酒とごはんと映画の日々
食のエンタテインメントマガジン・choi-plus[ちょいぷら]発行人兼編集長の家飲み&映画試写に明け暮れる毎日を、ぱらぱらと綴る。
- 2010/05/22[この記事のエリア] 札幌
- 5月22日公開の女子向け映画はガール度100%!
これぞまさしく女子向け映画の決定版っていうのが、この「ローラーガールズ・ダイアリー」。
主人公は17歳の田舎町に住む平凡な女の子。近くの街で開催されているローラーゲームのプロリーグの試合を見て一目惚れ。年齢を詐称して弱小チームに選手として入団して…っていう、恋あり友情あり親子の絆ありの青春ストーリー。
「E.T.」の子役から今では「チャーリーズ・エンジェル」になっちまった女優のドリュー・バリモアが監督なので、いろんなところでガールっぽさが炸裂してるのだ!
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ローラーゲームっていうのは、昔日本でもテレビで「日米対抗ローラーゲーム」なんてやってたけど、ローラースケートで2チームが争う競技。まだアメリカだと地方都市でこんな風に残ってるんだな。
映画としちゃあ、よくある青春ストーリーっていえばそうなんだけど、その分安心して楽しめる、フツーの女の子の成長物語。
好きな男の子との特に何をするわけでもないようなデートシーンとか、いろんなとこに、監督のドリュー・バリモアの「ガール」感覚は反映されていて、それはそれは、カワイイ!って感じ。
さらにカワイイのは、主人公のブリスを演じるエレン・ペイジ。今回の役は、話題となった映画「JUNO」の時の「ちょっと変人っぽさ」など微塵もないごくごく普通の女の子。となると、ホントに表情から動きまで、すべてカワイイ!きっと女子が観ても、そう思うはず。
ローラーゲームのシーンもなかなかの迫力、ドリュー自身も変にワイルドな選手のひとりで出演してたりして、彼女が作りたいものはしっかりできたんじゃない!っていう出来。
笑って、ちょっと泣いて、けっこう楽しめる作品だな。デートよりは、女の子同士での鑑賞がオススメだ!
5月22日(土)から、ディノスシネマズ札幌劇場にて公開。
2010/05/22 09:57札幌