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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2010/05/29[この記事のエリア] 札幌
札幌初のナポリピッツァ認証店
みなさま、うまうまニュースです!
札幌で初めて、ナポリピッツァが食べられるようになります。 
 
RIMG2312ピッツァ.JPG
 
ナポリピッツァは、ピザではなく、ナポリ風にピッツァと発音し、
真のナポリピッツァ協会の定める
 
○6つの基準を満たし、
  (薪釜で焼く、縁がふくらんでいるなど) 
○本部から認定される
 
   と「真のナポリピッツァ」と名乗れるのです。
 (詳しくは協会HP http://verapizzanapoletana.jp/index.html
 
恵庭市のピッツェリア チェルボに続いて、
北海道で2番目に認証を受けるのは、
札幌市のリストランテ ダルセーニョ です。
 
RIMG2283入口.JPG
 (写真は、お店の入り口。左にはピッツァ釜の薪が並べられている。
 
オーナーの鈴木淳司さん(51歳・札幌市出身)は、
協会の名に恥じないよう、
これまで以上にピッツァの味を平均化させたい、と話します。
RIMG2303鈴木さん.JPG
(オーナー鈴木氏)
 
先日、前祝いの食事会がありましたので、
こっそり、お知らせいたします。
イタリアや東京から協会役員が来札されましたが、
明るく食事を楽しむイタリアのみなさん、とてもすてきでした。
 
協会会長代行(次期会長)のマッシモ氏、
マーケティング・ディレクターのステファーノ氏、
技術審査員のガエターノ氏、
ナポリの名店・マットツィのパオロ氏、
日本副支部長・渡辺陽一氏ほかです。
RIMG2364.JPG
(右から、パオロ氏、次期会長・マッシモ氏、貫田シェフ、ガエターノ氏、
 パオロ氏のフィアンセ、日本支部・渡辺氏、協会本部・ステファーノ氏)
 
RIMG2311協会役員とシェフ.JPG
(右から、次期会長・マッシモ氏、技術審査員・ガエターノ氏、貫田シェフ)
 
RIMG2305渡辺氏.JPG
(左が鈴木オーナー、右は日本支部副支部長・渡辺陽一氏、
 長くイタリアで修業し、東京のレストラン、パルテノペ総料理長。
 お店の紹介は、こちら→http://www.partenope.jp/about_contact/about_us.htm
 30年前、貫田シェフと調理師学校の同期生でした。
 
 
RIMG2356.JPG
(ナポリの名店・マットッツィのパオロ氏)
 
RIMG2314.JPG
(右から、協会次期会長のマッシモ氏、マーケティング・ディレクター・ステファーノ氏)
 
食事会は、前菜から、
イタリアの生ハムや道産食材を使った10品ほどで始まり、
魚や肉の料理とデザートなど、
力の入ったすばらしい料理を味わいました。
 
RIMG2291前菜.JPG
(生ハム、サラーミ、モッツアレラチーズ)
 
 
RIMG2294前菜.JPG
        (モッツアレラとトマトのカプレーゼ、毛ガニのアンディーブのせ)
 
注目のピッツァも大好評でした。
 
食事の始まる前、厨房では、ピッツァイヨーロ(ピッツァ職人)の
吉田健吾さん(27歳・釧路市出身)が、
「昨年11月の試験以来の緊張」だといいます。
RIMG2285職人.JPG
 
世界一のピッツァ専門家が集まる食事会をとりしきるのですから、
焼き釜の温度調整をはじめ、
たいへんな神経の使いようだと思いました。
これからも、吉田さんの腕とお店の繁盛に期待しています。
 
RIMG2368ガエターノさん他.JPG
世界一のナポリピッツァ指導員ガエターノ氏(中)と
オーナー鈴木氏(左)、ピッツァ職人・吉田氏(右) 
 
 
 うまうま料理店は
 リストランテ ダルセーニョ です。
 
RIMG2257外観.JPG
こちらのお薦めメニューは、なんといっても、ピッツァ。
好みのピッツァをおいしく食べるために
前菜などを選んでみてはいかがでしょうか。
ワインも赤のよいものがグラスで置いています。
イタリア人が2人もいるサービススタッフは、
明るくて親切なので、なんでも相談してみてください。
 
今日の料理は、
 ナポリピッツアです。
 おすすめは、水牛のモッツアレラチーズやトマトを使った
「ピッツァD.O.C.」(¥2100)です。
メニューにはありませんが、
具材をのせずに焼いたものは、生地のよさを充分感じさせてくれて、
パンのかわりに食べることもできます。
お店のピッツァ・メニューはこちら↓
http://www.ristorante-dalsegno.com/lista/lista_pizza.html
 
 お店の情報は
店名 南イタリア料理 リストランテ ダルセーニョ
住所 札幌市東区北22条東1丁目1-1
電話 011-722-1808
営業 ランチ11:30~14:30(ラストオーダー)
    ディナー17:30~21:30(ラストオーダー)
休日 年中無休、駐車場22台
HP   http://www.ristorante-dalsegno.com/
 
RIMG2288雰囲気.JPG
(2階席からの夜景)
 
北海道でもナポリ系の薄くて縁のある、おいしいピッツァのお店が
増えてきました。
その基準となるお店が札幌にできたことで、
ピッツァ・ファンの舌の感度もますます向上することでしょう。
 
それでは、みなさん、チャオ!ダルセーニョでお会いしましょう!

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2010/05/29 19:52札幌コメント(6)


コメント一覧

byharemi

美味しそうですねぇ・・・。
貫田シェフも気持ちよさげな
ほろ酔い顔ですね。
ダルセーニョさん行ってみたいです。

2010/05/30 20:25

byシェフ貫田

haremiさん、
特別メニューとはいえ、ほんとうにおいしく楽しかったです。
片言のイタリア語で話しができて、テンション上がりました!
ダルセーニョさんのご予約は、ぜひ、シェフからの紹介とお伝えくださいね。

2010/05/30 22:42

byカブタン

ダルセーニョの鈴木さんは高校の先輩なので、私たちの同窓会でよくこちらを使います。
おいしいんですよね~。
そのお店が札幌で初めての認定だなんて、ステキです☆

うれしいです~♪

2010/05/31 01:37

byシェフ貫田

カブタン、
前から聞いていたので、カブタン知ってますかって聞いたら、
う~ん、よくわからないとのことで、ちょこっとがっかりしてました。
でも、今はおしゃれで、札幌の最先端のお店のひとつです!

2010/06/01 19:48

byモモンガ

土曜日、誕生祝いのランチに行って来ました。
姫モモンガがとっても喜んでくれました~!
ピッツァ2枚では飽きると思い、ピッツァとパスタのセットを注文しましが、帰り際に「あれならピッツァ2枚にすれば良かったね。」と二人の意見が一致。
いつか再び訪れると思います。
鈴木オーナーにお会いしたらよろしくお伝えください。
(ブログ記事書きました)

2010/09/21 18:19

byモモンガさん ←シェフ貫田

モモンガさん、奥さまに喜んで頂けたようで、うれしいです!
そうですね、2人なら2枚は食べられますね。
鈴木オーナーにもお話しておきます!
ありがとうございました。

2010/09/21 21:17




シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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