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酒とごはんと映画の日々

食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。



2012/01/29[この記事のエリア] 富良野・美瑛・トマム
大人のためのグルメリゾート。星野リゾート トマム♪<後編>

1月21日〜22日に行ってきた星野リゾート トマムのモニター宿泊レポートの後編!

ちょうどこの週末は中国の旧正月のタイミングだったので、トマムも海外からのお客様で大賑わい!

 

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たくさんのお客様で賑わうザ・タワーのロビー。やっぱリゾートには活気がないとね

 

さて後編は食&酒関連を中心としたレポートに。アイスビレッジから戻ってきて、いよいよお楽しみのディナーに。宿泊施設が点在するリゾート内にはいろんなレストランがあるんだけど、今回はザ・タワーにあるトマムトラットリア「ユックユック」で、イタリアンをいただくことに決定。

 

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黒板のおすすめは、お料理だけじゃなくって、北海道産のワインも!

 

このお店の特徴は北海道産の食材を使ったイタリアンをワインと一緒に味わえること。十勝産マッシュルームのステーキ、和寒産越冬キャベツと厚岸のアサリのアンチョビのスパゲッティーニ、新得町のエゾ鹿肉のグリル、滝川産のカモ肉のローストと黒板のおすすめを全部注文することに。どれも美味しそうなんだもん!

 

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なかなか絶妙の焼き加減のエゾ鹿肉。こりゃ、牛肉よりぜんぜんクセがないぞ!

 

特に美味しかったのが、トマムのある占冠村のお隣の新得町のエゾ鹿肉のロースト。やわらかくって、味わい深くって。欧米では鹿肉のステーキというのは牛肉よりも珍重されるご馳走なんだそうだけど、その気持がわかるような気が…。

 

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エチケットもなかなかおしゃれで、北海道のワインじゃないみたい

 

エゾ鹿肉や鴨肉に合わせたワインがこれ。はこだてわいんの最高級ラインナップ「ガルトネル」シリーズのピノ・ノワール2006年。北海道産のピノ・ノワールのワインって、ちょっと酸味が強く感じることが多いんだけど、これは適度な酸味でなかなかの旨さ。こんな道産のピノってあったんだ〜って、ちょっと感動しました♪

さて「ユックユック」での食事を終えて、部屋に戻る前にちょっと売店を覗いてみたら…道産ワインなどがなかなかの品揃え。思わすいろいろ買っちゃった!

 

 

 

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これまで1回しか飲んだことないんだけど、すごく旨かった。手に入ってウレピ〜

 

まずは池田町の十勝ワインが作るスパークリングワイン「ブルーム」。あのシャンパンと同じ「瓶内2次発酵」っていう手間のかかる作り方をしている道内唯一のワインなのだ!数年前までは本当に生産量が少なくて幻のワインだったんだけど、最近は生産本数もずいぶん増えてきているみたい。でも札幌ではなかなか見かけないよね。もちろん、即買い!

 

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こういうお酒をもっと出してくれるとうれしいね〜

 

お次も十勝ワイン。実はここはワインだけじゃなくブランデーも作っていて(原料はどっちもブドウだもんね)、それがまた美味しいんだわ!そのブランデーを使って作った梅酒なんだから、まあ間違いなく旨いでしょう(まだ飲んでない…w)。

 

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大吟醸らしく華やかで、なおかつどっしりシッカリ感もあって、存在感ばっちり

 

アイスビレッジのBARでカクテルのベースになっていた大吟醸「一夜雫」は、小さい瓶をゲットして早速部屋で飲んでみたりして。ふわっと吟醸香がまずあがってきて、それだけでもう銘酒の貫禄十分。大変美味しいお酒でした〜。

トマムでの食の楽しみはまだまだ。翌朝の朝食はザ・タワーの和食バイキング「三角(みかく)」へ。普通のホテルの朝食バイキングよりもメニューが豊富なのにまず満足。で、ここの朝の名物がコレ!

 

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サーモンが口の中でとろけるよう!朝からこんなの喰っていいのかねぇ…。

 

ずばり「お茶漬け」。でメインの具が「づけ」になっているサーモンのお刺身。そこにみつばや海苔などお好みのトッピングを加えて、自分だけの一杯を味わえるって寸法。なんか贅沢だねぇ。前日飲み過ぎてる時には、特にいいかも。

この日は朝から4年ぶりのスキーを堪能。コースが15本と豊富で、いろいろと移動して滑っているだけで、時間があっという間に過ぎていく感じ。

 

 

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スキー場から麓を一望。晴れてればもっときれいなんだろうけど…

 

あんまり無理をしちゃだめなので(笑)、スキーは3時間ぐらいで切り上げて、ゆっくりランチをすることに。で、選んだのはガレリア・タワーに入っている新中国料理「堺 SAKAI」さん。札幌では全日空ホテルの中華として有名だけど、なかなか行く機会がなくて…。頼んだのは、春節の特別ランチセット2100円。

 

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こんな感じのお料理が、大皿じゃなくって銘々に出てくるのが「堺流」。どれも素材の味がしっかりと感じられる上品な味付けで、ホッとするような感じ。これ以外にも前菜やスープ、チャーハンやデザートがついてこのお値段はお値打ちだったね。(「堺」のランチ営業は期間限定かもしれないので、要確認を!)

 

美味しいものを食べて、美味しい道産のお酒を飲んで、おみやげにもお酒を買って、スキーとかアクティビティや体験も楽しんで…と満足度100%の大人の休日を過ごすことができた!今度はグループでわいわいしに行こうかな。

 

 

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★★★

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2012/01/29 18:31富良野・美瑛・トマム



田中勲

Profile

[ 名前 ]
田中勲

[ 得意ジャンル ]
グルメ

[ 職業 ]
エディター兼ライター兼出版社経営

[ 自己紹介 ]
大学時代。隣のヤツが常に転がり込むほど、自炊好きで名を馳せる。サラリーマン独身時代。電気コンロ一個のワンルームマンションでも料理。それをネタに女の子を部屋に呼び込む(たいてい不成功)。サラリーマン既婚時代。DINKSを良いことに、毎晩外食で収入を使い果たす。独立時代。自宅をオフィスにしたため3食自分で作ることもしばしば。たまにはkartan's bar(kartanはあだ名)と称して、ホームパーティを開催…てなことをしているうちに、choi-plus[ちょいぷら]という、普段の食生活を楽しくするための「食のエンタテインメントマガジン」をはじめる。また仕事には全然関係なく、豊平のコミュニティFM・FMアップルの映画紹介を担当。業務試写で年間100本程度の映画を鑑賞、ブログに紹介を書き続けて、早5年以上!


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