも、
生地を頭上で回す技を見せてくれました。
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女優のソフィア・ローレンより美人の(パオロさん談)婚約者も
ごいっしょしていました。
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大人たちが誰一人、つくってといえなかったのに、
小さな子どものひと言で実現した、巨匠のつくるピッツァ。
 
それ自体は、小さな一枚でしたが、
朱夏ちゃんや、お店のダルセーニョさん、
そして日本人の夢もふくらませ、
大きなドラマになってゆくように感じました。
 
これからも、ダルセーニョさんで、心が通うピッツァづくりや、
ナポリピッツァと道産食材のコラボにも期待しています。
 
最後に、札幌のあと、
恵庭のチェルボさんでも食事会を催して頂いた
「真のナポリピッツァ協会」幹部のみなさま、
そして、日本支部・副支部長の渡辺さん、
ご来道ありがとうございました。
 
今回、お店のオープンで来れなかった
協会日本支部長の西川さん、
ぜひ、またいらしてください。
 
わたくしたち道民も、
北海道の2店が繁盛するよう応援してゆきます。
 
お店を紹介いたします。
 
ガエターノさんのお店、
ダ・ガエターノ (イタリア・イスキア島)は、
http://www.pizzadagaetano.it/
 
こちらは、日本支部長・西川さんの
ご繁盛している兵庫県赤穂市のお店、「さくらぐみ」
からリンクさせて頂きました。(海の見えるすばらしい店だそうです)
http://www.vera-pizza-sakuragumi.co.jp/index.html
 
パオロさんのお店(ナポリ)、マットッツィは、
http://www.mattozzi.it/old/ 
 
渡辺さんが総料理長(東京)のおしゃれなお店、パルテノペhttp://www.partenope.jp/top/index.html
 
札幌初の認証店、ダルセーニョ(東区)、http://www.ristorante-dalsegno.com/
 
北海道初の認証店、チェルボ(恵庭市)、http://www15.ocn.ne.jp/~cervo/11.html
 
以上もぜひ、ご覧ください。
 
では、北海道のみなさま、これからは、
「真のナポリピッツァ」お楽しみください!

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2010/05/30 20:18札幌コメント(6)


コメント一覧

byモモンガ

巨匠もお子さんにはタジタジ・・・
「真のナポリピッツァ協会」の認証って、凄い事なんですね。
お店のメニューを拝見しました。星の沢山付いたレストランは高くて行けませんが、認証店のピザが宅配ピザより安く食べられるなんて、札幌に行ったら是非伺いたいと思います。

今日のブログも美味しい物囲んで、皆さん楽しそう~

2010/05/30 22:52

byシェフ貫田

モモンガさん、
そうです、特にかわいいお嬢さんでしたので・・・。

この認証は、たいへんなんですよ。恵庭市の審査の際は、
予備審査と本審査に立ち会いましたので、よくわかります。
ぜひ、札幌のダルセーニョさんは、お訪ねください。

イタリアの方は、ほんとうに明るかったです。

2010/05/30 23:01

byさゆっぽ

こんにちは~
すっごい良いお話ですね、子供って正直だから・・(笑)
イタリアは20年前に行きました。ナポリではなく、フィレンツェとローマだったのですが、パスタもピッツァもとっても美味しかったし、イケメンぞろいで陽気な人達の記憶があります・・・・
ナポリピッツァ食べたいので、札幌に行った時は是非伺いたいと思います。

2010/05/31 10:55

byすうやん

これは、朱夏ちゃんも嬉しかったでしょうね~♪(*^-^*)

2010/05/31 18:31

byシェフ貫田

さゆっぽさん、
この朱夏ちゃんは、しっかりしていましたよ。
イタリアに行ったことがあるのですね、すごいな。
私はまだ行っていないので、彼らの店を訪ねたいと思っています。
陽気な人が多くて、ふつうでもイケメンに見えてくるようですね。
ダルセーニョは、イタリア人もいるので、ぜひ、ボンジョルノ!で。

2010/06/01 19:46

byシェフ貫田

この子は、喜んでいましたし、将来、楽しみです!

2010/06/01 19:56




シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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