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シェフ貫田の北海道・うまうま大辞典

北海道のおいしい食べものや熱心な生産者を紹介する旅日記



2010/04/23[この記事のエリア] 札幌
コラーゲンたっぷり、天然ウナギ!
 ~お肌のうるおいにはうってつけ!?~
 
RIMG1595ひと口アップ.JPG
 
今回は、道産食材ではありませんが、
おいしいお店の紹介です。
 
おいしいうなぎ屋さんが多い札幌。
でも、ふだんから天然ウナギを食べられる店は
ほとんどありません。
その貴重な天然物をおく店が、
札幌市北区にあります。
 
蒲焼きにしてうな重で食べると、味が透き通って
よい香りが漂い、皮がねっとりとして、
口の中が粘るくらいのゼラチン質です。
そのおいしさからは、命の尊ささえ感じるほど。
 
高級ですが、行く価値があります。
 
flair うまうま料理店は
 
shine「札幌のうなぎや」 です。
RIMG157親方縦.JPG
 
店主の木村一秋さん(50歳・広島県出身)は、
天然ウナギを扱って10年。
天然だからどこ産でもいい、
というわけではありません。
 
自分で食べてみておいしいという産地、
今は九州から、
針を仕掛けて釣ったものを取り寄せています。
 
現在の店で5年、名店からのれん分けとなった
二葉北店のときから、
試行錯誤して天然物を提供し続けてきました。
(写真は太い天然ウナギを手にする木村さん)
 
今日の料理は、
restaurantうな重 notes です。
 
 私は、丼物が不得意ですが、
ウナギだけは、丼やお重ものが好きです。
というのも最後までウナギが冷めないから。
 
店の器もよく、天然うな重は、
輪島塗の重箱入りで、なんと現地まで行って
24金製を特注したそうです。
 
RIMG1583全体.JPG
 
RIMG159輪島塗.JPG
 
(写真上は天然うな重、写真下・ふたはライラックとスズラン)
 
happy01 体によいこと
疲れたときに食べると元気になって、
仕事も進みます。
食べ始めてしばらくすると、
目がパチッとして視力が回復するよう。
神経を遣う人、パソコンをする人の
ごほうび食」におすすめで、
年に一度のお肌の栄養にも、うってつけです。
 
rvcar 近隣のお店探訪
 この周辺には、おしゃれな人気店の
鮨一(すしかず)さんや、
複雑な辛みが得意の
中国料理店・侑膳(ゆうぜん)さんがあります。
 
birthday 店のメニューは
 天然ウナギの「天然うな重」5200円、
養殖ものは、「うな重」2200円~。
 
住所 札幌市北区北27条西16丁目4-10
    JR学園都市線新川駅から徒歩3分
電話 011-726-0355
営業11:30~21:00(LO20:30) 定休日・月曜
 
RIMG1516店.JPG
 
RIMG1601対談.JPG
 
(写真上は、店舗。下の対談写真は、左が木村さん、右がシェフ)
 
次の食材は、日高のアスパラガスを
予定していましたが、
出荷のつごうでしばらく先になります。
すみませんがもう少しお待ちください。

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2010/04/23 15:40札幌コメント(8)


コメント一覧

byharemi

私はO型だから、丼ものは苦手?

・・・かと思うけど、

うなぎは好きです。
A型混ざりだからでしょうか?

もっともっと血液型と食べ物のお話
聞いてみたいなぁ・・・。
血液型で食べ方とかも色々ありますか?

それにしても
元気なうなぎですね。

2010/04/23 20:35

byシェフ貫田

haremiさん、O型の人は丼ものが苦手の人が多いですよ。
うなぎ自体が好きなのは、O型ですが、
うな丼・うな重はA型の好みです。

O型は、肉(赤身)魚を中心に野菜は同量摂取がいいようです。
食事時間は、12時など、時刻ではなく、
空腹具合で食べるのが好きな人が多いです。

食べ物と血液型の相性は、改めてご紹介します!

2010/04/24 14:43

byモモンガ

我が家のカミさんはスーパーの鰻が食べられません。
そこで年に一度の贅沢で、札幌のウナギ専門店に行きます。
何時もは円山公園駅近くのお店を利用しますが、天然ウナギのゼラチン質に興味深々の様子・・・今年はこちらに浮気しそうです。

2010/04/25 21:46

byシェフ貫田

モモンガさんの奥様、本来の味がするものをお好きなのでしょうね。タレの好みはあるかもしれませんが、天然物は身の味が違いますよ。もし訪問の際は、ご予約を!シェフの紹介と言ってくださいね。

2010/04/26 08:44

byモモンガ

今日、母の日なので姫モモンガのお母さんを連れて行って来ました。
二人とも天然ウナギにご満悦の様子でしたよ。本当に身が厚くて、ふっくら!皮周りのアブラの匂いが気にならなかったというより、とろ~として美味しかったそうです。
モモンガは『ひつまぶし』を頂いて来ました。
天然ウナギは高いので次回は食べられないと思いますが、また機会があればうな重を食べに行きたいと思います。
美味しい店を紹介して下さって有難うございました。

2010/05/09 23:09

byシェフ貫田

モモンガさん、
母の日の大切な日にご利用いただいて、ありがとうございます。
天然ウナギは、臭みのない、すっきりした味が身上だと思います。
お役に立てて、とてもうれしいです。

2010/05/10 12:10

byすうやん

僕はうなぎが昔から苦手なんです。

たぶん、子供の頃に小骨が喉に刺さったかなんかしたんだろうなぁ。

でも、絶対に美味しいのはわかってるので、
いつか食べられるようになりたいと思ってます^^

2010/05/14 20:15

byシェフ貫田

すうやんさん、
私もふつうのうなぎは、あまり、好みではありません。
お店で生きたまま、水に入れてしばらくおいてあったり、
上質な木炭を使っている店なら
養殖ウナギでも臭みのない、おいしい蒲焼きになるようです。
体調がよくなりましたら、ぜひ、天然ウナギも
挑戦してみてください!

2010/05/15 20:33




シェフ貫田

Profile

[ 名前 ]
シェフ貫田

[ 得意ジャンル ]
料理

[ 職業 ]
フードディレクター(元シェフ)

[ 自己紹介 ]
札幌市在住で1960年生まれ。大阪の調理師学校を卒業し、札幌市内のホテルなどで修業。32歳でホテル料理長となり14年間勤めた後、早期退職して2007年、ヌキタ・ロフィスドを設立しました。現在は、講演や食に関する指導・演出をするフードディレクターとして活動中!
2008年北海道洞爺湖サミットで、ロシア政府代表団の料理指導を担当。2015年イタリア・ミラノ万博「北海道の日」で食の総合監修、農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなども務めています。著書に「北の料理人」IとII(晶文社)。
特製「コロッケde北海道」シリーズは、コープさっぽろトドックやどさんこプラザで人気です。専門は、ご当地メニュー&特産品の開発指導、食と観光を活かした地域づくりの助言、食育講習などで、「防災・ご当地グルメ」も研究中!


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