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酒とごはんと映画の日々

食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。



2010/12/27[この記事のエリア] 札幌
一生懸命な少年たちがとってもキュートな女子向け映画!

そろそろお正月休みって人も多い時期。

シネコンで大作映画もいいけれど、小品ながらもキラっと光っているこの「リトル・ランボーズ」もオススメ。

1980年代のイギリスの郊外が舞台。厳格な戒律の教会を信じる母子家庭に育った11歳のウィルは、映画もテレビも禁止。知り合った不良少年のリー・カーターのところであのスタローンの「ランボー」を観てすっかり夢中に!でもって、ふたりして、ランボーにインスパイアされた自主映画を作り始めて…ってストーリー。

main.JPG

 

ⓒHammer&Tongs,Celluloid Dream,Arte France,Network Movie,Reason Pictures

 
特に前半。
 
2人の少年のバックグラウンドの説明があって、さらにふとしたキッカケから仲良くなっていくところなんか、既視感バリバリ。なんか観たことある感じ。ほら、昔からイギリスものの、少年たちが活躍する映画って結構あるじゃない。まったくもって、その流れ。
 
 
それが徐々に変わってくるのは中盤以降。
スポーツとかいたずらならあったけど、自主映画を作るって話は初めて。しかも真似をするというか、手本にするのは映画「ランボー」。まあ、かわいいったら、ありゃしない!
 
この2人にフランスからの交換留学生がかららんで、結局友情にひびが入っちゃうんだけど、さて最後はどうなるのか…ってお話。
 
主人公にはお母さんしかいないんだけど、不良少年の方も片親で、しかも留守がちなもんで、お兄さんべったり。でもこの兄貴がまた弟につらくあたっていたりして…と家庭環境的にはちょっとシリアスなんだけど、作品全体は明るくって、ちりばめられたギャグも効果的なんだよね。
 
そして最後のハッピーエンディングを迎える流れも、けっこう素敵!(オレは気に入った!)
 
ふらっと観たら、掘り出しもの発見!って気分になるよ、きっと。
 
『リトル・ランボーズ』
2010年秋、シネクイントほか全国ロードショー配給/スタイルジャム
12月25日からシアターキノで公開中。
 
●●●●
 
お休みで時間のある時には、名店レシピの料理などいかが?食マガジンchoi-plus[ちょいぷら]冬号に出てるイタリア料理オリゾンテの「漁師風トマト煮」のレシピ、けっこう簡単なのにかなり旨かった….。http://www.choi-plus.com

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2010/12/27 17:29札幌



田中勲

Profile

[ 名前 ]
田中勲

[ 得意ジャンル ]
グルメ

[ 職業 ]
エディター兼ライター兼出版社経営

[ 自己紹介 ]
大学時代。隣のヤツが常に転がり込むほど、自炊好きで名を馳せる。サラリーマン独身時代。電気コンロ一個のワンルームマンションでも料理。それをネタに女の子を部屋に呼び込む(たいてい不成功)。サラリーマン既婚時代。DINKSを良いことに、毎晩外食で収入を使い果たす。独立時代。自宅をオフィスにしたため3食自分で作ることもしばしば。たまにはkartan's bar(kartanはあだ名)と称して、ホームパーティを開催…てなことをしているうちに、choi-plus[ちょいぷら]という、普段の食生活を楽しくするための「食のエンタテインメントマガジン」をはじめる。また仕事には全然関係なく、豊平のコミュニティFM・FMアップルの映画紹介を担当。業務試写で年間100本程度の映画を鑑賞、ブログに紹介を書き続けて、早5年以上!


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